2007年10月

2007年10月
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貴州料理
貴州菜(gui4zhou1cai4)
【データ】とき:10月7日/ところ:天津・干鍋香/ねだん:おごりだったので、?

これは鍋一杯の天津河蟹をたらふく食べた翌日のお昼ご飯。

ちょっと日付が前後しているのは、
一応旬があるからと蟹のエントリーだけ順番をすっとばして書いたからなのだった。

二日目の午前中は天津博物館で法門寺地下宮殿の宝物を見学し、
ほんのちょっと「芸術の秋」にシフトしてみたものの、
やはり私は断然「食欲の秋」派。
メインのイベントはあくまでも食だ。

この日のお昼は、河蟹の時にもお世話になった皆さんがお店を手配してくださっていた。

「今日のお昼は貴州料理よッ!」
天津博物館まで迎えに来てくれたLさんが高らかに宣言。
Lさんが運転するパジェロで連れて行ってもらった先は、大理道にある干鍋香だ。

P1060741.jpg


洋館を改装した雰囲気のあるお店だ。

ギシギシときしむ味わいのある木製階段を上っていくと、
そこには前日の晩にともに蟹と格闘した面々が揃っていた。

まずは白酒で乾杯。

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うっ、キッツーッ。
飲むなりガツンとパンチを食らう。
この白酒はさすがの私もパス・・・
酒杯はかわいいんだけどね。

お料理のチョイスは地元天津っ子のみなさんにお任せ。
何度も通っているらしく、「点菜(dian3cai4)=料理の注文」も慣れたものだ。

まずやって来たのは前菜四品。

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(上左:豚肉の香菜ロール/上右:ワラビの粉で作った麺の和えもの
 下左:薄切りウオスンの和えもの/下右:落花生と辛い漬け物の和えもの)

例によって中国語のメニュー名は不明。

ウオスンをピーラーで縦にぴゃーっと剥いたのが面白かった。
もともとシャキシャキした歯触りが身上の野菜だが、縦に剥くといっそう歯ごたえアップ。

ここからいきなり本番突入。
お肉料理のオンパレードだ。

ベーコンとセロリの炒めもの/ベーコンとピーマンの炒めもの
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ロバ肉の鍋炒め
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皆さんオススメの一品。
香菜やローリエがたっぷり入っている。

ロバ肉って、意外とやわらかくて美味しい肉だったのだなあ。

センマイのホットスープ煮込み
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「ayazi、ここに来たらこれを食べないと!」
しきりに勧められるところを見ると、これもマストアイテムらしい。

うん、確かにセンマイが新鮮でコリコリ。
白く毛羽立ったようなトゲトゲと赤いスープのコントラストが鮮烈。
(でも暗くて写真では伝わらない・・・無念)

センマイスープに向き合っている間に、なんだかでっかいお皿が運ばれてきた。

ガチョウの頭の醤油煮込み
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羊肉のスペアリブか何かだと思ったら、なんとガチョウの頭!
ホイルで持ちやすいように巻かれているのは、
・・・そう、くちばしである。

甘すぎず、しょっぱすぎずの煮汁がよくしみて美味。
こってりと舌にまとわりつくような脳みそが出色。

それにしても、「脳みそが出色」とか書いてる私。
思えば遠くに来たもんだ・・・

ここまで来て、ちょっと毛色の変わった料理が二つ。

臭豆腐とベーコンの炒めもの/お肉入りの雑穀餅
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炒めた臭豆腐は初めて食べた。
あんまり臭くないので、苦手な人もこれならいけるかも。

粟なのか、稗なのか、黍なのか、ちゃんと聞かなかったけど、
この雑穀餅が面白かった。
肉が入っているっていうのも意外。

「ちょっと重たいものが続くなあ・・・」
と思っていたら、お野菜ものがトントンと続く。

空豆と芥蘭菜の炒めもの/インゲン豆の橄欖菜炒め
P1060732.jpgP1060735.jpg


テーブルのあちこちから途端に箸が伸びてくる。
どうやらみなさんも肉モードにちょっと飽きが来ていたようだ。

この食卓のトーンの変化が面白い。
一つの食卓を演出しがいがあるってもんだ。

そしてメインもメインの酸湯魚。
P1060736.jpgP1060738.jpg


ニンニクをたっぷり利かせた胡麻風味のたれにつけて食べるんだそうだ。
この日の魚は江団。
漁獲量が少ない稀少魚だそうで、よってお高い。
一度水煮魚で食べたことがあるが、
むちむちした食感と淡泊な味が共存する不思議なお魚だ。

この日はちょっと泥臭さが気になった。
だからこそニンニクどっさりのたれが必要なのか。

食卓はようやく終幕へと向かう。
主食である。

里芋ペースト(胡桃などナッツ入り)/雑穀ペースト(ベーコンが入っていたような?)
P1060737.jpgP1060740.jpg


これが主食のカテゴリーに入るってとこが、中華ワンダーワールドだよな。
しかも雑穀ペーストなんて、ほんのり甘いのだ。

正直なところ、主食としてこのでっかいプリンみたいなのが出てきた時は、
「これはパスだな。一口食べてお茶を濁そう。」
と軽く心に決めた。

ところが、一口食べたら、お茶を濁すどころか止まらなくなってしまった。

特に里芋ペーストが思いがけず美味い。
とろんとまとわりつくような粘りけとまろやかさ。
そこに異物として混ざっている胡桃や松の実などナッツの硬さ。
中華って、こういう異質な歯ごたえを一つの料理の中に盛り込むのが本当に上手だ。

この日は怒濤のように押し寄せてくる料理を
ひっしはっしと受け止めるので精一杯だったのが悔やまれる。
もう一度自分でメニューを見ながらじっくりオーダーして味わいたいものだ。


■お店情報
天津・干鍋香
天津市和平区大理道8号(新華路近く)
022-2332-1889


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ブロッコリーの茎と杏仁の和えもの
脆口根(杏仁)(cui4kou3gen1(xing4ren2))
P1050311.jpg

【データ】とき:7月22日/ところ:麦子店・宝源餃子屋/ねだん:10元

ちょっと前のことになるけれど、
宝源餃子屋メニューを繰っていて
見慣れない野菜を使った前菜が目についた。

名前は脆口根。

「脆(cui4)=歯触りがいい、サクッ、シャキッとしている」な
「口感(kougan3)=口当たり」の
「根(gen1)=根っこ」?

「これ何ですか?」
と聞いてみたら、
「西蘭花(xi1lan2hua1)」
だという。

なんと、ブロッコリーの茎だったのだ。

自分でブロッコリーをゆでる時に、
「茎もったいないし・・・」
と思って皮をむいて一緒に入れちゃうことはあるけど、
こんな風にきちんとメニューになっているのは初めてだ。

しかも輪切りってとこが斬新な発想。
さらに杏仁と一緒に和えたところがまた憎い。

ブロッコリーの茎のシャキシャキした歯触りとあっさりとした味と、
滋味のある栄養ミルクが凝縮したかのような杏仁のクセの取り合わせ。

他のお店では見かけないこの前菜。
宝源餃子屋に行ったら、試してみて!


■お店情報
宝源餃子屋
朝陽区麦子店街6号
010-6507-4538


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具だくさんの酸っぱいスープ
酸湯鍋(suan1tang1guo1)
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【データ】とき:10月6日/ところ:麦子店・宝源餃子屋/ねだん:18元

近所の餃子屋、宝源餃子屋に行くと、結構な確率で頼んでしまう鍋仕立てのスープ。

ちょっぴり辛みをきかせた酸っぱいスープだ。

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酸っぱいお味担当は、
酸菜(suan1cai4=青菜の漬け物)と酸豆角(suan1dou4jiao3=ササゲの漬け物)。
そこに、蒟蒻の細切り、ちょっぴり太めの中国春雨、豆もやし、細葱・・・・・・
こんなん入ってたかーッ!というくらい、具がたっぷりだ。

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▼旧ブログの関連記事:
酸湯鍋でポンポコリン

ayaziのオススメは、
このスープに餃子を入れてオリジナルのスープ餃子にして食べること。

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餃子はシンプルな猪肉白菜(豚肉×白菜)がよろしい。

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湯気が渦を巻いてたちのぼる。
ほっほーッ。

思わず『ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間』で
ビルボとガンダルフがパイプをくゆらせているシーンを思い浮かべてしまったよ。
オールドトビーのパイプ草ね。

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ここの猪肉白菜は、白菜のシャキシャキがきちんと残っていていつも感心する。

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これを酸っぱ辛いスープに入れて、スープとからめながら食べるのだ。

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肉汁の旨味とスープの旨味のミックス汁をちゅちゅっと吸い込む。
これ、はまります。


■お店情報
宝源餃子屋
朝陽区麦子店街6号
010-6507-4538


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承徳までわざわざ行った真の目的、
それは「関口知宏の中国鉄道大紀行」の生中継現場に行くことだった。

ミーハーです。
追星族(zhui1xing1zu2)です。
(↑中国語で「追っかけ」)
ええ、なんとでも言ってください。

毎週日曜恒例のお昼の生中継、9月30日は承徳からという情報をつかんだ私。
承徳へは北京から長距離バスで4時間。
たまたま承徳には行ったことがなかったのと、
「そういうことなら一緒に行ってもいいよ」
と言ってくれた友人がいたので、
「これもいい機会かな、観光がてら行ってみてもいいかな」
と腰を上げてみたのだった。

ところが、つかんでいたのは
「9月30日は承徳、清朝の庭園から中継」という情報だけ。
避暑山荘だということは分かるけど、
広い敷地の中のどこで中継をするかは不明。

「避暑山荘って言っても広いからなあ・・・」
と友人はあきれ顔だ。

仕方がないので、
「会えなくてもともと・・・」
と半ば覚悟をして午前中を避暑山荘の観光にあてた。

遊覧バスでジェットコースター(結構険しいんだ、山道が)気分を満喫し、
P1060507.jpgP1060504.jpg


小ポタラ宮を望み、
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城壁でこんなして飛び跳ねてみたり、
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皇帝がムリムリ作った江南の風景を
「それにしても強引なことしたねー」とため息つきながら歩いたり、
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・・・してはいるものの、気はそぞろ。

ぶらぶらと湖畔を散策してゆったり気分を装いながらも、
目はあちらへこちらへとせわしなく動かしていたら・・・

見つけちゃったよ、「NHK」のステッカーの貼ってある中継用カメラ。
ケーブルを辿っていくと、そこには貸し切りの舟が一艘。

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ちょうど中継中であった。

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トイレ座りで娘の晴れ舞台をみつめるご夫婦の傍らで
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(二胡を引いてた女の子のご両親だったんだって)中継が終わるのを待つ。

そして船から下りてきた関口さんに・・・

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接近する私。

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差し入れのドリップコーヒー(1杯ずつのやつ)とほうじ茶のティーバッグと
実家で漬けた梅干しをお渡ししたら、
(おみやげまで持っていった私・・・バカ)
「やったーっ!」
と大喜びしてくださった。

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さらには持参した中国の鉄道に関する本にサインもしてもらい、
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大喜びなのはむしろ私のほう。

(サインをいただいた本は、『記憶火車』という鉄道本。
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鉄道専門の女性写真家、趙[女尼][女那]さんが
鉄道に対する愛情と思い入れをこめて撮った写真がたくさん載っている。

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ページを繰るたびに鉄道に対する彼女のあたたかな視線が感じられ、
そして旅に対する憧れのつのる、とても味わい深い一冊。)

で、生関口さんはどうだったかって?
テレビのまんまの、力の抜けた自然体の方だった。
ポテポテ歩きもあのまんま。

まだまだ続く長旅、どうぞお気をつけて!

