2007年08月

2007年08月
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「【黄花城水長城】烤紅鱒魚」の続きです。

懐柔区にある黄花城水長城は、
北京市内から京承高速経由で1時間ちょっとのところにある。

今回のサマーハイキングは、
赤とんぼ旅行社の白さんの手配で実現した。

香港茶荘老板さんこと、大学の先輩Sさんから声をかけていただいて、
白さん、そしてお茶会のお仲間Tさん、ayaziの総勢4名でのお出かけとなった。

大気汚染と建築現場からの砂塵で汚れた都市
というイメージのある北京だけれど、
ちょっと郊外に行くと、
豊かな自然ときれいな空気がまだまだ残っている。

白さんが車を泊めたのは、緑の畑や山肌も目に麗しい、
気持ちのよい峡谷だった。

P1050581.jpg 入り口を入って
P1050584.jpg ダム横の急な階段を登る。

登ってきた階段を振り返ると・・・
P1050585.jpg こんな急階段だった。オバサンには応えます。

いよいよダムの堰止め湖沿いのハイキング。
P1050586.jpg ダム沿いの道

ダムに沿った断崖に板で作った歩道が続いている。
そこにはこんな吊り橋もあるわけで・・・
P1050590.jpg 結構揺れて怖いのだった・・・
P1050593.jpg でも眺めは最高。

吊り橋を無事渡ると、花の咲く気持ちのいい散歩道が続く。
P1050596.jpg


小動物や昆虫の姿もちらほら。
P1050595.jpgP1050602.jpg

P1050603.jpgP1050625.jpg

蝉の抜け殻なんて、久しぶりに見たなあ。
暑い盛りだったけど、赤とんぼの姿もあった。
旅行社の白さんに敬意を表したのかな?

水辺の風景に、あの名作が蘇る。
P1050599.jpg すっ、助清さんが・・・
P1050600.jpg ここにも助清さんが・・・

『犬神家の一族』に出てきそう。
・・・こんなこと書いたら、来たくなくなるかしら。

うねうねと続く散歩道を歩くと、前方に水に没した長城が姿を現す。

P1050613.jpg これが水長城の所以。

P1050614.jpg 未改修の長城が水に没する。

P1050615.jpg 野ざらしの石たち

夏草に覆われた水長城に、ふと切なさを覚えたりもする。
P1050617.jpg


山道をえっちらおっちらと登っていくと、長城の近くまで行ける。
P1050630.jpg


長城は単に石を積み上げているだけかと思っていたら、
横に立派な梁が通っていたのだった。
今回初めて知った・・・

振り返れば、そこには堰止め湖と水長城の絶景が広がっていた。
P1050632.jpg


芦ノ湖みたい?

パノラマの楽しめる木陰で小休止。
水と緑を渡ってきた涼風に、顔ににじんだ汗もすっと引いていく。
そうそう、昔の北京の夏はこんな感じだった!

「長城の上はどうなってるんだろう?」
と、登ってみた。

P1050633.jpg


こうなってるんだ・・・

登ったはいいけれど、やっぱり不安になる。
「これ、登っちゃだめですよね?」
「でも何も案内出てませんね」

P1050635.jpg 下りて反対側を見たら看板が・・・

やっぱりダメでした。
ごめんなさい。
よい子は真似してはいけません。

それにしても、中国語の下に書いてあるの、何語?

2時間ほどてくてく歩き、美しい景色と爽やかな風を満喫。
食事を終えて駐車場に戻ったら、
そこにはきれいな夏の雲が浮かんでいた。

P1050650.jpg


さわやかなサマー・ハイキングを堪能した週末の一日だった。

*****

これから北京は「秋高気爽」と言われる、一年で一番気持ちのいい季節。
おいしい空気に美しい景色、そして野趣あふれる料理が楽しみたいという方がいらっしゃったら、
ぜひ、赤とんぼ旅行社の白さんまで連絡してみてくださいね!


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焼き鱒
烤紅鱒魚(kao3hong2dun1yu2)
P1050649.jpg

【データ】とき:8月11日/ところ:懐柔区・黄花城水長城/ねだん:いくらでしたっけ?

北京の郊外にある、「水長城」に遊びに行ってきた。
ダムで出来た堰止め湖に未改修の崩れかけた長城が没しているという、
なんとも野趣あふれるスポットだ。

この日はよく晴れたまたとないハイキング日和。
断崖に張り付くように作られた歩道や吊り橋、
水辺に沿って続く気持ちのいい小径、そして尾根からのダムと長城の眺めと、
夏のハイキングコースを堪能した。

*****

堪能したのはハイキングだけではなく、田舎風料理も同様だ。
北京郊外で食べる田舎料理で忘れてはいけないのが鱒。
現地の人はお刺身でも食べるようだけど、
日本人はやっぱり塩焼き!

ということで、「焼き」バージョンで頼んでみたらば・・・
なんと、このような巨大アジの開きのようなお姿になって登場。

しかも薬味は羊肉串味、
つまり粉唐辛子とクミンがまんべんなくふりかけられていたのだった。

確かに日本の川魚より泥臭いから
このくらい強い味付けでちょうどいいのは分かるけど、
そしてそれなりにおいしかったけど、
でもやっぱり、
水から飛び跳ねたみたいに身をそらせた、
あの日本の塩焼きが食べたかったなあ。

鱒の開きの他にも、田舎料理の数々を楽しんだ。

地元産の山菜の和えもの2種
涼拌仁菜(liang2ban4ren2cai4)/涼拌水芥菜(liang2ban4shui3jie4cai4)

P1050638.jpgP1050641.jpg

仁菜はモロヘイヤみたいな感じ、
水芥菜は高菜と芹を足して2で割ったような感じで、
茎わさびのようなツーンとした辛みがほのかに感じられる。

どちらもさっぱりして美味だったのだが、
にんにくがドバッと入っていたのがちょっと気になるといえば気になった。

マイタケと夏野菜の炒めもの/小鶏[火屯]蘑(xiao3ji1dun4mo2gu1)
P1050642.jpgP1050640.jpg

マイタケと夏野菜の炒めものは、
日本のマイタケよりもかなりしっかりした食感のキノコと、
かぼちゃや人参など夏野菜を一緒に炒めてある。
かなりしょっぱめの味付けではあったが、
素材が新鮮だったからか美味しくいただいた。

小鶏[火屯]蘑は、骨付き鶏肉ときのこを煮込んだ東北料理のメニュー。
好物なんだよね、この料理。
鶏肉は身が締まって滋味豊かだった。


板栗[火悶]肉(ban3li4men4rou4)/炸河蝦(zha2he2xia1)
(栗と豚バラ肉の煮込み/川エビの唐揚げ)
P1050646.jpgP1050648.jpg

栗は甘みが足りなかった。
でも田舎っぽいしょっぱい煮物は、やっぱりあると安心する味。

川エビもお腹一杯になってから出てきたにも関わらず、
みなさんから手が伸びた。
雑魚が混ざっているところが地物っぽくていい。

貼餅子(tie1bing3zi)/玉米粥(yu4mi3zhou1)
焼きトウモロコシパン/トウモロコシ粥
P1050643.jpgP1050644.jpg

貼餅子も、北京郊外で食べる田舎料理の定番メニュー。
平たいトウモロコシのパンを鍋肌に貼りつけて焼くので、この名前がある。
ナンみたいな感じだろうか。

でもね、このお店の貼餅子、焼きたてじゃなかった。
お客が入ると思って、作り置きしたでしょ?