▼承徳で食べたものはこちらからどうぞ。
【承徳・大清花餃子城】大清花餃子
【承徳・避暑山荘前朝市】松針包子
【承徳・東坡飯庄】


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承徳の本場四川料理レストラン
承徳正宗川菜館(cheng2de2zheng4zhong1chuan1cai4guan3)
【データ】とき:9月30日/ところ:承徳・東坡飯庄/ねだん:125元

避暑山荘の観光を終えるとちょうどお昼時。
門から出てすぐのところにある東坡飯庄で昼食を摂ることにした。

このお店、一応承徳のお知り合いからも名前が挙がっていたし、
なんてったって避暑山荘から近いのだ。

藤椒鶏(teng2jiao1ji1):24元

P1060567.jpg


山椒の風味の利いたちょっと甘めのつけだれが鶏肉とよく合っていた。

秘制薫肝(mi4zhi4xun1gan1):16元

P1060568.jpg


っっしょっぱいッッ!
んだけれど、お酒の肴としては優秀。

この写真ではよく見えないけど、下に揚げた落花生が隠れている。
この落花生がレバーのしょっぱさを中和。
おもわず落花生だけお代わりしてしまった。

で、「しょっぱッ」と文句を言いつつレバーもほぼ完食。

豆尖[入の下に水]丸子(dou4jian1cuan1wan2zi):28元

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[入の下に水](cuan1)は、材料を沸き立ったお湯の中に入れてさっと煮ること。
まさにお湯でさっと煮ただけのような、あっさりスープの肉団子スープ。
でも、実はお目当ては肉団子ではなくて豆尖(豌豆尖)。
エンドウ豆の穂先の部分で、お豆の香りが立ち上る葉物野菜だ。
この野菜、なぜか食べると海苔の味を感じるのは私だけだろうか・・・

豆腐干(dou4fu3gan1):16元

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メニューにはなぜか書かれていないが、ニラと干し豆腐を炒め合わせたものだ。
青々してて美味しかったのだが、あまりの豆腐の少なさに友人はご立腹。

店員を呼び寄せて
「これじゃニラばっかりだ。」だの
「メニュー写真にいつわりあり。」だの
しばらく粘ったけれど
アイラインできっちり目を囲んだおっかない顔のおばちゃん店員さんに
「これはこういうもんですから!」
と怒気を含んだ声で切り換えされあえなく退散。

承徳の女のひと、コワイヨ・・・

青瓜竹[草冠+孫]湯(qing1gua1zhu2sun3tang1):16元
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「青瓜(qing1gua1)」は胡瓜のことだろうな、きっと。
「竹[草冠+孫](zhu2sun3)」は「竹笋(zhu2sun3)=タケノコ」かと思ったら、
なんかきのこだった。
食材の名前って、地方によって結構違ってとまどう。

ほとんど味ない?というくらいあっさりー!
胡瓜は爽やかだったけど。

清湯麺(qing1tang1mian4):3元
P1060572.jpg


透き通ったスープ麺。
基本的に、北京の料理に汁麺は存在しないので、時々こういうのを食べるとなんだかうれしい。
上に乗った肉みそにしっかり醤油味がついているのが、濃い口好みの私にはポイント高し。

[月昔]肉羅卜餅(la4rou4luo2bobing3):7.5元(1個1.5元)
P1060573.jpg


ベーコン入り大根パイ。
上海で食べたのに続いてまたまた大ヒット!

P1060575.jpg


こちらのほうが平べったくしてしっかり焼き色を付けてあり、
さらに香ばしさがアップ。
カリカリした皮と中味の大根のしっとりさのコントラストが絶妙だ。

それにしても、四川眉州出身のオーナーが開いた四川料理のお店だってのに、
ぜんぜん四川料理っぽいもの頼んでないなあ。
それに名物料理だっていう東坡肘子すら食べてない。
下調べしないで行くとやっぱりだめね・・・

さて、レストランの下調べもせず承徳までやって来てしまったのには
実は深い訳があった。

その深い訳とは・・・


■お店情報
東坡飯庄
河北省承徳小南門教工中心側
0314-2106315


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松の葉包子
松針包子(song1zhen1bao1zi)
P1060462.jpg

【データ】とき:9月30日/ところ:承徳・避暑山荘前朝市/ねだん:5元くらいかな?

承徳二日目の朝は、実にいい天気。
避暑山荘の上にも、まるで龍が舞い降りたかのような筋雲がたなびいていた。

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承徳の朝ごはんは、ホテル横の朝市にて。
季節の野菜や果物が並ぶ道には、朝の活気がみなぎっている。
P1060460.jpgP1060461.jpg


朝のさわやかな空気の中にたちのぼる湯気を頼りに、朝ご飯屋さんを探す。

お、あったあった。
積み重なった蒸籠からあがる湯気。
包子だね。

見れば、看板には「松針包子(song1zhen1bao1zi)」の文字。
松の葉包子?
段ボールは入ってないけど、松の葉入りってか?

興味をそそられて、ここで朝ご飯を食べることに決定。
さっそく注文してみた。

外見は特に何も変わったところなし。
がぶりとかじってみても・・・

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普通の豚肉餡だ。

「どこが松の葉なんだろうね。」
「承徳には松の木がいっぱい生えてるからかな。」

なんてぶつぶつ言いながら、一緒に頼んだ粟粥と一緒に包子をぱくつく。

P1060463.jpg


この包子、ちょっと蒸しが足りなかったのかべちょっとしていて今ひとつ。
もっとふっくらしていないと!
ということで、一つかじったけど別の蒸籠を要求。
取りかえてもらった次の蒸籠のはまずまずのふっくら蒸し加減だった。

それにしても、こんな風に路上で食べる朝ご飯は本当に久しぶりだ。
数年前には北京にもこんな屋外の朝ご飯屋さんがたくさんあったんだけどなあ・・・

となりで手延べ麺をかっ込むおじさんたちを目の端で見ながら、
そんな思いにふけりつつ蒸籠一つの包子を食べ続ける。

そしてはっと気がついた。

「そっか!」

箸で蒸籠の上の布をぺろんとめくってみると、

P1060467.jpg


松の葉は果たしてそこにあった。

「松の葉包子」は、蒸す時に松の葉の香りをつけた包子だったという訳だ。
(最初から分かってた方もいらっしゃいました?)

「なるほどねー。」

これでようやく納得。
包子もすとんと胃の腑に落ちていった。

でもこの松葉、何度も蒸されてもはや香りづけにはなってないみたいだけどね。


■お店情報
承徳・避暑山荘前朝市


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大清花餃子
大清花餃子(da4qing1hua1jiao3zi)
P1060444.jpg

【データ】とき:9月29日/ところ:承徳・大清花餃子城/ねだん:ぜんぶで199元

10月1日から7日まで続く国慶節(guo2qing4jie2=建国記念日)の大型連休。
私は一足先に9月29日から休みに入り、なんと9日間の超大型連休となった。
これ幸いと、みんながお休みに入る前の週末を使って承徳まで出かけてみることにした。

承徳は清代に造営された避暑地、「避暑山荘」で有名な観光都市。
避暑山荘の他にも、小ポタラ宮など見所が多い。

承徳までは長距離バスで4時間ほどの道のり。
一泊二日で出かけるにはうってつけの距離だ。

日の傾きかけた頃に到着した承徳の街は、
武烈河という大河がゆったりと流れ、
それにつられてか人々もゆったりと歩いているような
小さな心地よい地方都市だった。

避暑山荘の目の前にある山荘賓館に宿をとる。
ソ連式の天井の高いクラシックな造りのホテルだ。

さて、旅行の最大の楽しみ(私にとってはね)と言えば、ご当地グルメ。
場所は避暑山荘の目と鼻の先にある大清花餃子城だ。
ここの餃子は、承徳の名物だという。

ちょうどよいことに承徳出身の知り合いが里帰り中だったので、
連絡をとって一緒に夕食のテーブルを囲むことになった。

まずはご当地白酒とビールで乾杯。

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白酒「鉄帽子王」(30元)と四海(1本6元)だ。

前菜はこの二品。

芹菜葉拌香干(qin2cai4ye4ban4xiang1gan1):8元
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セロリの葉っぱのところを刻んで薫製豆腐の細切りと和えたもの。

こちらに来てからかなりたくさんのセロリを食べたけど、
葉っぱを使った前菜はこれが初めて。
むしゃむしゃと食べて牛や虫にでもなった気分。

鹵柴鶏凍(lu3chai2ji1dong4):28元
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「柴鶏(chai2ji1)」は放し飼いの鶏。
「鹵(lu3)」は塩味で煮ることで、「凍(don4)」は煮こごりのこと。
かなり塩気の利いた骨付き鶏肉の煮こごりだ。

白菜[火屯]豆泡(bai2cai4dun4dou4pao4):12元
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白菜とサイコロ状の油揚げを炒め合わせた料理。

これ、この日の昼食のリベンジメニュー。
承徳までの長距離バス乗り場で昼食を食べた時に
白菜の黒酢炒めを頼んだのだが、
白菜がしおれすぎていて友人からダメが出ていた。

よほど長距離バス乗り場の白菜炒めが不満だったらしく、
晩ご飯にも再び白菜を注文。
「だって、東北と言えば白菜だし。」
とは友人の弁。

確かに、白菜独特の甘みがよく出て風味豊か。
今度は美味しかったよ、よかったねぇ。

風味羊排(feng1wei4yang2pai2):58元
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せっかく満州族の街に来たからにはそれらしいものを・・・と頼んだ羊肉もの。
お店の人が推薦してくれたので頼んでみた。

羊肉のスペアリブを甘辛のタレで味付けしてある。
お肉はやわらかく煮込まれていていいのだが、ちょっと甘過ぎ。

さて、大清花餃子城に来てこれを食べないわけにはいかない。
餃子である。

ここの餃子は基本的に蒸し餃子。
水餃子主体の北京とはだいぶん趣が異なる。

肉蘑猪肉餃子(rou4mo2zhu1rou4jiao3zi):12元
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キノコと豚肉の餃子。
これもまた鮮やかな緑色の皮が美しい。

中身の黒とのコントラストも面白い。

P1060441.jpg


こちらで餃子といえば、黒酢。
私は黒酢に少しだけらー椒油をたらして食べるのが好きなので
この日もそうしようとしたら・・・
「ayazi、承徳では餃子はこうして食べるんだよ。」
承徳のお知り合いが有無を言わさずあるものをドボッと入れてしまった。

P1060443.jpg


おろしにんにくである。

ぎょっとして腰がひけた私に、
「大丈夫、みんなで食べるから。」

はい。
おろしにんにく、みんなで食べれば気にならない。

西紅柿鶏蛋餃子(xi1hong2shi4chao3ji1dan4jiao3zi):5元
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皮にもトマトが練り込んであるのか?
鮮やかなオレンジの餃子。

中味はトマト×卵。
P1060450.jpg


餡がとてもジューシー。
ジューシーすぎてびゅっと口から飛び出し、ズボンにぽとっ。
旅先で油汚れは辛い・・・

清花煎餃(qing1hua1jian1jiao3):16元
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これが、このお店の名物餃子。
ハネつきの焼き餃子だ。
日本人には懐かしい味だ。

中身はニラ×えび×卵。

P1060447.jpg


これはちょっと脂っこかった。

北京での水餃子生活が長くなると、
あんなになじんだ焼き餃子を脂っこいと感じるようになってくるのか?
味覚というのも、次第に変わっていくものなのかもしれない。

ところで、私たちの目の前に陣取ったグループの中に、
肉蘑猪肉餃子の蒸篭を腰掛け椅子の上に置き、
ひとりでパクパク食べている男性がいた。

「独り占めなんて、食い意地のはった人だなあ・・・」
と自分のことは棚に置いた感想を持っていたのだが、
後になってこの話を別の中国人にしたら、
「じゃあ、周りの人は回民で、その人だけ違ったのかもね。」
と言われてハタとひざを打った。

「回民(hui2min2)」というのは、「イスラム教徒」にあたる中国語。
ご存知の通り、彼らは豚肉を口にしない。

「承徳は多民族の町だからね。」
そう言っていた知り合いの言葉が脳裏によみがえる。

清朝宮廷の避暑地として開かれてから400年。
承徳という街が歩んできた歴史を、腰掛に置かれた餃子でかいま見た夜だった。


■お店情報
大清花餃子城(山荘店)
承徳市避暑山荘向かい
0314-2108878


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醤油チャーハン
醤油炒飯(jiang4you2chao3fan4
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【データ】とき:9月23日/ところ:新源里・沸騰魚郷/ねだん:10元代(たぶん)

たまり醤油でしっかり味をつけたチャーハン。
パラリと炒めあがったご飯粒に、濃いめのたまり醤油がしみしみだ。

しっかりとしみてはいるが、それほどくどくない。
醤油がしみしみのお煎餅をそのまま炒飯にしたイメージと言えば、
このチャーハンの印象が伝わるだろうか。

ところで、私が北京に来た1997年頃には、
醤油炒飯というものは見かけなかったように思う。
そこかしこのレストランで目にするようになったのはここ5~6年のことか。

目にする回数が多いのは湖南料理や四川料理のレストラン。
このあたりの料理なのかもしれない。

薄味というにはあまりにも塩気のない味付け、
そしてべちゃっと油っぽい炒めあがりのチャーハンがほとんどという
チャーハン不作地帯の北京にあって、
このチャーハンの存在は大きい。

最初に四川料理レストランで出会ってすっかり気に入って以来、
メニューに見つけるとついつい頼みたくなってしまう。

この日も例外ではなく、水煮魚の最後の仕上げにオーダーしてみたのだが・・・
今回は残念ながらハズレ。

たまり醤油の旨味よりも油のほうが表に立ってしまって、
いつものようにガツガツ行けなかった。

ま、減肥にはそのほうがかえっていいんだけどね。


▼過去の関連記事:
【沸騰魚郷】


■お店情報
沸騰魚郷(燕莎店)
北京朝陽区新源南路甲3号
8455-2333
*昆崙飯店のはす向かいの路地を奥へ入っていくと突き当たりにあります。
 他にも春秀路本店や、賽特店など支店多数。
 でもこのお店が一番おいしいと思います。


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春雨とキャベツの炒めもの
粉絲圓白菜(fen3si1yuan2bai2cai4)
P1060419.jpg