玉米粥(yu4mi3zhou1)
P1050645.jpg


こちらの人はいろんなお粥を食べるけど、私のお気に入りはこれ。
なんともいえない天然の甘みがあるのだ。

*****

さて、水長城がどんなところかと言うと・・・

*一部爬虫類、虫写真あり。苦手な方も・・・いるかしら?
 一応お知らせしておきます。
(でもそればっかりじゃないですよ!)


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イタリア料理
意大利菜(yi4da4li4cai4)
【データ】とき:8月6日/ところ:建外SOHO西区・欧州屋/ねだん:一人220元

今回はなんとイタリアン。
おいしい生活は、なにも中華ばかりとは限らないからね。

この欧州屋、場所がわかりにくいのか、
まるでいけてないこの名前のせいか、
イタリアンレストランだということがほとんど知られていない。

でも、実は結構美味しい。

なんてったってパスタやリゾットがちゃんとアルデンテで出てくる。

日本にいる方、「?」と思ったでしょ?
でも、北京のイタリアンレストランでパスタを食べると、
ほとんど例外なくうどんになって出てくるのだ。

アンティパストが結構いけてるから・・・と期待していると、
パスタはやっぱりゆですぎのくたくたでガッカリさせられることがほとんど。

そんな中にあって、このお店のパスタのゆで加減は出色なのだ。

もちろん、ホテルのお高いレストランに行けばそれなりのものは食べられる。
でも、そこはそれ、やっぱりコストパフォーマンスっていうものがある。

このお店は、そこそこの値段でなかなかのレベルの料理が味わえる貴重な一店なのだ。

P1040809.jpg

↑店内の様子。

*****

この日は毎月第一、第三月曜恒例の「月曜美食会」でこの店を訪れた。
参加者は5人。
みんなでシェアすれば、いろいろ頼めて楽しいゾ!

(以下、写真は一部別の日に撮影したものを含みます。)

ブルスケッタ
P1040811.jpg


お通しがわりに出てくる。
バルサミコが利いている。

アンティパストの盛り合わせ
P1050547.jpg


生ハムやサラミ、カポナータなど、定番アンティパストがてんこ盛り。

生ハムとハミウリ
P1040813.jpg


メロンほどジューシーではないけれど、ハミウリもなかなか生ハムに合う。
(一番大好きな組み合わせはイチジク!)
生ハム、大好き。
ちょっとかたくてナイフで切り分けるのが大変だったけどね。

タコとほうれん草のサラダP1050549.jpg


テーブルに出されたとたんに、ガーリックのいい匂いが鼻腔を直撃。
タコが軽くグリルされているのだ。
しっかりとした元気なほうれん草が、ベジな気分を盛り上げる。
個人的には、タコがもうすこししっかりグリルされていると
歯ごたえにコントラストが出てよかったと思うけど、
まあそれは贅沢な注文かな・・・。

アスパラのリゾット
P1040817.jpg


最初にこのリゾットを食べたのが、アスパラが旬の時期。
みずみずしくて、甘みがあって、
コリッとした最初の歯当たりと、
中味のやわらかな食感がなんともいえないバランスで共存していた。

アルデンテでちょうどよく仕上げられたライスにも満足。
バターは利かせてあるものの、こってりしすぎないいい塩梅で止めてある。
振りかけられたパルミジャーノ・レッジャーノもポイント高し。

サーモンのトマトクリームパスタ
P1050552.jpg


これもパスタがぐずぐずになっていなくて、いいゆで加減だった。
クリームソースというとくどい印象があるが、
トマトが入っているせいか割とあっさり。
サーモンにもう少し下味がついていると言うことなし。

白身魚のグリル・温野菜添え
P1040818.jpg


お魚はスズキ。
軽く粉をふってグリルしたお魚は、
表面がカリッと香ばしく、身は淡泊でさっぱり。
味付けもしょっぱすぎず、薄すぎず。

添えられている野菜は、
ズッキーニや赤・黄ピーマン、カリフラワー、ブロッコリーなど。
これもゆですぎず歯ごたえを残してあっていい感じ。
バジリコのソースがさわやか。

鴨胸肉のグリル・オレンジアニスソース
P1050554.jpg


「橘子八角」という中国語名を見て一瞬ひるんだが、
「オレンジアニス」という英語名を見て、注文決定。
「八角」だといけてないのに「アニス」ならいい感じに思えるのよね。
なんだかなあ。

このオレンジアニスソースがしっかりした味わいの鴨肉とマッチして美味だった。
写真ではちょっと暗くてわかりにくいかもしれないが、
お肉の下にビーツの甘煮が隠れている。
これもまた絶品。
最後にパラリとふった黒胡椒が味をひきしめている。

最後のドルチェはちょっと大人の雰囲気で。

チーズの盛り合わせ
P1050556.jpg


カマンベール、ブルーチーズなどのチーズと、
りんごのスライスが盛り合わせてある。
ここにも黒胡椒があしらわれているが、
またこれがさらに大人度アップに大貢献。

「ドルチェ代わりにチーズなんて、なんだか大人よねーッ」
とご機嫌な私たちだったが、
別に背伸びしている訳ではなく
年齢的に言えばもう十分に立派な大人なのは、
この際改めてつっこまないことにしておこう。

*****

ところで、北京では拾いものの使えるイタリアンレストランなのに、
この店、いつ行っても空いている。
「欧州屋」なんていうイタリアンレストランらしからぬ名前が悪いのか、
はたまた場所が悪いのか。

このままお客さんが少なかったら、せっかく出会った美味しいお店がつぶれちゃう!

この日は5人でワインを2本空けたのでちょっとお値段が張っちゃったけど、
それがなければ一人150元くらいでお腹いっぱい食べられる。
一皿の盛りもなかなか気前のいい量なのがうれしい。

北京の皆さま、
貴重な使えるイタリアンレストランを守るために、
どうかご贔屓にしてくださいね!


■お店情報
欧州屋(Cafe Europe)
建外SOHO(西区)11号楼1113号室
5869-5663
*1階はただのカフェみたいですが、2階はレストランになってます。


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揚げウオトウ(臭豆腐添え)
炸窩頭(配臭豆腐)(zha2wo1tou(pei4chou4dou4fu))
P1050506.jpg

【データ】とき:8月4日/ところ:回龍観・田源鶏火鍋/ねだん:8元

窩頭(wo1tou)というのは、そもそもあまり美味しいものではない。
トウモロコシやコーリャンの粉を水でこねて円錐形に成形したもので、
これを蒸して食べるのだが、
なんともモサモサ、ポロポロしていて食べにくい。

余談になるが、私は窩頭をそのまま食べると、
ザンパというチベットの主食を思い出す。

ザンパというのはチベット特産のザンパ麦の粉をバター茶で溶いて
手でムギュッと握ったもの。
バター茶というとおいしそうだけど、
なんてったってチベットのバターはヤクのお乳から作る。
苦手な人には拷問かというくらい独特の臭みがあって、
まあ「まずい」と言ってもいいくらいの食べ物だ。

私はこれを、ラサのポタラ宮で食べた。
ポタラ宮で仲良くなった僧侶の宿舎(ポタラ宮内にあった)に招き入れてもらい、
お手製のザンパとバター茶をご馳走になったのだ。

厚意は大変にありがたかったのだが、
ザンパのほうは素直に美味しい!とは言えないお味だった。

余談の余談だが、僧侶宿舎で入ったトイレは一生忘れられない。
いわゆるボットントイレだったのだが、
なんてったってポタラ宮の中だ。
穴が果てしなーーーーーーーーーーーく深かったんである。
用を足しながら、
「落ちたらまず命はないな・・・」
と思ったものだ。