【データ】とき:9月23日/ところ:新源里・沸騰魚郷/ねだん:10元代(たぶん)

「粉絲(fenn3si1)=春雨」と「圓白菜(yuan2bai2cai4)=キャベツ」をお醤油味で炒めた料理。
なんということはないけれど、時々頼みたくなってしまうメニューだ。

春雨の濃い茶色を見てもらえば分かると思うけれど、
結構しっかりお醤油味がついている。
お店によっては、唐辛子や山椒をピリッと利かせてあることもある。

このしっかりお醤油味で、炒めたキャベツの甘みがいっそう引き立つ。
炒めすぎずパリッと感を残しつつ、
でもしんなりとスープと油を吸い込んだキャベツが格別だ。

私は炒めたキャベツがとても好きで、
オフィスの食堂でお昼ご飯を食べる時にもよく頼む。

ただ、ベーコンやピーマンなどと甘味噌でこってり炒めた回鍋肉(hui2guo1rou4)などよりは
他のお野菜と合わせてさっぱり仕上げたもののほうが好み。
特に、「[火倉]蓮白(qing4lian2bai2)」という
キャベツとトマトを唐辛子と山椒を利かせて炒めたものが好きだ。

この「蓮白(lian2bai2)」はキャベツのことで、どうも四川のほうの言い方のようだ。
キャベツの中国語はいくつかあって、
前出の「蓮白(lian2bai2)」(又は「蓮花白(lian2hua1bai2)」、
「巻心菜(juan3in1cai4」、
そしてこのエントリーのお料理で使われている「圓白菜(yuan2bai2cai4)」。

南のほうや地方に行けば、もっといろんな呼び名があるかもしれない。

ちなみに春雨のほうだけれど、これはだいたいどこに行っても「粉絲(fen3si1)」
ところが、この「粉絲(fen3si1)」に最近新しい意味ができた。
「誰それのファン」という時の「ファン」。
「fans」の発音が、「粉絲(fen3si1)」と似ているかららしい。

ここから派生して、「●●のファン」を「●絲」と呼ぶケースもある。
例えば、中国版ブログの女王「徐静蕾(xu2jing4lei2)」のファンなら「蕾絲(lei2si1)」、
天津出身の漫才芸人「郭徳綱(guo1de2gang1)」のファンなら
「綱絲(gang1si1)」といった具合。
どちらも、発音の「蕾絲(lei2si1)」がレース(ひらひらのほうね)、
「綱絲(gang1si1)」が「「鋼絲(gang1si1)=鋼線」に通じるところがミソ。

おやおや、春雨キャベツからだいぶ話が遠くなってしまった。


▼過去の関連記事:
【沸騰魚郷】


■お店情報
沸騰魚郷(燕莎店)
北京朝陽区新源南路甲3号
8455-2333
*昆崙飯店のはす向かいの路地を奥へ入っていくと突き当たりにあります。
 他にも春秀路本店や、賽特店など支店多数。
 でもこのお店が一番おいしいと思います。


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干しカリフラワーと豚バラ肉の炒めもの
菜花干猪肉(cai4hua1gan1zhu1rou4)
P1060418.jpg

【データ】とき:9月23日/ところ:新源里・沸騰魚郷/ねだん:28元(たぶん)

干し野菜というのを初めて食べたのは郊外にあるオーガニックレストランだった。

そこは東北料理をベースにした温室レストランで、
干した茄子、胡瓜、インゲン豆などの野菜を濃い口の味付けで煮込んであった。
生の野菜とは違うギュッと旨味の凝縮した味わいと
意外な歯ごたえのよさに感激したのを覚えている。

冬場になると白菜以外の野菜がいっさい姿を消してしまう東北地方では、
酸菜(suan1cai4)と呼ばれる白菜の漬け物が大活躍する。

漬け物ほどではないが、野菜の日持ちをよくする方法に干し野菜というのがある。
野菜を天日で干し、しんなりさせる保存法だ。
夏場なら3時間、冬場なら1~2日、日の当たるところに干しておくのだそうだ。

干した野菜には、コリコリとした歯ごたえと甘みが生まれる。
日持ちさせることが目的ではあるが、
干すことで生まれるこの味わい自体がまた大きな魅力だ。

このお料理に使われている干し野菜は、なんと「菜花(cai4hua1)=カリフラワー」。
こんなに嵩のある野菜でも干し野菜にするなんてなんだか意外だったが、
食べてみて納得した。

少ししんなりして水気を失ったようなカリフラワーからは、
生の時には多少気になるポクポクした歯触りの悪さやえぐみが消え、
クッと上あごと下あごに軽く力を加えて
心地よい抵抗感を感じるくらいのしっかりした歯ごたえと、
日の光を浴びて青臭さから転化した自然の甘みが感じられる。

そこに豚バラ肉の塊からにじみ出た旨味がしっかりしみこんで実にいい。
切り干し大根は生の大根より煮汁がしみしみになるけれど、
その大根をカリフラワーに置き換えて考えてもらえばいい。

そしてこのカリフラワーの歯ごたえの面白いこと!
コリコリとしなしなという両極の歯ごたえが共存しているのだ。

干し野菜づくり、日本でも結構はまっている人が多いようだけど、
私もちょっとはまってしまいそう。
いや、私の場合は作るんじゃなくて食べる専門だけどね。


▼過去の関連記事:
【沸騰魚郷】


■お店情報
沸騰魚郷(燕莎店)
北京朝陽区新源南路甲3号
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*昆崙飯店のはす向かいの路地を奥へ入っていくと突き当たりにあります。
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金時豆とほうれん草の和えもの
紅豆万年青(hong2dou4wan4nian2qing1)
P1060415.jpg

【データ】とき:9月23日/ところ:新源里・沸騰魚郷/ねだん:10元以内(たぶん)

金時豆とほうれん草をあっさり味で和えた前菜だ。

ほうれん草の緑に金時豆の赤が鮮やか。
食卓がパッと華やぐ。

日本で金時豆と言うと甘く煮たものがすぐ連想されるが、
中華になるとこんな前菜になって登場する。
こういう食材の使い方と取り合わせのギャップが面白い。

ところで、こんなとりたてて変わったところのない前菜に
なぜ「紅豆万年青」などというポエジーな名前がついているのか。

それはどうも、
中国語における「紅豆」の意味するところと関わっているように思われる。

ちょっとややこしくなるが、「紅豆」は実際には金時豆のことではない。
(金時豆にあたる中国語は、
どうやら「大粒紅小豆」というなんとも説明的なものらしい。)

中国語で言う「紅豆(hong2dou4)」は、本来は「トウアズキ」を指す。

▼紅豆(トウアズキ)について:
中国語のページ
日本語のページ

熱帯性のつる植物で、日本では西表とか八重山などに分布するという。
毒性が強いせいか虫除けに用いられたり、アクセサリーに使われたりするそうだ。

この紅豆は、別名「相思豆(xiang1si1dou4)」と呼ばれ、
中国語では特別な意味を持っている。

その由来は、唐の詩人「王維」の詩。

「紅豆南国に生じ、
 春来たりなば幾枝を発す、
 君に願う多く採りてつまはさめよと、
 この物最も相思なり」。

(紅豆は南国で生え、
 春になったらたくさんの実をつける、
 あなたにはこれをたくさん採ってほしい、
 なぜならこれは相思相愛の証だから)

もともとは友情を謳った詩だったようだけれど、
いつの間にか男女間の愛情という解釈に変わっていき、
紅豆は今では「愛」を象徴するグッズになった。

愛を象徴する紅豆だからこそ、
(この料理では単に赤い豆ということで金時豆が使われているけど)
ほうれん草を「万年青」(いつまでも青々としている)と形容したのだろう。
きっと。

うーん。
金時豆とほうれん草の和えものから、
思いがけず唐代の詩人にまで思いを馳せてしまった。
たまにはこんな文学的なエントリーもいいかも。

あ、ちなみに「万年青」は「万年青(オモト)という観葉植物の中国語でもある。
これは蛇足。


▼過去の関連記事:
【沸騰魚郷】


■お店情報
沸騰魚郷(燕莎店)
北京朝陽区新源南路甲3号
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*昆崙飯店のはす向かいの路地を奥へ入っていくと突き当たりにあります。
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あめ細工
糖人児(tang2ren2er)
P1060309.jpg

【データ】とき:9月23日/ところ:後海・孝友胡同/ねだん:20元

Oさんと出かけた、北京小吃のフードコート「九門小吃」。
▼北京小吃と九門小吃については、こちらをご覧ください。

本当は独立したエントリーで書きたいところだったのですが、
店内が暗くて使える料理写真が撮れなかったので断念。
一応店内の様子もちょこっとだけご紹介しますね。

P1060290.jpgP1060292.jpg

P1060293.jpgP1060296.jpg


さて、北京のスナックをたらふく食べて九門小吃から出てくると、
P1060297.jpg

(↑これが九門小吃の入り口)

あめ細工の屋台が目についた。

ちょうど細工が終わって、おじさんが女の子に手渡そうとしている。

P1060298.jpg


その光景が心に残ったのか、
この日は「懐かしの北京」旅行中のOさんが買うそぶりを見せた。
いつもなら素通りするところなんだけどね。

「いくら?」
と聞いてみると、10元だと言う。
Oさんを振り向くと、どうやら買う気満々の様子だ。

干支を中心にいろんな形にしてくれるみたいだけど、
今回はOさんのリクエストで豚ちゃん。

実は、私自身はあめ細工を買ったことはない。
こんな簡単な屋台だし、吹きさらしなのでやっぱり勇気が出なかったのだ。
でもまあ、Oさんがその気になったことだし、
あめ細工を食べなくたって、
こうして街を歩いていれば砂埃もアスベストも吸い込み放題だしね。

買うのもこの日が初めてなら、細工をする過程を見るのもこの日が初めて。
なかなか面白かったので、ついつい激写してしまった。

使うのは溶かした砂糖を煮詰めたもの。
P1060299.jpg


これを適当な量とって、端っこをくわえて息を吹き込む。
P1060301.jpg


だから、あめ細工を作ることを
中国語で「吹糖人(chui1tang2ren2)」と言う。

ぷうっとふくらませたら指で形を整えて、
P1060302.jpg



豚ちゃんと瓢箪をセットして
P1060305.jpg


また息を吹き込んで形を調整し、
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ちょっちょっと色づけすれば
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出来上がり。
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「わーい!」
と喜んで10元払おうとしたら、20元取られた。
どうやら瓢箪と組み合わせたので、豚ちゃん10元+瓢箪10元という訳らしい。

しまった。
最初に頼んだ時におじちゃんに
「うんたら発財でいい?」って聞かれてたんだけど、
その「うんたら発財」とかなんとかっているのがつまり豚+瓢箪だったらしい。

うーむ。中国初心者のようなミスを犯してしまったゼ。

この豚ちゃんあめ細工はOさんが買ったものだけど、
私もちょっと味見させてもらった。

ちょっと薄めのべっこう飴みたいな素朴なお味。
とても薄く作られていて、
つまんで折り取ると「ポキン」と音がする。

そのおかげか、なめている途中でOさんが歯を立てたら、
ポキポキポキンッ、パリリリリンと、
たちまち崩壊して砕け散ってしまった。

あめ細工、はかない結末であったのう。


■お店情報
後海・孝友胡同のあめ細工屋さん
*煙袋斜街近辺から後海一帯にかけて出没するみたい。


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昔ながらの北京家庭料理
老北京家常菜(lao3bei3jing1jia1chang2cai4)
【データ】とき:9月22日/ところ:東四十条・福家楼/ねだん:ぜんぶで268元(10名で)

大学の先輩Sさん宅で月一回開催中のお茶会。
今回からはなんと、
不肖わたくしめが主宰でローカルグルメ会がセット開催されることと相成った。

いや、単にお茶会の流れでみんなでローカルレストランにご飯を食べに行く、
というだけの集まりなんだが。

駐在員中心のお茶会メンバーのみなさんは、
接待メシは食べ慣れているけれど、
北京の地元の人が普段食べているような普通の料理は
意外に食べつけていないとのこと。

私がふだん食べているような料理もあまりご存知ないようなので、
Sさんの勧めで私が案内役を務めることになったのだ。

記念すべき第一回の会場として選んだのは、老北京菜のレストラン「福家楼」。

▼過去の福家楼関連記事:
【福家楼】老北京菜之一
【福家楼】老北京菜之二

今回頼んだ料理の中には過去記事で紹介したものもかなり多いので、
初出のものをメインにご紹介していくことにしよう。

塩水鴨肝(yan2shui3ya1gan1):12元
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ダックのレバーの塩水漬け。
むっちりとしてレバーの舌触りと旨味。
優秀な酒のアテだ。
黒酢をちょろりと垂らすと、さっぱりとして味の表情が変わる。
黒酢必須。

続いて酒のアテ・・・じゃなかった、前菜四品。

芥末[土敦](jie4modun1):6元/拌苤蘭絲(ban4pie3lan2si1):8元
P1060265.jpgP1060266.jpg


麻豆腐(ma2dou4fu):8元/夫妻肺片(fu1qi1fei4pian4):15元P1060267.jpgP1060280.jpg


これだけの酒肴が揃えば、お酒も進むというもの。
最初はビールだったのが、いつの間にか白酒に・・・

佳品二鍋頭(jia1pin3er4guo1tou2):38元
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前菜の部はこの辺にして、メインのお料理へと進もう。

萵笋炒鶏蛋(wo1sun3chao3ji1dan4):12元
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萵笋(wo1sun3)というのは、日本では山くらげとかケルンとかセルタスと呼ばれている。
茎レタスとも言い、レタスの茎のところがぐぐーんと伸びた感じ。
葉のところはあまり食べずに、茎の部分を食用する。

シャキシャキとした歯ごたえが身上のお野菜で、この音がなんとも小気味いい。
私の大好きな中国野菜の一つだ。

糖[酉昔]里脊(tang2cu4li3ji3):16元
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豚肉のフリッターを甘酢あんでからめたお料理。
これも留学生仲間に評判のいいメニューの一つだ。

あっさり揚がった豚肉に甘酸っぱいあんがからんで、箸が進むこと請け合い。

京醤肉絲(jing1jiang4rou4si1):12元
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甘辛醤油味で炒めた豚肉の細切りを、
たっぷりの白髪葱と一緒に豆腐皮(dou4fupi2)でくるんで食べる。

豆腐皮は、豆腐を薄く切って半乾燥にしたもの。
京醤肉絲と言えば、豆腐皮が必ずセットでついてくる。

結構あまあまの味付けなのだが、
しっとりと水気を帯びた豆腐皮と白髪葱のおかげであっさり食べられる。

地三鮮(di4san1xian1):10元/西紅柿炒鶏蛋(xi1hong2shi4chao3ji1dan4):10元
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定番野菜料理二品。

海米冬瓜(hai3mi3dong1gua1):12元
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これはご参加いただいた他の方からのリクエスト。
干しエビと冬瓜をあっさり味で炒め煮したものだ。

海米(hai3mi3)は、干した小エビ。
ちなみに皮だけのものは蝦皮(xia1pi2)と言う。

食卓はぼちぼち仕上げへと向かう。

酸辣湯(suan1la4tang1):15元/風味炒疙瘩(feng1wei4chao3ge1da):10元P1060276.jpgP1060277.jpg


酸辣湯はハムだのタケノコだの木耳だの、具だくさんの酸っぱくて辛いスープ。
これから肌寒くなってくると、
この黒酢と胡椒たっぷりのスープが恋しくなってくる。

疙瘩(ge1da)は、小さなパスタ。
スープに入れてすいとんみたいにするのもいいが、
こんな風に炒めてもまた美味しい。
焼きうどんみたいな懐かしい味になる。

葱油餅(cong1you2bing3):3元
P1060281.jpg


葱の風味がたっぷり利いた、薄焼きパン。
味付きトルティーヤとでも言えばいいだろうか。
私はここの店の葱油餅が大好き。
油っけと葱の風味、そして塩気のバランスがいい感じだ。

驢打滾(lv2da3gun3):6元
P1060283.jpg


「驢馬がごろごろ転がる」という名前のお菓子。
あんこをロールした生地にきな粉でまぶしたものだ。
驢馬がごろごろ転がって砂まみれになったのに似ているから?

甘さ控えめで、北京滞在日本人にもファンの多い中華スイーツだ。

・・・と、これだけ食べて、ビールもガンガン飲んで、
個室料金としてひとり5元をプラスしてもぜんぶで268元。
ローカルグルメ、万歳万歳万々歳!である。

ローカルグルメ会にご参加いただいたみなさんにも、
まずはご満足いただけたようで一安心。
ほっと胸をなでおろしたことだった。

*****

ところで、後でこのローカルグルメ会の話を中国人の友人にしたら、
「ayaziは導遊じゃなくて、導食だね!」
と言われた。

「導遊(dao3you2)」は旅行ガイドのこと。
ならば「導食(dao3shi2)」はさしずめ食専門の案内人、
つまりはグルメガイドというところか。

「導食」、この肩書き、結構気に入ってしまった。
これからも、「導食」として日々精進してまいります!


▼北京のローカルグルメについてのコラムを書きました。よろしければご覧になってください。
・【オーエムシーカード】コラム「世界FOOD紀行」vol.16
「豪放磊落で知られる、北京の人々が親しむ普段着の料理とは?」
*一部誤植あり。「直してください」ってお願いしているんですけどね・・・


■お店情報
福家楼
東城区東四十条23号
8403-7831


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潮州料理
潮州菜(chao2zhou1cai4)
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【データ】とき:9月22日/ところ:東四十条・老船塢/ねだん:二人で300元ちょっと

Oさんとの北京レストラン食べ歩きはまだ続く。
次なるリクエストは「潮州料理」。

さて、困った。
広東系は私の苦手分野。
知っているお店と言えば、潮州牛肉丸と亜洲大酒店に入っているレストランぐらい。
しかも後者に至っては、お店の名前すら覚えていない。
さらには、このお店に行ったのはかれこれ10年近く昔のことで、
今でもあるかどうかさえ不明。

「昔大学の先輩に連れて行ってもらったお店で、
 店内に池があって船の上で食事ができる。
 味はおいしかった。」

こんな心許ない情報しかなかったけれど、
ダメもとで亜洲大酒店まで行ってみることにした。

それがこのお店、老船塢だ。
行ってみるまで店名も忘れてた・・・

さて、半信半疑で店内に足を踏み入れてみると・・・
あったよ!池!船!
「船塢(chuan2wu1)」は、「船のドック」って意味だから、
そりゃ池も船もあるんだけどね。

P1060253.jpg


せっかくだからお船で食事をすることにする。
桟橋から船に乗り込むと、ぐらんぐらんと船が横揺れ。
おお、なんだかほんとに船の中にいるみたいだ(いや、船の中には確かにいるんだが)。

昔、ハーバーに停泊中のヨットで一晩寝たことがあるけど、
あれはなんだか不思議な体験だった。
波でかすかに揺れる狭い空間に身を横たえていると、
ほんとに冗談じゃなく胎内にいるみたいな感覚に陥って、
なんだか妙に安心したのを覚えている。

「お船で食事ができる」っていうのがこのお店の売りなので、
これは絶対にオススメだ。

でも、写真は撮りにくい。
よってブレ写真ご容赦!

ホテル内の広東・潮州レストランだけあって、なかなかお高い。
さらには15%のサービス料まで上乗せされる。
そしてこの日は二人飯。
頼んだのはこの三品だけだ。

イカの揚げもの:70元くらいした?
P1060256.jpg


これはメニュー名チェックを忘れてしまった。
イカは「[魚尢]魚(you2yu2)」なので、
もし頼みたいという方がいらっしゃったらそれを頼りに探してください・・・

なんてことはない、イカのフライなんだけど美味かった。
まず、イカがちゃんとイカだった!

なんのことかと思うかもしれないけど、
北京でイカものを頼むと、
「これはゴムですか?」
というようなまがい物っぽい食感のエセイカを使っていることが多い。

ここのは正真正銘のイカ。
一口かじると、イカ独特のあの歯ごたえと旨味に
「イカだ~」
としみじみ喜びをかみしめてしまった。

さりげなくしみているニンニク醤油ダレもポイント高し。

石鉢三杯鶏(shi2bo1san1bei1ji1):72元P1060258.jpg


メニューを繰ってあーだこーだと迷っていたら、
店員さんが勧めてくれたのがこの料理。

ちょっと甘めの醤油ダレがしみこんだ鶏肉とピーマン、エシャロットを
石焼きビビンバで使うような石鍋で炒めてある。

「三杯(san1bei1)」の由来は、
調味料のごま油、醤油、お酒をそれぞれ一杯ずつ入れること。

お酒のおかげか、鶏肉がとてもやわらかく仕上がっている。
口に入れると皮のくちゅっとした弾力のある歯ごたえと
ほぐれのいい身のところとのコントラストが面白い。

甘みが強い味付けなのだけれど、
一緒に炒めたエシャロットの香りがそれをうまく調和している。

「うんまいね、これ!」
と言いつつ、女二人だというのにほぼ完食してしまった。

上湯木耳菜(shang4tang1mu4er3cai4):48元
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つるむらさきのスープ仕立て。
とろりと粘っこいつるむらさきの舌触りと
あっさりとしたスープが意外によく合う。

つるむらさきの他にも、袋茸、ザーサイ、揚げニンニク、クコの実が入っている。

P1060262.jpg


特筆すべきは揚げニンニク。
単純になりがちなスープに一癖ひねりを利かせている。

この他に、お通しとして出されるちょっとした前菜三品
(セロリの和えものとからっきょ漬けとか)をつまんでお腹いっぱい。

たまにこういう広東とか潮州系のお料理もいいもんだね。

でも、やっぱりホテル内だけあって高かった。
けちけちとお安いメニューばかりを頼んだつもりだったのに、
300元オーバー。

今度はスポンサーと一緒に・・・


■お店情報
老船塢
東城区工体北路新中西街8号亜洲大酒店1階
6500-7788(内線:6122)


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羊肉しゃぶしゃぶ
[シ刷]羊肉(shuan4yang2rou4)
P1060236.jpg

【データ】とき:9月18日/ところ:地安門・満福楼/ねだん:ひとり50元程度

日本からのゲスト、Oさんの「北京で食べたいものリスト」には
当然ながらこれが入っていた。

まだまだ日差しの強かった9月半ば。
羊肉しゃぶしゃぶにはちと早いが、
地安門にある羊肉しゃぶしゃぶの人気店「満福楼」まで出かけてきた。

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満福楼の羊肉しゃぶしゃぶは、旧ブログでもエントリーしている。

▼旧ブログの記事:
[シ刷]羊肉でポンポコリン



肌寒くなると決まって食べたくなるものがある。[シ刷]羊肉――羊肉のしゃぶしゃぶだ。

羊肉は中国医学的にいうと熱性に分類される、身体を温める食べ物だ。秋から冬にかけて食べるのがいいとされている。

やってきたのは、景山公園の北側、地安門の南にある満福楼。

東来順など羊肉しゃぶしゃぶの名店は数あれど、私の一番のお気に入りはここ。

冷凍ではなく生の新鮮な羊肉を出してくれることと、羊肉串(yang2rou4chuan4:シシカバブ)がおいしいこと、野菜などが1/2人前で頼めること、服務員が親切なこと、手頃な値段であること・・・などなど、お気に入りの理由たくさんのお店だ。

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店内の清朝風キンキラはちょっと・・・だが、それはそれで割り切ってしまえばかえって面白い。大人気のお店で、 この日も満席で30分近く待つ盛況ぶり。

ここのしゃぶしゃぶは銘々鍋方式。ミニサイズながら、真ん中に煙突のある[シ刷]羊肉独特の鍋だ。

本当なら、この煙突の中に炭火を入れるのが伝統的なスタイル。残念ながらこの一点だけはオリジナルスタイルではなく、アルコールランプ方式だ。

ぐらぐらと沸いたスープで羊肉をしゃぶしゃぶっ。最初から青物は入れずに、まずはお肉だけを食べるのが中国人の流儀。

冷凍スライス肉と違って、しっかりと厚みを残して切った羊肉は、食べでがあって旨い。新鮮でやわらかく、ほとんど臭みもない。

羊肉団子もこの店でおすすめの具だ。粗挽きなので、羊肉のうまみがたっぷり感じられ、それでいてやわらかい。

羊肉しゃぶしゃぶは、ゴマだれにつけて食べる。

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お好みで辣椒油や香菜末(xiang1cai4mo4:香菜のみじん切り)、葱花(cong1hua1:長ネギのみじん切り)を入れて味を調節する。私はぜーーーーんぶ大好きなので、どれもどっさり投入。

ここの店のゴマだれの味、大好き。羊肉の新鮮なおいしさもさることながら、このゴマだれも[シ刷]羊肉の美味さを決めるキーポイントだ。

羊肉串もオススメだ。

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そこいらの安物(失礼!これはこれでおいしいのだけれど)とは違って、肉がでかい!!そしてやわらかい!控えめに振りかけられたクミンやゴマ、唐辛子粉なども、肉の美味さを邪魔せずいい感じだ。

[シ刷]羊肉のいい点は、野菜がもりもり食べられること。しゃぶしゃぶだから、余計な脂分を摂取する心配もない。

もりもりばくばく食べて、もーお腹いっぱい!となっても、ここで「ごちそうさま」してはいけない。[シ刷]羊肉には仕上げの儀式があるのだ。

それがこれ↓

p1010768.jpg


焼餅(shao1bing3)とゴマだれスープ。

焼餅というのはもちろん焼いた餅ではない。小麦粉を発酵されたものを薄くのばし、油や調味料を塗ってパイ状にし、丸く成形して天火で焼いたもの。表面にゴマが振られている。この店の焼餅は、五香粉のようなしっかりした味付けがされていた。