閑話休題。

で、そのザンパよりはマシだが、
窩頭もそんなにおいしいものではないという話だった。

ところが、これをスライスして揚げると、
とたんに美味になるから不思議だ。

たぶん余った窩頭を食べるための知恵なんだとは思うけど、
蒸しただけのものより格段に美味しい。

P1050504.jpg


きつね色に揚がった表面はカリカリ、
中味もサクサクして香ばしい。
ポソポソしていたトウモロコシ粉の食感が、
油を含むと好ましい食感に変わっている。

この炸窩頭には、決まってあるものがついてくる。

P1050505.jpg


臭豆腐である。

臭豆腐というと、南でよく食べられている茶色や黒いタイプのものが思い出される。

▼これまでの臭豆腐関連記事
【岳嶽山屋】【岳麓山屋】臭豆腐 
【孔乙己酒店】老派江南紹興菜
【譚州酒楼】油炸臭豆腐

でも、炸窩頭に合わせるのは、王致和というブランドのもの。
こちらは豆腐を塩水に漬けて発酵させたものだ。
「東洋のチーズ」と呼ばれているそうだが、
これがまた強烈に臭い。
どのくらい臭いかというと、ニーハオトイレの匂いと同じくらい臭い。

(あら、ポタラ宮のトイレの話が出たのも、まんざら閑話ではなかったらしい)

ところが、これを揚げた窩頭に塗って食べると、
この臭さがうまいこと中和されるから不思議。

P1050510.jpg


臭みが気にならないどころか、
「美味しい」
とさえ思う自分を発見してしまう。

「思えば遠くに来たもんだ・・・」
私の味覚もずいぶんと変わったものだ。

臭豆腐ペーストを塗った炸窩頭カナッペをぱくつきながら、
遠い目をして思いにふける私だった。


【おまけ】
というか、「臭豆腐」と聞いて安全面はどうなのよ?
と気にしていらっしゃる方も多いと思うので、ちょっと一言。

段ボール肉まん、病気にかかった豚の肉、そして(揚げるタイプの)臭豆腐は、
偽食品、衛生的に問題のある食品の代名詞みたいになっている。

これだけ中国の食品衛生が騒がれている今、
ガンガン地元のローカル中華料理を食べ、
そしてそれを紹介し続けることについて、
私自身もまったく抵抗がないという訳ではない。

ただ、私とてむやみに屋台で物を買って食べたり、
出所の不明な食品を口にしたり、
「不潔な店ほど美味い!」を盲信してわざわざ不衛生な店を選んで
食事をしている訳ではないのだ。

いかに食いしん坊な私とて、
道ばたの屋台で臭豆腐を食べたり、
包子を買ったりはしていない。

外食する時には、最低限の衛生さは感じられるお店を選ぶし、
(一般の日本人に比べれば私の基準は若干低いかもしれないのは認めるけれど)
基本的には中国人の知人友人が通っているお店に行っている。
逆に言えば、
地元の人が入るのをためらうようなお店には行かないようにしている。

この臭豆腐についても、本当に糞尿につけて臭くしているなんていう
トイレの匂いなんて書いたのが冗談にならないような代物もあることは承知している。

ただ、ここで食べた臭豆腐は「王致和」という老舗ブランドのものだし、
他のレストランで今まで食べてきた南方の臭豆腐にしても、
そのレストランがある程度のレベルであるのを確認し、
お店を信頼して食べている。

まあ、そもそも老舗ブランドや有名店が偽物を作っていたり、
信頼して入ったお店が偽物を使っていたりしたら元も子もない話だが、
でもそこまでとことん疑って、
みすみす珍味を食べる機会を逃すのも私としては悔しいのだ。

いろいろご意見はあるとは思うが、
一応の基準をもってこうした食品を口にしているということだけ、
書いておこうと思う。


■お店情報
田源鶏火鍋(回龍観店)
北京市昌平区回龍観鎮龍騰苑6区21号楼1号
8173-2328


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放し飼い鶏鍋
田源鶏火鍋
P1050500.jpg

【データ】とき:8月4日/ところ:回龍観・田源鶏火鍋/ねだん:100元くらい

鶏鍋がおいしい店があるというので、行ってきた。
北京の郊外を中心にチェーン展開する鶏鍋のお店、田源鶏火鍋だ。

▼市内から割合アクセスのいい勁松橋店もあります!
【勁松田源鶏】田源鶏火鍋
【勁松田源鶏】冬季火鍋大推荐!

田源鶏は、北京北部の山地で放し飼いにされた鶏。
草花の種、昆虫、木の芽などを食べている。
筋肉が発達して、肉質はやわらかい。
豊かな味わいとなめらかな口当たり、煮くずれせずさっぱりとした後味が特徴だ。

田源鶏火鍋は、この田源鶏を使った鍋料理である。

鍋底(guo1di3)と呼ばれる出汁を頼み、それにお好みで具材を注文する。
今回は、田源鶏のお肉を1/2羽分、肉団子、しめじ、エリンギに似たきのこ、筍を頼んだ。

P1050485.jpgP1050488.jpgP1050491.jpg
(専用のお鍋/田源鶏(1/2羽分)/肉団子としめじ)

まずは具を何も入れずに、スープだけを味わう。
表面に細かく油分が浮いているが、決してくどくなくあっさりとした飲み口。
それでいて深い味わいがある。

P1050493.jpg


鶏から出た旨味と、クコや棗の実、それに生薬がたくさん入った、
滋養たっぷりのスープだ。

P1050492.jpgP1050496.jpgP1050498.jpg
(スープ/香油/海鮮だれ)

スープを味わった後は、いよいよ具を投入。
具材に火が通って食べ頃になるまで、
店員さんがつきっきりでお鍋の様子を見てくれる。

具が煮えたら、好みのたれにつけて食べる。
ごま油ににんにくのみじん切りをこれでもかッッとどっさり入れた香油(xiang1you2)、
海鮮だれ、それにゴマだれ等の中から好きなたれを注文する。

今回選んだのは、香油と海鮮だれ。

とは言え、スープ自体が十分美味しいので
私はほとんどたれにつけずにそのままいただいた。

P1050501.jpg


田源鶏は、さすが放し飼いだけあって身がしまり、脂身が少ない。
それでいてとてもやわらか。

牛肉の肉団子のほうも、冷凍ではあったがなかなか美味だった。

今回はお野菜をほとんど入れなかったけど、
もちろん白菜、春菊などの定番野菜も揃っている。

大人数でわいわい鍋を囲むのなら、
いろいろ頼めて楽しい食卓になるに違いない。


【おまけ】
このお店で使われていた食器セット。

P1050487.jpg


最近、こんな清潔食器セットを見かけることが多くなった。
小皿、お碗、レンゲ、コップ、湯飲みがセットになって、ラップがかかっている。
消毒済みという触れ込みで、ワンセット1元5角する。

確かに、レストランがどれだけきちんと食器を洗っているかはおおいに疑問だ。
それにテーブルの上にずーーーっとセッティングされたままの食器には
まず例外なくホコリが積もっているんだろうから、
こうしてラッピングしてあれば少なくともホコリは防げる。

でも、このセットを提供している会社が
ホントのホントにきちんと消毒しているかなんて、
レストランに来た時点でいったい誰が確認できるんだろう。

「消毒済み清潔食器セット」という売り文句を鵜呑みにして
そのまま信じるおめでたい消費者なんて、
きっと北京にはいないだろうなあ。

と、言うわけで、ラッピングされた食器もやはりいつもと同じように
紙ナプキンで一通り拭いてから使う私なのだった。

1.5元払う意味ないじゃんね?


■お店情報
田源鶏火鍋(回龍観店)
北京市昌平区回龍観鎮龍騰苑6区21号楼1号
8173-2328
*朝陽区にも支店があるようです。
詳しいことはこちらのお店ホームページ(中国語)からどうぞ。


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野菜ロール
青菜巻(qing1cai4juan3)
P1050489.jpg

【データ】とき:8月4日/ところ:回龍観・田源鶏火鍋/ねだん:12元

ゆでたキャベツで千切り野菜を巻いた前菜。
筍、人参、木耳、赤ピーマン・・・
お野菜摂取にはなかなか役に立ちそうな一品だ。

薄く塩味がついている以外、味はほとんどない。
野菜のうまみをそのまま味わう料理だ。

・・・と書いてはみたものの、私にはあまりに薄味すぎた。
たまらず黒酢を頼む。

ちょこちょこと黒酢をつけながら食べれば、
とたんに旨味アップ。

ああ、この世に黒酢があって本当によかった。

黒酢さまさま。


■お店情報
田源鶏火鍋(回龍観店)
北京市昌平区回龍観鎮龍騰苑6区21号楼1号
8173-2328


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わかめと野菜の和えもの
拌海藻(ban4hai3zao3)
P1050494.jpg

【データ】とき:8月4日/ところ:回龍観・田源鶏火鍋/ねだん:12元

どうです?
中華でもわかめを使った前菜があるんですよ~。

と、自慢げに書いているけど、私もわかめの前菜なんて初めて食べたのだった。

こちらでは、「海帯(hai3dai4)=昆布」を使った料理は結構あるが、
「裙帯菜(qun2dai4cai4)=わかめ」を使った料理はほとんど見かけない。

だから、「裙帯菜」という単語も、何度聞いても忘れてしまう。
要はあんまり使わない単語なのだ。
だってさ、この料理だって「海藻(hai3zao3)=海草」で片付けられちゃってるし。

もどしたわかめと、細切りした赤青ピーマンと長ネギを
お塩とごま油程度の軽い味付けで和えてある。

和食でも登場しそうな料理だが、
ピーマンが入っているのが意外性のあるところ。
日本人はわかめにピーマンは合わせないよな・・・。

それから、写真ではよく分からないかもしれないが、
アクセントに香菜も少し入っている。
香菜好きにはうれしい限り。

さっぱりしていて箸休めに最適。
なかなか優秀な前菜だった。

ところで、わかめの中国語は何だったでしょう?

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「裙帯菜(qun2dai4cai4)」でした!
*「若布(ruo4bu4)」って言っても通じませんよー。

「裙(qun2)」は「スカート」、
又は「スカートのような(ピラピラ、ビラビラ)したもの」という意味。
わかめ、ビラビラしてるね、確かに。

今度こそ、覚えられたかも?


■お店情報
田源鶏火鍋(回龍観店)
北京市昌平区回龍観鎮龍騰苑6区21号楼1号
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北朝鮮料理
北朝鮮料理(bei3chao2xian3liao4li3)
【データ】とき:8月2日/ところ:麦子店・平壌館/ねだん:全部で400元くらい

ウチの近所にある北朝鮮料理レストラン、平壌館。
ただの北朝鮮料理屋かと思っていたが、実はとんでもなかった。

この店の真面目(zhen1mian4mu4=本当の姿)を明らかにしてくれたのは、
香港在住のyukidarumaさん。
彼女が北京滞在した時にあまりにも夢中になって通うので、
「では・・・」と一緒に行ってみて、ひっくりかえった。

このレストラン、とんでもなく芸達者な北朝鮮娘たちによる
エンターテイメント・レストランだったのだ。

北京市内には北朝鮮系レストランがいくつかあって、
どのお店もたいてい歌謡ショーのプログラムがあるが、
このお店のステージのレベルは群を抜いていると思う。

そのレベルの高さはもとより、
エンターティナーたちが実はこのレストランの店員さんたちなのだから、
さらに驚く。
普段はお客のオーダーを聞き、お料理を運ぶ店員さんたちが、
ショータイムになると突如歌手や演奏家に早変わりするんである。

彼女たちのステージがあんまり素晴らしいので、
ことあるごとにお知り合いに話していたら、
「ではひとつ行ってみましょう」
という話になった。

発起人は香港茶荘老板さんこと、大学の先輩Sさん。
Sさんがお声がけしてくださって、
好奇心旺盛で怖い物見たさ(?)の総勢5名が集まり、
北朝鮮娘のエンターティメントショー鑑賞ツアーと相成った。

*****

さて、お目当てはステージだとは言え、腹が減っては戦は出来ぬ。
まずは腹ごしらえから。
(っていうか、グルメブログだからこっちが本題なんですけどね。)

以下、メニューは中国語名ベース。ハングルは分かりません。

泡菜(pao4cai4)
胡麻の葉P1050460.jpg

↑しょっぱい。

白菜
P1050462.jpg

↑浸かりが足りない。

海鮮餅(hai3xian1bing3)
海鮮入りチヂミ
P1050464.jpg

↑普通に美味しい。

炒[魚尤]魚(chao3you2yu2)
イカの炒めもの
P1050463.jpg

↑「章魚(zhang1yu2=タコ)にできる?」って、念を押したのにやっぱりイカだった。

炒雑菜(chao3za2cai)
チャプチェ

P1050465.jpg

↑甘すぎず、しょっぱすぎず。これは美味しかった!

火鍋(huo3guo1)
五目鍋うどん

P1050466.jpg

↑取り分けられて出てくると、普通のうどんじゃん・・・
 休日におうちで作るごった煮うどんを思い出すお味。

炒年[米羔](chao3nian2gao1)
トッポッキ

P1050468.jpg

↑もちもち、くにゅくにゅした食感が好きな人はどうぞ。

土豆餅(tu3dou4bing3)
じゃがいものチヂミ

P1050471.jpg

↑おなかいっぱいで手が出ず。

石鍋拌飯(shi2guo1ban4fan4)
ビビンバ

P1050470.jpg

↑普通においしい。

拌桔梗(ban4jie2geng3)
桔梗の根の和えもの

P1050467.jpg

↑ガシガシした噛み応えが好き。

書き忘れていたが、このレストラン、お味のほうはあまり期待してはいけない。
特別おいしくて目を見張るというほどではなく、ほどほどのおいしさ。
なんてったって、目玉はショーだからね。

*****

さて、腹ごしらえもすんだ午後8時。
化粧っ気のないあどけない顔立ちのウェイトレスたちが、
突如としてプロ顔負けの歌唱力を誇るエンターティナーに変身。

アルトからソプラノまで音域は自由自在、
少女のような可憐な歌声から農村の女のようなたくましい小節まわしまで、
スタイルもバラエティ豊富だ。

P1050476.jpg

↑左の店員さんが歌唱力抜群!拍手も一番!人気をさらっていた。

凝ったヘアスタイリングもせず、洗い髪をそのまま無造作に束ねたような髪型で、
デパート最上階のレストラン(もうそんなのないか・・・)か、
はたまた列車の食堂車ウェイトレスのようなコスチュームで(色味はやや派手だけど)、
手をひらひらと波打たせながら、
彼女たちは踊り、そして歌う。