ゴマだれスープは、しゃぶしゃぶのつけだれの余りに、残った鍋のスープを足して伸ばしたもの。少し黒酢をたらすとさっぱりしておいしい。残っていた香菜や葱を散らすと、ぐっとよそ行きの表情。

私は、このゴマだれスープに焼餅をちぎって浸しながら食べるのが大好き。最後には焼餅を細かくちぎって、スープの中に放り入れてしまったりもする。

[シ刷]羊肉は日本でも有名な北京料理のひとつ。でも、この最後の儀式までやって、[シ刷]羊肉を食べ尽くす日本人はあまり見かけない。[シ刷]羊肉を食べる機会があったら、ぜひここまでやってみて!ぐっと中国人度が増すこと請け合い!別に度数あげる必要もないか・・・。




これは去年の秋に行った時の記事。
今回のは写真が今ひとつだったので、軽く頼んだものだけご紹介。

P1060231.jpgP1060233.jpg

左:鮮羊肉(xian1yang2rou4)=生の羊肉、羊肉丸(yang2rou4wan2)=羊肉団子、豆苗(dou4miao2)
右:山薬(shan1yao4)=山芋、香菜(xiang1cai4)

P1060239.jpgP1060240.jpg

左:凍豆腐(dong4dou4fu)/右:鶏毛菜(ji1mao2cai4)=つまみ菜、寛粉(kuan1fen3)=幅広春雨

P1060241.jpg


これは凍った羊肉。
この生の羊肉のほうがおいしいんだけど、
クルクルッて丸まってるのがかえって懐かしい。

ちなみに、北京の人と話していて単純に「火鍋(huo3guo1)」というと、
この[シ刷]羊肉を指すことが多い。
日本人的には「火鍋→重慶火鍋(激辛の赤いスープのヤツ)」というイメージが強くて、
だから時々会話がかみ合わないことがある。

しゃぶしゃぶも火鍋なのだな。


■お店情報
満福楼
西城区地安門内大街36号
6403-0992


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台湾料理
台湾菜(tai2wan1cai4)
【データ】とき:9月17日/ところ:南新倉・飯前飯後/ねだん:ひとり80元程度

冷たい雨の降るある月曜の夜。
恒例の「月曜美食会」のメンバーがひとり、またひとりと集まってくる。

今回のテーマは、台湾料理。
会場は南新倉にある台湾料理レストラン「飯前飯後」だ。

大陸中国生活は8年を超えたし、
中国語とのつきあいは20年以上(途中ブランク含む)にもなるのだが、
実はまだ台湾に行ったことがない。
北京からだと香港か日本経由じゃないと行けないので、不便なのだな。

だから台湾料理についてはあまりよく知らない。
知らないなりに、ぽつりぽつりと集まってくる美食会美女たちと相談し
メニューの写真を頼りになんとか頼んでみたのが以下のお料理だ。

でもね、面白いもので私が心の中で「これいいかも」と思っている料理って、
たいていメンバーも目星を付けていて
「あっ、私も食べたいと思ってた!いいね、いいね!」
となる。
長く同じ所に住んでいると、同じような食の好みになるのかしらね。

以下、正式メニュー名と値段は不明だけれど、
ざざーっとこの日のオーダーを振り返ってみよう。

ほとんどがメニューでも写真付きで紹介されているので、
見ればすぐ「あっ、これだ」と分かるはず。

台湾風の腸詰め
P1060203.jpg


ちょっと甘い中国の腸詰め。

台湾風卯の花
P1060205.jpg


いや、おからっすよ。
懐かしいっすよ。
と急に男口調になるような、お袋の味風卯の花の煮物。

台湾風[酉良]豆腐(niang4dou4fu)
P1060206.jpg


客家料理の定番調理法、[酉良]=肉詰め料理。
これは肉餡をはさんだ豆腐の表面に焼き色をつけて、
旨味のあるスープでちょっと煮込んだもの。
やさしいお味。

空心菜と挽肉の炒めもの
P1060207.jpg


空心菜を小口切りにした料理は、これが初めて!
シャキシャキ感が前面に出てとても面白かった。
これはオススメ。

春巻きフライ
P1060208.jpg


中味は春巻き風だったような・・・
あまり印象に残ってないってことは、特別美味しいわけじゃないってこと?
まわりにつけた大粒パン粉(とは言えないほどでかい)がちょっと油っぽい。
男性受けはしそうなメニューだ。

揚げエビとカシューナッツの炒めもの
P1060209.jpg


何が美味かったって、ニンニクスライス。
カラリと香ばしく揚がってて、風味絶佳。
これだけ永遠に食べたい。

もやしのピリ辛炒め
P1060210.jpg


妙に辛さが際だってしまってアンバランス。
台湾料理に美味い辛さを求めるのは間違いなのかも。
一番箸の進まなかった一品。

台湾風がんもどき
P1060212.jpg


おから、肉詰め豆腐に続く豆腐料理のオーダーに、
店員は
「豆腐ものはもう頼みましたよ。」
と注意を喚起。
それでも
「いいの、いいの。」
と押し切って頼んでしまった。

だって、ねえ?
がんもどきみたいなこのビジュアルを見せられて、頼まずにはいられましょうか。

中味はほぼがんもどき。
予想を裏切ったのは、ほどよく混ぜ込まれた山芋の存在。
とろりとしたやさしい食感に気持ちが和んだ。

焼きビーフンP1060213.jpg


外さない美味さ。
これは正解。

大根とほたて貝の煮込みスープP1060214.jpg


これもあっさりとやさしいお味。
貝のうま味がしみしみ。

紫芋ご飯
P1060215.jpg


ザ・パープル!
このどぎつい紫におそれをなしてはいけない。

意外にあっさりとしていけた。
紫芋、ふかすとやさしい上品な甘さが出て美味なり。

P1060217.jpg


食べる時はこんな風に紫芋も混ぜ込んで。

さりげなく入っている干しエビの味が決め手。
いい味がご飯全体に染みわたって美味。
エビを噛めば、唾液とともに口いっぱいにじょわんと広がる甲殻類独特の旨味。
この日出色の一品であった。

焼き餃子
P1060218.jpg


可もなく不可もなし。
ところで私、この羽根つきの焼き餃子あんまり好きじゃないのよね。
結局水溶き小麦粉が油吸ってるだけじゃーん。

鳳梨酥
P1060222.jpg


ハート形は個人的に好きではない。
(ちなみにリボンと星形もいや。だからこの3つの形のアクセサリーは持たない。)

でも、パイナップルケーキとしては結構食べられた。
むっちりした餡に賛否両論はあるかもしれないが。

巨大かき氷アイス
P1060223.jpg


巨大だ。
その巨大さだけが売りのデザート。

味は限りなく平均点に近い出来映え。
別にわざわざ頼まなくてもいいし、次に行っても頼まない。

このお店、正直言って内装はいただけない。
むやみにキンキラしていて成金趣味で落ち着かないのだ。
料理も、奇をてらったものはアイデア負けしていてあまり評価できないのだが、
ものによっては「おお、これは!」と思うことがあって捨てがたい。

ガッツリ系の北京の中華に飽きて気分を変えたくなった時に、
ちょっと寄り道的な気分で来てみるにはいいお店かな。


■お店情報
飯前飯後
東城区東四十条南新倉22号古倉群A13
6405-9598


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酸菜(漬け物)と中国春雨のスープ
酸菜粉絲湯(suan1cai4fen3si1tang1)
P1060199.jpg

【データ】とき:9月16日/ところ:建国門内・四川省駐京弁餐廳/ねだん:10元

酸菜(suan1cai4)は、野菜の漬け物。
発酵して酸味がよく出ているので、その名の由来を実感できる。

東北では酸菜と言えば白菜の漬け物だが、
四川になると青菜が使われることが多いようだ。

酸菜魚(suan1cai4yu2)という鍋料理に使われるのも、こちらの四川風の酸菜だ。

P1060200.jpg


酸っぱいという味覚は、食欲を刺激する。
あったかくて、塩気があって、酸っぱいというのは、不思議な味覚。
こちらにはこの手の味付けのスープや鍋物が意外に多い。

粉絲(fen3si1)がどっさり入っているので、これが麺がわりになる。
ご飯ものを控えたいけれど、少し腹にたまるものが欲しいという時に、
粉絲入りのスープを主食代わりに食べるというのも一つの方法。
結構、お腹がふくれるのだ。

この日は他に、麻婆豆腐(8元)と干[火扁]四季豆(10元)も食べた。

P1060196.jpgP1060197.jpg

どちらも変わらず美味。

いや~、それにしても安いねこのお店!
これだけ美味しくてこの値段なら、30分待ちも頷けるというものだ。

【おまけ情報】
席待ちの時に配られる番号札。
無事席に座れたからといって安心して捨ててしまったりしないで!
お会計の時にこの札を出すと、1割引きになるのだ。
「お待ちいただいてすみません」というお店側の気持ちという訳。
もともと安いお店だけど、この番号札でさらにお得に本場の四川料理が楽しめますよ。


▼過去の「四川省駐京弁餐廳」関連記事:
【四川省駐京弁餐廳】


■お店情報
四川省駐京弁餐廳
東城区建国門内貢院頭条5号
6512-2277(内)6200


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豚バラ肉と漬け物の蒸し煮
咸焼白(xian2shao1bai2)
P1060198.jpg

【データ】とき:9月16日/ところ:建国門内・四川省駐京弁餐廳/ねだん:14元

四川料理と言えば、辛くてビリビリした味付けというイメージがあるが、
中にはマイルドな味付けのものもある。

咸焼白がその代表だ。

「咸(xian2)」は「しょっぱい」、
「焼(shao1)」は「煮込む」、
「白(bai2)」は「白肉(bai2rou4)」のことで、水炊きした豚肉のこと。

豚バラ肉と漬け物を一緒に蒸し煮した料理で、
江南料理や客家料理の「梅菜扣肉(mei2cai4kou4rou4)」と同じようなイメージだ。

四川の咸焼白に使われる漬け物は、芽菜(ya2cai4)と言って、
四川省は宜兵産の「宜兵芽菜」がいいんだそうだ。
肉は「五花肉(wu3hua1rou4)=赤身と白身が交互になっている肉、バラ肉」。

このかたまり肉をゆでてから軽く焼き色をつけ、スライスする。
大きめのお碗にお醤油、砂糖、塩などの調味料を入れ、
そこにバラ肉を並べ、芽菜のみじん切りをたっぷりのせて、蒸し煮する。
蒸し上がったらお皿の上にお碗を逆さにのせ、
「倒扣(dao3kou4)=伏せたものをひっくり返す」すれば出来上がりだ。

しょっぱい漬け物と脂ののった豚肉のうま味がお鍋の中で混じり合う。
もうご飯が進むこと間違いなしの、「力のあるおかず」。
四川のお袋の味、といった趣のある一品だ。


▼過去の「四川省駐京弁餐廳」関連記事:
【四川省駐京弁餐廳】


■お店情報
四川省駐京弁餐廳
東城区建国門内貢院頭条5号
6512-2277(内)6200


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緑豆麺の四川北部風ソース
川北涼粉(chuan1bei3liang2fen3)
P1060195.jpg

【データ】とき:9月16日/ところ:建国門内・四川省駐京弁餐廳/ねだん:8元

四川料理の定番前菜、川北涼粉。
旧ブログでもすでに「ところてんもどき」として紹介済みだ。

▼旧ブログの関連記事:
川北涼粉でポンポコリン



えーと、正確に言えばもちろんところてんではない。緑豆の粉で出来ているけど、形状や食感がところてんみたいなのね。酸辣粉よりはしっかりと固まっている。唐辛子やゴマソース、お酢の入ったタレと、くだいたピーナッツがかかっているけど、酸辣粉ほど汁っぽくない。涼粉という名前の通り、つるりとした食感が夏らしい感じなのか、主には夏によく食べられる。

道ばたの屋台やスーパー横の軽食コーナーなどで、おやつ感覚で食べられることが多い川北涼粉。レストランでは涼菜(前菜)としてメニューに載っていることが多い。夏場は食欲が落ちる。(私は落ちないが。)そんな時、前菜に爽やかな辛さで“開胃”でき、しかも涼感あふれる川北涼粉はうってつけ。

例によってただの赤い汁にしか見えないかもしれないが、やっぱり胡麻やピーナッツのうまみとさっぱりとした黒酢の酸味で、つるつるっといくらでも食べられる。皿の底からすくうようにしてかき混ぜると、下から胡瓜の千切りが出てきて、なぜだかホッとする。ありがたや。

清代から四川に伝わる名物料理。四川省の南充という県の農民謝さんが、渡し場で売り始めたのが始まり。その後、やっぱり農民の陳さんが更に改良を加えて川北(四川省北部)一帯で人気となったことから、川北涼粉の名前で呼ばれるようになったらしい。ふうん。川北涼粉は、謝さんと陳さんという、2人の農民の努力の結晶なのね。朱徳も視察の際にわざわざ川北涼粉を食べたんだそうだ。無産階級革命家としては、農民の汗の結晶を食べずして四川を後にはできなかったってことなのか。




この記事の時は渝郷人家のものだったけど、今回は川弁餐廳。
結構強烈に辛かった。
塩気も強く、これをガシガシ行くにはビールの助けが必要かも。


▼過去の「四川省駐京弁餐廳」関連記事:
【四川省駐京弁餐廳】


■お店情報
四川省駐京弁餐廳
東城区建国門内貢院頭条5号
6512-2277(内)6200


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茄子、じゃがいも、ピーマンの揚げ炒め
地三鮮(di4san1xian1)
P1060154.jpg
【データ】とき:9月16日/ところ:南鑼鼓巷・聞香趣/ねだん:15元くらい?