さらには、アコーディオン、シンセサイザー、ベース、ドラム、
果ては朝鮮風の琴までそれは見事にこなす多芸ぶり。

P1050478.jpg


演奏しながら歌も披露する。

P1050482.jpg


そして何にも増して驚くのは、
こんなプロはだしの歌と演奏を披露しながらも、
自分の出番が終わるとすぐさま何事もなかったかのように「店員」に逆戻りし、
涼しい顔で料理を運んだり注文を聞いたりしていること。

なんたる効率のよさ。
なんたるサービス精神。

それもこれも、将軍様を慕うが故?
彼女たちもまた、喜び組の系譜に連なる人々と言えるのかな・・・

いろいろ思惑あって北京でレストランを出しているんだろうけど、
こうして将軍様のおこぼれでショーを楽しませてもらうだけで
私は充分、満足だった。


■お店情報
平壌館
朝陽区麦子店街78号華康賓館内
6503-5732/5733


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細切り鶏肉入り混ぜ混ぜ麺
鶏絲拌麺(ji1si1ban4mian4)
P1050443.jpg

【データ】とき:7月30日/ところ:朝陽門・渝郷人家/ねだん:8元

中華の本場、中国には冷やし中華はない。
あれは立派な日式中華。

その代わり、涼麺(liang2mian4)とか「拌麺(ban4mian4)」と呼ばれる
汁気のない冷たい(室温の)麺がある。

この鶏絲拌麺もそうした麺の一つ。
冷たい麺に「鶏絲(ji1si1)=鶏肉の細切り」やナッツなどの具をトッピングし、
底にちょびっとたまっているゴマだれと混ぜ混ぜして食べる。

「ちょびっと」と書いたが、ほんとにたれがちょびっとなのだ。
だからかなり根性を入れて念入りに「拌(ban4)=混ぜる」しないと
たれが麺全体に行き渡らない。

何しろ汁気がなくてモサモサしているので、
麺はやっぱり「つるつるっ」、「チュルチュルッ」と行きたいという向きには
不満かもしれない。
この麺は、「モグモグ」食べる麺なんである。

ところで、主に夏場に食べられる涼麺や拌麺には、
トッピングの一番上になぜか砂糖がかかっていることが多い。
この麺も例外ではなかった。

たれがちょっと甘辛に味付けされているというのなら分かるのだが、
なぜに砂糖を振りかけないといけないのか。
このあたりの味覚バランスは、いまだもって謎だ。

まあ、慣れるとなんてことはないのだが、
「主食が甘いなんて・・・!」
と拒否反応のある人もいるだろう。

そんな時は、オーダーの時に予め
「砂糖は入れないで」
とお願いしておこう。

頼んだことをすぐ忘れるのが得意技で、
一度に二つのご用事をお願いするとキャパオーバーになる服務員さんが
(だから自分がお願いごとをした服務員が
他の客に呼び止められて何か頼まれているのを見たら、
自分の頼みごとはまず忘れられたと思っていい。)
運良くちゃんと厨房に伝えてくれて、
なおかつ責任感にあふれたコックさんにうまく当たれば、
めでたく砂糖抜きの麺にありつけるだろう。

運悪く砂糖が乗っかってきたら・・・
作り直しを要求して再度賭けに出るか、
おとなしく自分でお砂糖をよけよけして食べましょう。


■お店情報
渝郷人家
朝陽区朝陽門外大街20号聯合大廈5階
010-6588-3841/3845


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牛肉スライスの激辛スープ煮
水煮牛肉(shui3zhu3niu2rou4)
P1050448.jpg

【データ】とき:7月30日/ところ:朝陽門・渝郷人家/ねだん:18元

この料理も大定番メニューだ。
旧ブログでは、単品としては書いていないけど、川弁餐廳に行った時の記事で触れている。

旧ブログより。



牛肉スライスの激辛スープ煮。パッと見はやっぱり赤い汁になんか浸かっている。夫妻肺片との違いは、どんぶりに入っているということだけか?

牛肉がやわらかーく煮上がっていて美味。下ごしらえの時におそらく打ち粉をしてあるので、舌触りもつるりんとしている。牛肉の下には、たいてい白菜、もやし、青梗菜、レタスなどの野菜が隠れている。本日の野菜は、小白菜。白菜と言っても青い葉っぱの野菜。ちょっと筋っぽい青梗菜みたいな食感。

それにしても、こんな真っ赤なのになんで水煮?これにもいわれがある。北宋の頃、四川一帯は塩の産地で、しかも労働力として牛を使っていた。もう労働に耐えられなくなったお払い箱の牛と塩とが豊富だったことから、現地の塩引き労働者たちは牛を殺してその肉をスライスし、花山椒と唐辛子を入れた塩水で煮て食べたところ、大変美味だった。これが広まって、さらにレストランの料理人の改良を経たのが、今の水煮牛肉。油で炒めるのではなく、辛いスープで煮込んであるので、水煮の名前があるんだそうだ。別にほんとに水で煮ている訳じゃないよ。



水煮牛肉は牛肉のスライスが入っているが、
水煮肉(shui3zhu3rou4)、もしくは水煮肉片(shui3zhu3rou4pian4)なら豚肉だ。
中国語で単に「肉」と言った場合、多くは豚肉を指す。

ところで、この日の水煮牛肉にはもやしと青梗菜が入っていた。

P1050450.jpg


白菜やレタスということもある。
レタス、意外といけますよ。


■お店情報
渝郷人家
朝陽区朝陽門外大街20号聯合大廈5階
010-6588-3841/3845


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インゲン豆と挽肉のカラッと炒め
干[火扁]四季豆(gan1bian1si4ji4dou4)
P1050447.jpg

【データ】とき:7月30日/ところ:朝陽門・渝郷人家/ねだん:18元

渝郷人家の黄金定番メニュー、干[火扁]四季豆。
四季豆(si4ji4dou4)は別名扁豆(bian3dou4)、インゲン豆のことだ。

▼以下、旧ブログの記事から。
(旧ブログでは、「扁豆」でエントリーしてましたね。)



いんげんを油でさっと揚げた後、熱した鍋でさらにから煎りして油分をとばし、カラリと仕上げるところが「乾」の所以。別に炒めておいた挽肉とザーサイなどの漬け物のみじん切りと合わせて、唐辛子で辛みをきかせて出来上がり。

P1050446.jpg


これがですね、実にウマイんですよ。漬け物の塩気と唐辛子の辛みで、いんげんそのもののほんのりとした甘みがとても引き立つ。いんげんに8~9割がた火が通った程度の、豆のうまみがほどよく残っているくらいがいいあんばいだ。目安はいんげんの表面にじわっと軽くシワが寄っていること。上手く炒めてあると、豆のほくほく感も味わえる。中華の炒めものは、実は油の他にチキンスープなどの水分を入れることがほとんどだが、この乾[火扁](ガンビエン)という調理法だと水分はいっさい入らずに油だけ。




同じレストランで同じ料理を食べ続けていると、
日によって出来が違うのがよく分かる。

味が安定しないのは、こちらのレストランではよくあること。
「今日はちょっと・・・」
というハズレの日もあれば、
「今日のは最高!」
という大アタリの日もある。

それも含めて、こちらのレストラン食べ歩きは楽しい。
(と、思えるようになればあなたも中国に染まった証拠・・・)


■お店情報
渝郷人家
朝陽区朝陽門外大街20号聯合大廈5階
010-6588-3841/3845


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ゆで鶏と筍の四川ソース
水笋紅湯鶏
P1050441.jpg

【データ】とき:7月30日/ところ:朝陽門・渝郷人家/ねだん:28元

最近でこそ頻度が落ちたが、
渝郷人家(聯合大廈店)には一時期「社員食堂」のように行きつけていた。
勤め先がすぐ隣のビルに入っているので、
残業した後同僚と「ちょっと何か食べて帰る」のにちょうどいいのだ。

ここに来ると、鶏肉ものを頼むことが多い。
同僚も私も、結構な鶏肉好きなのだ。

旧ブログの記事から引用。



鶏肉フリークの二人がよく頼むと言えば、この一品もそう。棒々鶏→これ→棒々鶏→夫妻肺片(ちょっと鶏肉から浮気)→これ→棒々鶏・・・というローテーションだろうか。まあ飽きもせずよく頼むモノだと我ながら感心するくらいのヘビーなオーダー率だ。

紅湯と名のつくだけあって、タレは真っ赤な唐辛子色。この紅湯に、ゆでた骨付き鶏肉と水煮筍が浸かっている。

P1050442.jpg


ちょっと引いてしまいそうな赤さだが、実は見た目ほど辛くはない。うま味もしっかりついているし、何より芝麻醤(zhi1ma2jiang4=胡麻だれ)の味がこくを添えていて、あっさりとゆであがった鶏肉とよく合う。

鶏肉はしっとりした仕上がりで、ついつい骨際までせせって食べてしまう。取り皿に積み上がった骨を見て、「あらあらこんなに食べちゃって」と自分で苦笑することもしばしばだ。

見た目より辛くないとは言え、食べ続けているとやっぱりヘビーになってくる。そんな時は、底のほうに隠れている水煮筍を一口。みずみずしくさっぱりとした味と、しゃきしゃきした食感が爽やかさを運んでくる。

ただ、この水煮筍、いつもほんのちょっぴりしか入っていない。ひどい時にはまったく入っていなくて、単なる「紅湯鶏」になってしまっていることすらある。

意外と鶏肉よりも高級食材だったりして?



実はこの日も、筍は見あたらなかった。
これじゃただの「紅湯鶏」だな・・・。


■お店情報
渝郷人家
朝陽区朝陽門外大街20号聯合大廈5階
010-6588-3841/3845


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溶き卵入りの中華風トルティーヤ
烙餅攤鶏蛋(lao4bing3tan1ji1dan4)
P1050725.jpg

【データ】とき:8月18日/ところ:名前忘れた・・・/不詳
(全然データにならないですね・・・)

【北京の食文化】頭伏餃子、二伏麺、三伏烙餅攤鶏蛋」で、
「食べたことはない」と書いた烙餅攤鶏蛋を、口にする機会があった。

秋老虎(qiu1lao3hu3=立秋を過ぎてからの酷暑、残暑)が続く北京。
「三伏天」に入った日ではないけれど、まだ一応「三伏」は終わってないし、
ま、滑り込みセーフということで。

私がイメージしていたのは、
烙餅の上に溶き卵を流し入れた「烙餅+卵」の二層構造だったのだけれど、
実際に出てきたのは「烙餅+卵+烙餅」の三層構造だった。

P1050726.jpg


なんか薄焼きパンみたい。
まさにチワワ近くのデリシャスという街にホームステイした時に
ステイ先のママが焼いてくれた小麦粉トルティーヤに限りなく近い。

塩気が利いていてこれだけで食べても十分美味しいのだが、
どうやらこれに具を挟んでバーガーにして食べるのが定番らしい。

P1050727.jpg


スライスした醤肘子(jiang4zhou3zi=豚すね肉の煮込み)とか、
ぶつ切りの葱(cong1)をドカンと乗っけてかぶりつく。

P1050729.jpg


それにしても、この葱のぶつ切り具合ったら。
北京の人って、つくづくお口の匂いを気にしない人たち・・・


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陶器のダック
陶磁鴨子(tao2ci2ya1zi)
P1050399.jpg

【データ】とき:7月28日/ところ:南新倉・大董烤鴨店/ねだん:30元

今回のエントリーは、北京ダックのおまけ篇。

料理やダックをたらふく食べて出口へ。
オープンキッチンでは、出番を待つダックちゃんたちがぶらさがっていた。

P1050395.jpg


ふとその手前に置かれたダックの置物に目を留めた友人が、
「誕生日だからプレゼントしてあげる」
と言い出した。

「あの陶器のダックが欲しいんだけど。」
と店員さんに言うと、
なんとちゃんと売り物になっているのだという。
お値段1個30元。

ダックをむしゃむしゃ食べた後に言うセリフではないが、
なかなかかわいい。

ありがたくいただいて、自宅の棚にちょこんと置いた。
実は結構うれしかった私なのだった。


■お店情報
大董烤鴨店(南新倉店)
東城区東四十条22号
5169-0328/0329


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北京ダック
北京烤鴨(bei3jing1kao3ya1)
P1050384.jpg

【データ】とき:7月28日/ところ:南新倉・大董烤鴨店/ねだん:158元

そんなこんなでちょこちょこと料理をつまんで小一時間。
「そろそろかな~」
と首を長くしていたら、ようやく主役がお出ましになった。

北京ダックである。

P1050375.jpg


北京ダックと言えば全聚徳が有名だが、
日本人に圧倒的に支持されているのはこちらの大董烤鴨店だ。
理由は
お店のインテリアが清潔でサービスがまあまあなこと、
サイドメニューが充実していること、
メニューに日本語(なんちゃってだけど)が書かれていること、
そして何より、独特のダックの食感にある。

ここのダックの食感を一言で言えば、「酥(su1)」。
さくさくとして口の中にいれるとしゅうっと溶けていってしまう感じだ。

この独特の食感を存分に味わってもらうために、
薬味にも工夫が凝らされている。

P1050374.jpg


切り分けてもらったダックは、
まず皮だけの部分をザラメをつけていただく。

P1050382.jpg


まるで角砂糖を口に含んだかのように、
舌の上でしゅうっと、それこそしゅうっと、消えていってしまうのである。

実は私はパリパリダック派で
九花山というダック店のものが一番好みなのだが、
このしゅうっと溶けてなくなる感覚もなかなか捨てがたいものがある。

身の部分を切り分け終わると、
シェフが最後に頭とささみの部分をサーブしてくれる。

P1050377.jpgP1050383.jpg

ささみはさっぱりして美味だが、
頭の部分もなかなかオツだ。
脳味噌やくちばしまわりなど、好きな人はチャレンジしよう。

ご存知の通り、
ダックは「鴨餅(ya1bing3)」と呼ばれるクレープ状の皮で包んで食べるが、
この店では他にも薄い焼餅(shao1bing3)のような胡麻つきパンも出してくれる。

P1050381.jpgP1050386.jpg

胡麻つきパンにはすでに包丁が入っていて、
つまりはここにダックや薬味を挟んで食べるという趣向だ。

P1050388.jpg


鴨餅だとそれだけでお腹いっぱいになってしまうが、
これならそんなにお腹がふくれないし、
ちょっと目先が変わって楽しい。
胡麻の風味も利いている。

皮とお肉をそがれてしまったダック本体は、
いったんテーブル横から下げられ、
スープになって帰ってくる。
それがこの鴨湯(ya1tang1)だ。

P1050393.jpg


このスープ自体は、正直なところあまりおいしいものではない。
それどころか、全聚徳の鴨湯はちと苦手。
その点、この店の鴨湯はスープとしてもまあ飲める程度にはなっている。
今まで飲んだ中では、ここのが一番美味しい。