「地(di4)」、つまり陸=畑で穫れる「三鮮(san1xian1)=三つの美味なるもの」。
三つの美味なるものとは、茄子、じゃがいも、ピーマンである。

この三種類の野菜を乱切りして素揚げし、それをさらに炒める。
味付けはにんにくを利かせた醤油風味だ。

▼地三鮮についての過去記事はこちらから。
【福家楼】老北京菜之一

これも、北京滞在経験者の人気が高いメニューだ。
なんてことないんだけど、なんだか無性に懐かしくなるんだよね。

油と調味料の旨味をしっかり吸い込んだ茄子、
ほっくり揚がったじゃがいも、
そしてほどよく青臭さとシャキシャキ感を残したピーマンの組み合わせがにくい。

どこのお店でも安心して頼める定番料理だが、
それだけに店の実力が出る料理とも言えるかも。

じゃがいものほくほく感が出ているか、
ピーマンの青みがきちんと残っているか、
素揚げした野菜の香ばしさと甘辛醤油だれのバランスがとれているか、
(ただ油っぽくてべちゃっとなってるお店も多いので)
あたりが私の評価基準かなあ。

今回の聞香趣のは、まずまずぎりぎり合格点というところかな。

聞香趣、最近ちょっと味が落ちてきた?
南鑼鼓巷が人気のおしゃれストリートになって、なじみの客が減ってきたからかな。
私の思い出レストランなのに・・・
南鑼鼓巷が昔のような静かな庶民の胡同に戻ってくれることを、
心から心から願う私なのだった。


▼過去の「聞香趣」関連記事:
【聞香趣】


■お店情報
聞香趣(老賓朋)
南鑼鼓巷
*平安大道から南鑼鼓巷を北上して50mくらい、通りの西側。
過客よりは南側にあります。


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分葱たっぷり中華風冷や奴
小葱拌豆腐(xiao3cong1ban4dou4fu)
P1060152.jpg

【データ】とき:9月16日/ところ:南鑼鼓巷・聞香趣/ねだん:6元くらい?

絹ごし豆腐の上に小口切りにした分葱をたっぷり乗せ、
お塩や旨味調味料、ごま油をかけただけのシンプルな前菜。

これ、私はあんまり頼まないんだけど、
北京に長期滞在後帰国してしばらくぶりに北京に遊びに来た日本人のオーダー率高し。

冷や奴なんて日本に帰ればいくらでも食べられるのにね。
不思議。

「ジョリッ」と音がするくらいたっぷり塩がかかっている。
塩の場合はまだいいが、運が悪いと化学調味料だったりして
「オゴーッッ」
とのけぞることになる。

ところで、中国人に「小葱拌豆腐」と言うと、
「一清二白(yi4qing1er4bai2)!」と間髪入れずに返ってくることが多い。

*「一清二白」は、「きちんとはっきりしている」、「潔白である」という意味。
 もともとは「清白(qing1bai2)」という形容動詞だ。

これは「歇後語(xie1hou4yu3)」という言葉遊び。
前半(例え)と後半(その説明)の二つの部分から成り立っていて、
前半の例えの部分だけ言って後半を推察させるしゃれ言葉だ。

日本のなぞかけ
「“○○”とかけて“××”ととく。その心は“△△”。」
の“××”をすっ飛ばしちゃった感じ?

で、なんで「小葱拌豆腐」で「一清二白」かと言うと、
「小葱拌豆腐」は豆腐にワケギが乗っかっている料理なので、
見た感じ青(緑だけどね)と白がはっきりしている。
で、導き出されるこころは「一清二白」。
「青」と「清」が同じく「qing1」という発音なので、これにかけてあるワケだ。

この「歇後語」を自在に使えるようになれば中国語も達人の域に入ることができるのだが、
私はこれが大の苦手で、なかなか覚えられない。
ましてや会話の中にさりげなくちりばめるなんてムリな話。

こんな食べ物つながりのなら、食い意地ついでになんとか覚えられるんだけどね。
いや、「歇後語」には食べ物にまつわるものが多いから、
これを機にそれだけでも覚えてみるか!


▼過去の「聞香趣」関連記事:
【聞香趣】


■お店情報
聞香趣(老賓朋)
南鑼鼓巷
*平安大道から南鑼鼓巷を北上して50mくらい、通りの西側。
過客よりは南側にあります。


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北京の伝統的な朝ご飯
北京伝統早点(bei3jing1chuan3tong3zao3dian3)
P1060118.jpg

【データ】とき:9月16日/ところ:麦子店・百粥郷/ねだん:ぜんぶで10数元だったような・・・

北京の伝統的な朝ご飯と言えば、
「豆漿(dou4jiang1)=豆乳」に「油条(you2tiao2)=中華風の揚げパン」。

以前はそこかしこに小さな食堂や屋台があって気軽に口にすることができたが、
最近は衛生管理の問題からかめっきりこうしたお店が少なくなり、
北京の朝ご飯を味わう機会も減った。

今こうした朝ご飯を食べようと思うと、
一般のレストランの朝ご飯サービスか
早餐車(zao3can1che1)と言われる朝ご飯専門の移動販売車などに頼ることになる。

まあ、私が外で朝ご飯を食べる機会が減ったのは、
時間がたっぷりあった留学時代から勤め人に逆戻りして
朝があわただしくなったせいもあるのだけれど。

この日は日本から友人Oさんが遊びに来たこともあり、
「外で朝ご飯でも?」
という話になり、久しぶりに北京の朝ご飯を味わうことにした。

百粥郷は広東風のお粥のお店だが、北京風の朝ご飯サービスもやっている。

注文したのは黄金のコンビ、豆漿と油条。
さらに「豆腐脳(dou4funao3)=おぼろ豆腐のあんかけ」と
「菜包(cai4bao1)=野菜入り包子」もつけてみた。

P1060119.jpg


これに「玉米粥(yu4mi3zhou1)=トウモロコシ粥」もつけちゃえ!

P1060120.jpg


きゃーん!豪華版。

それにしても、油条なんて、ほんと、久しぶりに食べたなあ。

P1060116.jpg


留学時代はちょっと頑張って早起きして
友だちと一緒に留学生寮の近くの食堂まで行き、
これをあったかい豆漿につけながら食べながら
「うーん、北京で生活してるって感じだなあ・・・」
なんて感慨にふけったものだった。

*****

久しぶりのローカル朝ご飯に気をよくして、
Oさんとはもう一度お外で朝ご飯を食べに行った。

百粥郷の向かいにある家庭料理レストランで食べたのは、
豆腐脳と包子、それに炒肝。

P1060225.jpg


同じ豆腐脳でも、百粥郷のとはまたちょっと違う。

P1060229.jpg


ちなみに、Oさんと私が留学時代に寮の近くで食べていた豆腐脳は、
調味料がこんなに茶色くなくて、
透き通ったあっさりしたスープだった。

蝦皮やザーサイがちょろりと入っていて、
ちぎった海苔が浮かんでいてほんのり磯の香り、
そしてそこにたっぷりの香菜が盛られていた。

だから私たちは、北京の豆腐脳は透明スープ入りだとかたく信じていたのだが、
どうもそうでもないらしい。
ああ、あのあっさり透明スープの豆腐脳が食べたいなあ。

さて、このお店では包子は蒸籠ごと注文。

P1060228.jpg


蒸籠ごと頼む時には、「一籠(yi4long2)」単位で注文すればいい。

そしてこれが炒肝(chao3gan1)。
豚の内臓の醤油煮込みで、とろみがつけてある。

P1060227.jpg


▼過去の炒肝関連記事:
後海・北京小吃紀行~炒肝

にんにくたっぷり、モツもたっぷり。
朝からヘビーすか?

これだけ食べればパワー全開。
Oさんと二人、ニンニク臭い息を吐きながら、
朝の北京の街へと元気よく出かけていったのだった。


▼過去の関連記事:
【百粥郷】西湖梅菜粥、咸蛋肉絲粥


■お店情報
百粥郷
朝陽区農展北路(長城飯店南側を入って東800メートル)
6507-9656

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山西麺
山西麺(shan1xi1mian4)
P1060102.jpg

【データ】とき:9月14日/ところ:灯市口・晋陽双来飯庄/ねだん:6~7元

さて、ようやく山西麺リベンジの時がやってきた。
前回犯した愚行の教訓を踏まえ、昼下がりのビールも我慢して麺と向き合う。

山西省の麺と言えば、刀削麺(dao1xiao1mian4)が有名だが、
粉の種類も様々、作り方や形状も様々で、その種類は実に豊富だ。
だが、悲しいことにお腹のスペースには限りがある。
全部を頼むわけにはいかない。

今回頼んだ麺は三種類。

晋陽転盤剔尖(jin4yang2zhuan4pan2ti1jian1):7元
P1060097.jpg


「晋陽(jin4yang2)」は太原の古称、
「剔(ti1)」は「そぎ取る、削り取る」、「尖(jian1)」は「とがっている」という意味。
「転盤(zhuan4pan2)」とついているのは、この麺の作り方と関係がある。

この麺は、こねた小麦粉の固まりを丸い平皿にのばし、
平皿の縁にお箸を横置きにして、
箸全体を使って皿の縁から麺をこそげ取るようにして作る。
こそげ取る麺の位置を少しずつずらすために、
お皿(盤子)を回す(転)から、「転盤」。

こうやって出来た麺は、両端がとがっていて、真ん中が少し厚みがある。
この1本の麺の太さや食感が異なる感じが、
太さも食感も均等で一気にちゅるちゅるっといける日本の麺とは決定的に違う。
なんというか、ゴツゴツとした荒っぽさがあって、
素朴でエネルギッシュな感じだ。

平遙小揪片(ping2yao2xiao3jiu1pian4):6元P1060099.jpg


「平遙(ping2yao2)」は山西省の街の名前。
城郭都市がかなり完全な形で残されていて、観光地としても結構有名。
「揪(jiu1)」は、「つかんで(つまんで)引っ張る」。
えりをつかんで引くとか、白髪を引っこ抜くとか、そんな動作を表す言葉だ。

こねた小麦粉を薄くのばし、それを手でつまんで下に引っ張ってちぎる。
するとこの写真のように薄い紙切れみたいな形状になる。
で、「片(pian4)」は、「うすべったい小さなもの、かけら、(布、紙、ガラス)切れ」。

この作り方だと、表面のなめらかさが意外に際だつ。
ラザニアを食べている時みたいな感じ・・・かな?
だいぶちっちゃいけど。

でも、ゆであがってからどさっとどんぶりに入れてそのままにしちゃったので、
くっついて固まってしまった。

老西児の友人は不満であったらしく、
「ちょっと湯通ししてよ!」
とお願いしたかと思ったら、
「いや、いいや。これはこのままでいいから、刀撥麺ちょうだい。」
と、もう一種類オーダー。
どうやら刀撥麺がお気に入りらしい。

龍城刀撥麺(long2cheng2dao1bo1mian4):7元P1060113.jpg


これがまさに前回ぐずぐずになってしまっていた件の麺
再度同じメニューをオーダーして、本当の意味でのリベンジだ。

「うん、やっぱり麺はこうでなくちゃ。」

今回は、しっかりと腰のあるシコシコ麺だった。
大きな包丁を使って押し切るようにして作る刀撥麺は、
麺一本一本の太さがまちまちだ。

「この太さの違うところがミソなんだ。食感が違って面白いだろう?」

ふーん、そういうものなんだあ。
一つのお碗の中にいろんな食感の麺、
一本の麺でも部分によっていろんな食感。
その不揃いなところが、逆に面白みになるんだあ・・・

ところ変われば食べものに対する評価基準まで変わるものなのだな、
と妙なところで感慨を深める。

ところで、長々と麺そのものの紹介をしてきたけれど、
山西麺は汁麺ではなくてタレや餡をかけて食べる。

本来ならタレも餡も1種類しか頼めないのだけれど、
今回はわがままを言ってちょっとずついろいろ出してもらった。

タレ四種
P1060103.jpgP1060105.jpg

P1060106.jpgP1060104.jpg


(上左:トマトと卵/上右:挽肉/下左:茄子/下右:豚バラ肉)

それぞれ麺にかけるとこうなる。

P1060110.jpgP1060109.jpg

P1060108.jpgP1060112.jpg

(上左はトマトと卵&挽肉をかけた欲張り版ですが。)

そして、今回教わった秘密兵器がこれ。

P1060111.jpg


醋調和(cu4tiao2huo)と言うらしい。
「和」は、この場合「he2」ではなく「huo(軽声)と読む。

山西特産の「老陳醋(lao3chen2cu4)=長期醸造酢」に
「辣椒油(la4jiao1you2)=ラー油」を混ぜたものだ。

これを入れると、タレの味に爽やかさとコク、辛さが加わって
旨味がぐぐーんとアップ。
特に脂っこいタレにちょろりとかけると、最高に威力を発揮する。
(麺にタレをかけた写真のうち下右のものには、すでにこれがかかっている。)

こんな魔法の一滴があるなんて、全然知らなかった。

今回の山西麺リベンジは、
思いもかけないおいしい発見とともに大成功で終わったのであった。


■お店情報
晋陽双来飯庄(灯市口店)
東城区灯市口西街36号芳園賓館2階
8511-1115


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天津河蟹
天津河蟹(tian1jin1he2xie4)
P1060675.jpg

【データ】とき:10月6日/ところ:天津・朋友家/ねだん:ごちそうになりました!