■お店情報
大董烤鴨店(南新倉店)
東城区東四十条22号
5169-0328/0329


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花しいたけとヒユナの極上スープ煮
頂湯花煮●[草冠+見]菜(ding3tang1hua1gu1zhu3xian4cai4)
P1050368.jpg

【データ】とき:7月28日/ところ:南新倉・大董烤鴨店/ねだん:28元

大董烤鴨店のメニューは分厚い。
なんてったって、タイトルが「作品集」だ。
基本的には1ページに料理が一つもしくは二つ、写真入りで紹介されている。

この「作品集」を繰っていて、殊の外おいしそうだったのがこの料理。
薄味のコンソメらしき透き通ったスープに、青々とした葉っぱがたっぷり。
お野菜がたくさん摂れて、スープ代わりにもなって、
なかなか優秀そうな料理ではないか。

「●[草冠+見]菜(xian4cai4)」は、「ヒユ、ヒユナ」のこと。
赤紫の茎が特徴ということだけれど、火を通すと緑に変わるのだろうか。
お皿の中の葉っぱはみずみずしい緑一色だ。

P1050371.jpg


ちょっと野草のような青臭い感じがするが、それがかえって物珍しくていい。
「頂湯(ding3tang1=最高級スープ)」の美味しさはもちろんのこと、
そこに「花(hua1gu1=花しいたけ、花どんこ)」のうま味が深みを加えている。
花しいたけは、肉厚で表面が花のように割れたしいたけのことだ。

さらに特筆すべきは、素揚げニンニクの存在。
素揚げニンニクのおかげで、香ばしさとさわやかさが加わっている。

大董烤鴨店で、
「野菜の炒めものも食べたいけどスープも飲みたい。
でも二品はちょっと厳しいなあ・・・」
とお困りだったら、
こんな野菜のスープ仕立てを選ぶというのもまた一手だ。


■お店情報
大董烤鴨店(南新倉店)
東城区東四十条22号
5169-0328/0329


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ダックの腸の香菜炒め
芫爆鴨腸(yuan2bao4ya1chang2)
P1050365.jpg

【データ】とき:7月28日/ところ:南新倉・大董烤鴨店/ねだん:30元

鴨腸(ya1chang2)は説明不要として、
芫爆(yuan2bao4)は、芫荽(yan2sui1=香菜)を主に合わせた食材を
「爆炒(bao4chao3)」した料理を言う。
つまり、名前に芫爆とついていれば香菜が入っているということ。

P1050363.jpg


爆炒というのは、熱した油でジャッと炒めることだ。

ところで、香菜が芫荽(yan2sui1)で「yan2」と読むのだから、
「芫爆」も「yan2bao4」と読まなければいけないはずだと思うのだが、
私は「yuan2bao4」という発音しか聞いたことがない。
なんでだろ?

この料理、殊の外美味だった。
もともとモツ好きな私だから、
この手の料理はまずもってお気に入りになるのは決まっているのだが、
これはまずダックの腸自体がコリコリとして歯ごたえ抜群。
旨味がまんべんなく食材全体にまわり、
さらににんにくと香菜の風味が利いていて実に出色。

にんにくも香菜も炒めすぎず、
香りが立ったまさにその瞬間に鍋を火から下ろしたかのような
絶妙の火通し加減だ。

「これから一生、肉か臓物のどちらかしか食べられないとしたら、
僕は迷わず臓物を取る。」
と言い切ったのは酒徒さんだが、
私も同感だ。
なんてったって、物心ついた頃から鶏モツ煮込みが好物だった
母いわく「モツ女」だからな、私は。

あ、でも腸詰めは臓物扱いってことで・・・。

■お店情報
大董烤鴨店(南新倉店)
東城区東四十条22号
5169-0328/0329


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ダックレバーの塩漬け
塩水鴨肝(yan2shui3ya1gan1)
P1050372.jpg

(↑この写真、反対側から撮ればよかった・・・)
【データ】とき:7月28日/ところ:南新倉・大董烤鴨店/ねだん:たぶん20元代

前菜の定番、ダックレバーの塩漬け。

ダックのレバーと言えばフォアグラが思い出されるが、
これもまたそれに劣らぬ濃厚で豊かな味わいだ。

私はフォアグラがあまり得意ではない。
単に高くて手が出せず食べつけていないから、
というか本当に美味いフォアグラを食べていないからかもしれないが。
レバーペーストは好きなんだけどね。

でも、この塩水鴨肝は好物だ。
くどすぎず、あっさりしすぎず、滋味が立ちすぎていなくていい。
黒酢をつければ、さらにさっぱり度が増してなおよろしい。

お酒が「いけるクチ」ならば、アテとしても優秀なことこの上ない。
日本ならば、あん肝を肴に一杯・・・のところを、
北京に来たなら、塩水鴨肝を肴に一杯。
いけますよ。


■お店情報
大董烤鴨店(南新倉店)
東城区東四十条22号
5169-0328/0329


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ダックの舌のゼリー寄せ
水晶鴨舌(shui3jing1ya1she2)
P1050362.jpg

【データ】とき:7月28日/ところ:南新倉・大董烤鴨店/ねだん:28元

ある日、友人とどういう訳か
「北京ダックが食べたいね」
という話になった。

北京に住んではいるが、北京ダックはほとんど食べない。
出張者対応も接待も少ない私にとって、
北京ダックは特別な時の料理だ。

でも、時々こうして「北京ダック気分」がやってくることがある。
そのダックな気分に引っ張られるようにして、
大董烤鴨店の南新倉店に行って来た。

P1050390.jpg


店に入るなり受付で、
「この時間だとダックが焼き上がるまで1時間かかります。」
と宣言される。

寝坊した土曜日のお昼ご飯。
時間はもう2時近かった。

とたんに「ダック気分」がしぼみかけるが、
まあまあせっかく来たんだからと思い直し、
前菜やおかずをつつきながら気長に待つことにした。

その前菜の一品目がこの水晶鴨舌だ。

P1050361.jpg


鴨舌(ya1she2)はダックの舌。
ピリ辛や甘辛に煮た冷菜は私も大好物だが、
これはゼリー寄せにして水晶(shui3jing1)にみたてた上品な料理。
ぷるぷるしたゼリーの中に、ダックの舌が鎮座している。

もともと鴨舌好きだとちょっと小綺麗にまとまりすぎていて物足りないが、
(あのむしり取って食べる感じがなんとも豪快なので)
逆にあの「舌食ってる」感が苦手な向きにはかえっていいかも。
その「舌食ってる」感までも、ゼリーですっぽり包んだ感じかな。

スープ味のゼリーを味わっていると、
まるでキャラメルの中のチョコソースが最後にどろりと出てくるように、
最後にダックの舌のちょっと臭みのある濃厚なうま味がやってくる。
これが苦手な人は、もしかしてだめかもしれない。

ただ、見た目が美しくて涼やかだし、
アイキャッチなアイテムとして食卓に一つあってもいい前菜だ。


■お店情報
大董烤鴨店(南新倉店)
東城区東四十条22号
5169-0328/0329


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8月4日付けのエントリー【北京の食文化】頭伏餃子、二伏麺、三伏烙餅攤鶏蛋で、
「今日から三伏」と書いたが、
なんと今年の三伏は10日遅れの14日からだった。

「8月4日に烙餅攤鶏蛋を食べる!」ときっぱり書いたのに、
なんと14日に食べるのが本当だったのだ。

読んでくださった方々、本当にごめんなさい。
ここにお詫びして訂正いたします。

★「三伏」って何?という方のために、ちょっとおさらいを。
(もっと詳しい内容については、
【北京の食文化】頭伏餃子、二伏麺、三伏烙餅攤鶏蛋をお読みください。)



北京では夏の最も暑い時期にあたる三十日間を「伏天(fu2tian1)」と言う。
夏至から数えて3番目の庚[かのえ]の日以後の30日間のことを指し、
最初の10日が頭伏(tou2fu2)、
次の10日が二伏(er4fu2)、
最後の10日が三伏(san1fu2)。




あれ?「伏天」は30日間だって辞書にも書いてあるのに、
どうして10日もずれたんだろう?