「秋に蟹がおいしくなる頃にまたおいで!」

シャコの旬の時期に天津に行った時に、何度もこんな風に言われた。

そう、天津の人たちが楽しみにしているのが、秋の天津河蟹のシーズン。
河蟹とは言え、淡水と海水の混じり合うあたりに棲む蟹なので、
天津っ子たちの感覚では海鮮のくくりに入るようだ。
(なのでカテゴリーは強引に「海鮮料理」・・・)

その天津河蟹が今まさに旬を迎えている。

「このタイミングを逃してはならじ!」
とばかりに、国慶節(guo2qing4jie2)、つまり建国記念日の連休を利用して
天津まで行ってきた。

会食の場所は天津のお知り合いLさんのお宅。
「最近は何もすることがないととにかく蟹よ!」
Lさんが華やかな笑顔で迎えてくれた。

まずは中国茶を飲みながら歓談。

しばらくすると、流しがいっぱいになるくらいの河蟹を抱えたBさん、
おなべいっぱいの蝦を買い込んだWさんがやってきて、
さあとばかりに台所で調理に取りかかった。

ちなみにBさん、Wさんともに男性。
こういうところが、中国っぽい。

P1060660.jpg

(↑ちょっと見づらいですが。これで半分。)

そうこうしている間に、リビングに折りたたみ式の簡易テーブルが広げられた。

P1060672.jpg

(↑Lさんの実家で20数年間も使い続けられてきた簡易テーブル)

テーブルには瞬く間に
蟹や蝦と一緒に買い込んできた鶏の頸骨のところを煮込んだ前菜や砂肝のうま煮、

P1060682.jpg


ゆで空豆やら揚げた空豆やらが雑然と並び、

P1060677.jpgP1060678.jpg

白酒が準備され、
そこにゆでたての蝦、

P1060666.jpg


鍋いっぱいの蟹がどっさり!

P1060668.jpg


これぞまさにザ・家庭の食卓という風情だ。

P1060670.jpg


まずは白酒で乾杯。

「一応お箸は準備したけど、もう手でいきましょ!
 親しい人しかいない席なんだし!」

Lさんの一言を待たずとも、
箸を使ってお上品に食べる人など誰もいない。

空豆も鶏の頸骨も砂肝もみーんな手づかみで口に放り込む。
蟹や蝦ももちろん手で。

「なじみの卸業者がいてね、そこで一つ一つ選んだんだよ。」

Bさんが嬉しそうに説明してくれる。

「この殻がぷっくりふくれているのがうまいんだよ。」

素朴だけれど豪華な食卓にぽーっとしていると、
もうもうと湯気の立ち上る鍋からその「うまい」ヤツがつまみ上げられ、
私の取り皿の上に置かれる。

「ayazi、これがうまいから、食べな!」

私は頷いて、ひたすら蟹と向き合う。

卵を抱いた「母的(mu3de)=メス」もよし、

P1060684.jpg


とろりとした味噌の「公的(gong1de)=オス」もよし。

P1060685.jpg


ちなみに、下の写真奥のがメスで、手前のがオス。

P1060669.jpg


身もしっかり太っていて、食べでがある。

ちなみに会社の同僚などに言わせると、
「天津の蟹なんてダメよ!」
河蟹はやっぱり南がおいしい(上海蟹がその代表)とのこと。

でもね、蟹を食べつけていない私には正直言ってよく分からない。
上海蟹ももちろん食べたことあるけど、
ほんとのほんとのところ、心の心の底からおいしいと思ったことは一度もない。

そのおいしさよりも、ちょぽっと可愛らしすぎるサイズと
バカ高いお値段とのアンバランスさばかりが印象に残る。

それと比べると、この天津の食卓の豪快さはどうだろう!

結局のところ、彼らが求めているのは
少量の美食をもったいつけてちょぽちょぽ食べるのではなく、
たっぷり沢山の山盛り海鮮を
食べても食べても食べきれないほどむさぼり食う
この感覚そのものなんだろうなあ。

P1060680.jpg

(↑むさぼり食う女たち。別にこのままかじりついた訳じゃありませんよ。)

蟹に飽きたら蝦。
それにも飽きたら空豆に砂肝。
そうこうしているうちに白酒で乾杯。

「食べることに関しては、天津人が一番だな。
 北京なんて目じゃないな。」

八ヶ国連合軍が北京に侵攻した際に、
多くの清朝に縁のある人々、官吏、軍閥、財政界の大物、芸術家などなどが
移り住んだ天津には、
むしろ北京よりも色濃く
清朝の旗人たちの「玩」(趣味人の遊び)の気風が残っていると言われる。

だから、京劇にしても相声(漫才)にしても、
芸人たちはまずは天津で芸を磨いたそうだ。
目や耳の肥えた天津人に認められて初めて一人前というわけだ。

この日集まった知人たちも、
食のみならず絵画、仏像、玉などの骨董、中国家具などを収集し、
玉の腕輪を「養」(使い込んで味を出すこと)し、
中国茶を楽しむ趣味人揃い。

蟹ちゃんと格闘しながら彼らのそんな話を聞くとはなしに聞いているのも、
(えっと、単に会話に加われなかったという話もありますが)
また別の意味でごちそうだった。



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山西風押し豆腐の和えもの
老西児豆腐干(lao3xi1erdou4fugan1)
P1060098.jpg

【データ】とき:9月14日/ところ:灯市口・晋陽双来飯庄/ねだん:10元

老西児(lao3xi1er)は、山西省出身者の別称。
だからこの豆腐干(dou4fugan1)は、山西風押し豆腐とでも呼ぼうか。
何をもって山西風なのかはよう分からないが・・・

ちなみに、このお店の英語メニューには、
「dried bean curd in bingzhou style」とあった。
「bingzhou」は「并州」(bing1zhou1)のことで、
「并」は山西省の省政府所在地、太原の別称だ。

豆腐干(dou4fugan1)は、豆腐に重しをして水分を抜いたもので、
細切りにしたものをよく和えものにして食べる。
普通はお豆腐の色をしているが、これは黒みがかかっている。

「何で黒いの?緑豆で作ってるから?」
と店員さんに聞いてみたら、
「え・・・はい。」
と煮え切らない返事。

普通の豆腐干にくらべると、滋味があってしっかりしている感じだった。
緑豆なのかな、やっぱり。

普通にお塩と旨味調味料程度でさっと和えてあるのだけれど、
無視できないのが長ネギの存在だ。
これがあるのとないのでは、味の引き締まり方が違う。

でもね、実は最初にテーブルに持ってきた時は葱が入ってなかったのだ。

同席した友人が、
「何これ!?メニューの写真には葱が入っていたのに!
ちゃんとメニュー通り作って!」
と作り直しを要求してようやくこのような格好になった。

こっちのレストランって、
客がちょっと気を抜くと店側もちゃっかり手を抜くから、
油断ならない。


■お店情報
晋陽双来飯庄(灯市口店)
東城区灯市口西街36号芳園賓館2階
8511-1115


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牛の気管の黒酢和え
老醋黄喉(lao3cu4huang2hou2)
P1060100.jpg

【データ】とき:9月14日/ところ:灯市口・晋陽双来飯庄/ねだん:19元

山西料理のお店、晋陽双来飯荘。
前回、山西麺への期待を裏切られ誓ったリベンジを果たすべく、
再び灯市口まで足を運んだ。

前回は酒のアテと主食(麺)を一緒に注文するという愚行を犯してしまったので、
今回はその教訓を踏まえ、お酒は抜き。
麺メインで臨むことにする。

とは言え、麺だけではあまりにも味気ない。
そこでいくつか前菜を頼むことにした。
これはそのうちの一つだ。

黄喉(huang2hou2)というのは、動物の気管の部分。
豚の気管も使われるらしいが、多くは牛の気管のことを言う。

ちなみに、黄喉という種類の亀もいるらしいが、こちらは食用はしない(らしい)。

私はこの日初めて黄喉を食べたが、
コリコリした歯ごたえとなめらかな舌触りが共存してなかなか美味だった。

P1060101.jpg


写真でも表面のつるりとした質感が伝わるだろうか?

それにしても、気管とは。
人間の食への探求心は留まるところを知らない。

その一方で、貴重な貴重な食材である家畜を
少しの無駄も出すことなく食べつくす知恵に驚嘆する。
また、そうせざるを得なかった人類の長い長い餓えの歴史にも
思いを馳せざるを得ない。

牛の気管が純粋に「珍味」として食されるようになったのは、
まだごく最近のことに過ぎないに違いない。


■お店情報
晋陽双来飯庄(灯市口店)
東城区灯市口西街36号芳園賓館2階
8511-1115


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イェホナラ家のおもてなし料理
葉赫那拉家的私家菜
【データ】とき:9月14日/ところ:建国門外・那家小館/ねだん:ぜんぶで700元くらい

夏から秋へと季節のページをめくる冷たい雨の一日。
先日水長城にご一緒した大学の先輩Sさん、Tさんと、
今度は満州族料理のお店にご一緒した。
今回は、突然Sさんのオフィスにひょっこり現れたSさんの会社の方も飛び入り参加。
4名で囲む食卓となった。

那家小館は、満州族の一族の家庭に伝わる料理を提供してくれるレストラン。

▼過去の関連記事:
【那家小館】満州官府私家菜

石造りの門をくぐると、吹き抜けのある四合院風の造りに
清朝の香りを残した調度がしつらえられた雰囲気のあるお店だ。

那姓は、満州族の代表的な姓の一つ。
もともとは葉赫那拉(イェホナラ)姓のことである。
イェホナラと言えば、西太后を出した一族。
由緒正しきお家柄だ。

このレストランが西太后とどれほど近い関係になるかは不明だが、
縁があると思って食べればなんとなくありがたみもあるというもの?

そのありがたみが人を引きつけるのか、
夕飯時には並ばないと入れないくらい人気店だ。

この日も、悪天候にもかかわらず30分待ち。
席が空くのはいつのことか・・・と待っていたら、
店員が個室なら空いたがどうかと聞いてきた。
ただし、一人120元が最低消費額。

むう・・・と思っていたら、Sさんが力強く頷いていらっしゃる。
「飛び入り参加の会社の方がスポンサーになるから・・・」
と、その目がおっしゃっていた。
「それでは」と安心して個室に案内してもらう。

この店に来たら、やっぱりこれは外せない。
名物、皇帝が愛した壺入りとろとろスープだ。

皇壇子(huang2tan2zi):128元
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フカヒレ、魚の唇、魚の内臓などなどをじっくり煮込んだスープ。
煮込んで煮込んで、すっかりとろんとろん。

128元は一人分のお値段。
高い・・・
これだけで個室の最低消費額を軽くクリアー。
スポンサーがいなければ、思い切れないお値段である。

一吃:そのままで。
二吃:香菜、腐乳など薬味を入れて。
三吃:ご飯を入れて。

この手順で味わおう。

P1060062.jpgP1060063.jpg
(左:二吃/右:三吃)

ただし、これをガッツリ行ってしまうと
これだけでお腹がふくれて何も入らなくなってしまうのでご注意を。

▼過去の関連記事:
【那家小館】皇壇子

桂花山薬(gui4hua1shan1yao4):16元
P1060050.jpg


「桂花(gui4hua1)=モクセイ」の風味がついた「山薬(shan1yao4)=山芋」スティック。
モクセイというより、オレンジジュース漬けという感じ?
ほんのり甘くて、いい箸休めになる。
山芋の使い方が新鮮。

糖蒿拌羊肝(tang2hao1ban4yang2gan1):16元
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「糖蒿(tang2hao1)=春菊」と「羊肝(yang2gan1)=羊のレバー」を
「拌(ban4)=混ぜる」したもの。

ちなみに同じ春菊でも、葉中心のものが糖蒿、
茎中心(日本の春菊はこっちに近い)のものは「蒿子[禾工]児(hao1zigan3er)」。
さらにちなみに、「蒿(hao1)」の読み方だが、
「糖蒿(tang2hao1)」の時は辞書通り1声なのに、
「蒿子[禾工]児(hao1zigan3er)」になると「hao4」(4声)に変わってしまうことが多い。

羊肉のレバーはさすがにちょっと臭みがある。
ちょっとつまむ程度なら気にならないが、食べ続けると厳しいかも。

稲香牛肋(dao4xiang1niu2lei4):68元
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牛のリブを豪快に焼いたお料理。
稲の香りをつけてある。

これは店員さんが食べやすくほぐしてくれた状態。
もともとはこんな風にドッカーンと塊でやってくる。
P1060059.jpg


ところで、満州族料理の特徴が何かと聞かれると結構困る。
清朝宮廷料理と満州族料理はイコールではないし、
そもそも満州族料理の味付けに際だつ特徴があるという訳ではないし・・・
強いて言えば、羊肉や牛肉、鹿肉を多食するということ?
騎馬民族系だからなあ。

で、鹿肉のお料理を頼んでみた。

鹿肉ときのこの炒めもの
P1060054.jpg

(メニュー名と値段チェック忘れました)

「昔食べた鹿の肉は硬くて筋っぽかったけど、これはやわらかいなあ。」
Sさんの感想通り、鹿肉がとてもやわらかい。
ウニュッとした独特の歯ごたえはあるが、
それが不快にならない程度に抑えられていて食べやすい。

魚[月南]炒藕(yu2nan2chao3ou3):28元



[↑写真が違ってました。失礼しました!]

スズキの魚[月南]と蓮根の豆鼓風味炒め。
魚[月南](yu2nan2)は魚のお腹のほうの脂ののった部位のお肉だ。

豆鼓がしっかり利いてうま味十分。
脂ののったスズキの魚[月南]とシャクシャクとした蓮根の取り合わせが
変化に富んでいて食べ飽きない。

青[火扁]和時蔬(qing1bian1he2shi2shu1):18元
P1060049.jpg


旬の野菜の炒めもの。
これは蓋菜(gai4cai4)、大きめのカラシナのような野菜だ。
大振りの茎のところを拍子切りにしてある。
少し辛味のある蓋菜とあっさり塩味がよく合う。

豌豆黄(wan1dou4huang2):10元(4個)、18元(8個
P1060064.jpg


デザートはエンドウ豆の羊羹。
水ようかんと羊羹の間くらいのみずみずしさ。
甘さ控えめで、お豆の風味がよく感じられる。

4人でこれだけ食べれば十分お腹いっぱい。
というか、皇壇子をしっかり飲んでしまったせいでお腹がふくれ、
おかずがだいぶ残ってしまった。

皇壇子は控えめに。
この日の大きな教訓であった。


■お店情報
那家小館
朝陽区建国門外永安里119中学西側
6567-3663


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食いに食い、倒れに倒れた今回の食べ歩き、全貌は以下の通り。

【上海食い倒れ紀行】フルラインナップ
【上海老站】上海食い倒れ紀行(一食目①)
【上海老站】上海食い倒れ紀行(一食目②)
【老正興】上海食い倒れ紀行(二食目①)
【老正興】上海食い倒れ紀行(二食目②)
【滄浪亭】上海食い倒れ紀行(三食目)
【小楊生煎館】上海食い倒れ紀行(間食)
【鷺鷺酒家】上海食い倒れ紀行(四食目①)
【鷺鷺酒家】上海食い倒れ紀行(四食目②)
【圓苑北京店】上海食い倒れ紀行(番外)

読んでるだけで胃がもたれてきた方もいらっしゃるかも・・・
覚悟しておつきあいください。
すでにおつきあいくださった方、お疲れさまでした。

【おまけ】
上海老站で買った暖水瓶(nuan3shui3ping2)。
P1060029.jpg


なんと100元!
たかっ。
でもあまりの愛らしさに迷わず購入。
上海食い倒れ紀行の貴重な記念品です。


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【データ】とき:9月12日/ところ:団結湖・圓苑北京分店/ねだん:一人80元程度

上海食い倒れ紀行から戻ったその週の水曜日、ある会食の予定が入っていた。
会場はなんと圓苑。
上海の人気レストランが最近北京に出した支店である。

上海食い倒れから帰った翌々日にまた上海料理。
笑っちゃうではないか。

ということで、これも上海食い倒れ紀行のカテゴリーに強引に入れちゃえ!

*****

圓苑は上海っ子にも評判のいいレストラン。
この日訪れたのは、その北京支店だ。

P1060048.jpgP1060047.jpg

なーんか、おしゃれ?

この日もまたおいしいもの大好きつながりの会食。
オーダーは、ついこの間まで上海にいらしたKさんが指南役になった。

実はちょっと遅れてお店についたため、顔を出した時にはすっかりオーダーが終わっていた。
よって正式なメニュー名は不明。
ごめんなさーい!
写真だけでも参考になれば幸い。

蒸し鶏の冷菜
P1060032.jpg


なんかオームみたいじゃないですか?
こんなこと思うの私だけ?

蒸した鶏肉を裂き、葱の千切りなどと一緒に盛り合わせてある。
何気ないけど、さっぱりして美味だった。

圓苑紅焼肉(yuan2yuanhong2shao1rou4)
P1060034.jpg


圓苑と言えば、この豚角。
招牌菜(zhao1pai2cai4)つまり看板料理で、お店の紹介にはたいていこの料理が載っている。
なんでも6時間かけて煮込むんだそうだ。

甘めの味付けだけれど、こってり豚バラ肉にはよく合う。
この甘みは水飴?蜂蜜?
てらてらとした輝きが食欲を誘う。

でも実は肉より卵が主役。
煮汁がしみた卵だけでも食べる価値はあるかも。

四角豆とベーコンの炒めものP1060035.jpg


アロエみたいな、サボテンみたいな、
コリコリした歯ごたえもあり不思議な食感の野菜。
昔、湖北料理レストランで食べたことのあるような?

中国語では四棱豆(si4ling2dou4)。
この四角いのは実ではなくて、豆のさや。
東南アジアでよく食用され、日本でも沖縄で栽培されているとか。
▼四角豆についてはこちらをどうぞ。
シカクマメ

味付けはあっさり。
ベーコンの味がよく出ていた。

芥蘭菜とシャコの炒めもの
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芥蘭菜の硬い皮をきちんとむいてあり、丁寧な下ごしらえが上海料理らしい。
シャコは殻ごと豪快に炒めたものを食べたことはあるけれど、
むき身をあっさり味で炒めたのは初めてだ。
楽ちんで結構、結構。

お餅入り棗の甘煮
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小さなお餅を棗にサンドして甘煮にしたもの。

甘ったるくなくほんのりと上品なので、女性に限らず、男性にも意外に好評。

とても小さいのであまり深く考えずにいくつも口に放り込んでいると、
お餅がお腹でふくらんですぐに満腹に。
考えようによっては危険な料理。

アサリと豆腐の煮込み
P1060036.jpg


スープ感覚で食べられるあっさり味のお料理。
アサリが結構大粒で、日本人にはなんだか嬉しい。
マッシュルームの歯ごたえがアクセント。
P1060038.jpg


薫製豆腐と青菜のみじん切り和え
P1060042.jpg


定番だしね。
箸休め的一品。

葱油麺
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これは葱油麺なのか?
滄浪亭のあの緑鮮やかな葱油麺を思い出し、「違う!これは違う!」とつぶやきながら食す。
でも食べるんだけど。

より美味なるものを知ってしまったがゆえの失望。
これを「知の哀しみ」と言う。

生煎包
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呉江路の道ばたを思い出しながら、
あの苦しみと歓びの交錯する人生の縮図を記憶に蘇らせながら、
脳内補完して食す。

小籠包
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小籠包については、基準があまりないので何も言えない。
湯気の割にアツアツ度は足りなかったような?
普通の美味しさだった。

炒めものはなかなか美味しかったが、主食系はもうひと頑張り必要かな?
他都市に出した支店だから、まあこんなものか。

インテリアは豪華だし見栄えがするので、ビジネスユースにオススメ。
会食の会場としてはいいけど、
個人的に何度も通うかというとちょっと疑問符がつくかもしれない。


■お店情報
圓苑北京分店
朝陽区東三環路団結湖公園16号(西門南側)
6508-2202


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【データ】とき:9月9日/ところ:浦東新区陸家嘴東路・鷺鷺酒家/ねだん:?(お腹いっぱいすぎて忘れました・・・)

【鷺鷺酒家】上海食い倒れ紀行(四食目①)からの続きです。)

まだまだ続く食い倒れ隊の食卓。
毎食平均4~5人前くらい頼んでいる計算か?
まあ、深くは考えないことにしよう。

清炒鶏毛菜(qing1chao3ji1mao2cai4)
P1060007.jpg


つまみ菜の炒めもの。
鶏の毛のような形のこの野菜をなんと訳したらいいものかずっと悩んできたのだが、
酒徒さんたちのおかげであっさり解決。
鶏毛菜=つまみ菜。

やっぱり、食卓に一皿はこういう野菜炒めが欲しい。
しかも鶏毛菜は好物だ。
うれしい一品。

雪菜炒粉皮(xue3cai4chao3fen3pi2)
P1060009.jpg


粉皮(fen3pi2)は、緑豆などの澱粉を水に溶かして煮立たせ、薄く伸ばしたもの。
ちょっとしっかりした腰のある葛きりを想像してもらえるといいかな。

雪菜はもとより、粉皮が出色。
こんなぷるぷるん、ちゅるちゅるんとした生きのいい粉皮は初めてだ。
生き物じゃないけど、「生きのいい」と表現したくなる張りと腰、しなやかさ。

箸でつまもうとすれば、
つるり、つるりと箸先からまるで意志を持っているかのように逃げ、
口に入れれば、舌先をかすめて一気に喉をなめらかに滑り落ちていく。

さて、ここまで食べて、
「主食はどうします?」
という会話になった。

まだ食うのか?というツッコミがあちこちから突き刺さるようだが、
食い倒れ隊の胃袋はなにしろ鉄製なのである。
それになんたって、食い意地が満腹中枢よりも腹具合よりも優先する、
「眼大肚子小」もものともしない「お目々本位」なやつらである。

「焼きそばでも行っときます?」
「結構いけますよ。」
「じゃあそれで。」
と話はまとまったものの、残念ながら焼きそばは売り切れ。

では・・・と頼んだのがこれだ。

羅卜絲餅(luo2bosi1bing3)
P1060010.jpg


上海料理としては有名すぎるほど有名だが、上海で食べたのは実はこれが初めて。

これがまたヒットだったのだ。
こんがり黄金色に揚がったパイにかぶりつくと、衣はサクサクのパリパリ。
ハラハラとこぼれ落ちるようなもろい皮の中に、
しっとりとした大根の細切りと葱、ベーコン(ハム?)などの具がぎっしり。

P1060012.jpg


思わず2個もいただいてしまった。
満腹をさらに通りこし、頭の先までいっぱいになるほど。
最後の最後まで、すっかり堪能させてもらった。
むふー。満足。

*****

酒徒さんと歩く四食+αの上海食い倒れ紀行は、こうして無事に幕を閉じた。

「甘い」、「けちくさい」という上海料理に対する私の二大偏見は、
完全に払拭されるところまではいかずとも、一部は覆されたように思う。

上海料理は確かに甘い。
でも、成功した料理においては、
まさにその甘さが必要なのだということを実感した。
甘みをメインに打ち出した料理をどう全体の献立の中に組み込むか、
そのテクニックさえ会得してしまえば、大きな欠点にはならない。

上海料理は確かに北京で食べる料理よりは割高だ。
盛りも少ない。
それを「けちくさい」と表現してしまえばそれまでだ。
ただ、インテリアやサービスが整った老舗レストランでも、
馬鹿高い海鮮や創作料理ではなく庶民の味もちゃんと味わえ、
しかも相対的にリーズナブルな値段で提供されていることと考え合わせると、
少し相殺してもいいかな・・・という気はしてきた。

毛嫌いしていた上海料理だが、
じっくり腰を据えて食べ歩けば、まだまだ新たな発見がありそうだ。

*****

酒徒さん、お連れ嬢には本当にお世話になった。
おかげで、大飽口福を文字通り体感した二日間だった。

本当にありがとうございました。
これからも、食いしん坊街道をともに邁進していきましょう!

ちなみに、今回食べた上海料理については、
そのほとんどを酒徒さんが詳しく紹介されています。
ぜひ、酒徒さんのブログをご参照ください。
▼酒徒さんのブログ
『吃尽天下@上海』(カテゴリー「上海料理図鑑」)


【おまけ】
宿泊先から見えた上海の風景。
私一人だけではもったいないので、お裾分け。

P1060018.jpgP1060024.jpg
(左:夜景。右奥に光って見えるのは上海博物館
 右:朝の風景。古い建築が残るオールド上海な一角。)


P1060027.jpgP1060026.jpg
(左:上海市民の生活をのぞき見気分。/右:甍の波にお洗濯物がはためく。)


■お店情報
鷺鷺酒家
上海市浦東新区陸家嘴東路161号招商大廈3楼
021-5882-6679


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