それは「閏」のいたずらのせい。
なんでも今年は「閏二伏(run4er4fu2)」にあたっていて、
二伏が20日間もあるのだそうだ。
(うう、フェイントだ~)

ということで、北京の街中で烙餅攤鶏蛋が食べられるのは、
本当は今日!
そして一番暑い時期はあと10日続くという訳なのだった。

お詫びと正しい情報への訂正でした。


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中華風ミートパイ
肉餅(rou4bing3)
P1050199.jpg

【データ】とき:7月14日/ところ:回龍観・鑫一福粥舗/ねだん:8~9元

がっちり厚皮生地の肉餅もおいしいけれど、
肉餅の王道は薄手の生地で餡たっぷりのくったりしたタイプ。

ここのお店の肉餅はその「くったりタイプ」の典型だ。

P1050197.jpg


薄手の生地で挽肉の餡を包み、
軽く焦げ色がつく程度に焼き上げてある。

箸でつまみ上げるとくったりと折れ曲がるくらいにやわらかい。
中のお肉もジューシーだ。
でも生地の表面がカリッと香ばしいので、
歯触りが単調にならず変化に富んでいて楽しい。

単純な食材と味付けの料理にとって、
食べ続ける上での変化というのはとても大事だ。

噛めば噛むほど味が出る(するめとかね)とか、
素材自体に圧倒的な美味さがある(お米とかね)とか、
そんな食材でない限り、
沢山の量を飽きずに食べ通すためには味付けや食感、歯触りの面で
何かしらアクセントが利いていないときびしい。

その点、この「焦げ」の存在は大きい。

この日頼んだ肉餅は二種類。
ひとつは猪肉韮菜(zhu1rou4jiu3cai4=豚肉×ニラ)。

P1050198.jpg


もう一つが牛肉尖椒(niu2rou4jian1jiao1=牛肉×尖椒)。

P1050200.jpg


尖椒(jian1jiao1)は、シシトウと青唐辛子とピーマンを足して3で割ったような野菜。
意外と辛い。

尖椒の辛みが利いてさわやかな味わいの牛肉尖椒もよかったけど、
やっぱり猪肉韮菜に軍配が上がる。

だって牛肉より豚肉のほうが好きなんだもーん。

肉餅にはお粥をあわせると現地っぽいというのは前述した通り。
この時もぬかりなくオーダー。

玉米粥(yu4mi3zhou1)
P1050194.jpg


別に現地っぽくする必要もないんだけどね。


■お店情報
鑫一福粥舗
昌平区回龍観楓雅園二区3号楼


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緑豆アイス
緑色心情 緑莎莎(lv4dou4xin1qing2 lv4sha1sha1)
P1050186.jpg

【データ】とき:7月10日/ところ:オフィス/ねだん:1元(9月13日訂正:「2~3元」と書きましたが、1元でした!安っ!)

日本ではお豆を使ったアイスと言えば小豆だが、
こちらで圧倒的に人気があるのは緑豆だ。

緑豆は身体を冷やし、暑気あたりに効くと言われていて、
夏場には緑豆粥が好んで食べられる。

緑豆粥はほんのりと甘い上品な味付けで、
緑豆のほこほこしたおいしさとうまくマッチしている。
お粥というより、ちょっとしたデザートと言ったほうがしっくりくるかもしれない。

その緑豆粥のデザートっぽさをそのまま活かして
アイスキャンデーにしたのがこの緑莎莎だ。

シャリシャリとしたシャーベット状の緑豆あんが、さっぱりとして爽やか。
甘さ控えめなので、甘いものが苦手な男性でも大丈夫かも。


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龍城風押し切り麺
龍城刀撥麺(long2cheng2dao1bo1mian4)
P1050109.jpg

【データ】とき:7月7日/ところ:灯市口・晋陽双来飯庄/ねだん:7元

山西省の麺と言えば刀削麺(dao1xiao1mian4)が有名だが、
実はそれ以外にも様々な素材や作り方の麺が山ほどある。

その一つがこの刀撥麺だ。
(「撥」は、中国簡体字では「拨」。
「抜(ba2=抜く)とは違うので念のため。」)

「撥(bo1)」というのは、「手足や棒状のもので何かをかき分ける」という意味。
この場合は「刀撥」なので、
こねて平らにのばした小麦粉に包丁を差し入れ、
刃先でまな板をこするようにしてより分けたものだ。
切るのではなく、包丁を入れた端からどんどん擦り取っていく感じだろうか。

包丁と便宜的に書いたが、刀撥麺に使われる包丁はちょっと変わっている。
長さ60センチほどもある大きなもので、重さは2.5キロほど。
両側に柄があり、普通の包丁のように刃先が細くなっていない。
なかなか技術を要する職人技であるらしい。

と書いてはいるもののすべて友人の説明の聞きかじりと
後でネットで仕入れた知識で、
私も実際に作っているところを見たことはないのだけれど。

ちなみに、龍城は太原の古称だ。

刀削麺と同じように、刀撥麺も「打鹵麺(da3lu3mian4)=あんかけ麺」にして食べる。
定番はトマトと卵、茄子、挽肉の醤油煮、肉の醤油煮込みなど。

P1050102.jpgP1050106.jpgP1050108.jpg

今回はわがままを言ってこの四種類のあんを少しずつ出してもらった。

P1050104.jpg


「本場の山西麺はどんなかな・・・」
と期待に胸をふくらませて口にした私だったのだが、
ところがこれが期待はずれだった。

麺の命、腰がないんである。

山西省出身の友人などは、
「ちょっとちょっと、老郷!」
と同じく山西省出身の店員(老郷とは、同郷人のこと)を呼びつけて、
「これはないだろう。まったく腰がないじゃないか!」
とおかんむりだ。

実は私たち、注文してすぐに食卓に出された刀撥麺を、
「ビール飲んでるのにいきなり主食はないだろう、おい。」
(友人は主食を食べてしまうと、もうお酒に戻れないクチだ)
といった返品していたのだが、
どうやら店側はその時の麺を湯通ししてそのまま出してきたものであるらしい。

「この店には太原にいる時にもよく通ったし、
せっかく本場の麺が食べられると思って来たのに・・・
(麺の本場で育った同じ)同郷人に、このやり方はないだろう?
もう一度麺を打ち直す手間とコストを惜しんで、
こんな腰のない麺を出すなんてひどいじゃないか。
もう一杯分お金を払ったってよかったんだよ。」

友人にしてみれば、本場の麺が食べられるからと連れてきた店で、
お世辞にも旨いとは言えないものを出されてしまった訳で、
メンツがつぶれてしまったとも言える。

「次はビール飲みながらつまむのはなしで、麺メインで来よう。」

リベンジを誓い合って、晋陽双来飯庄を後にしたのだった。


■お店情報
晋陽双来飯庄(灯市口店)
東城区灯市口西街36号芳園賓館2階
8511-1115


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黒酢たっぷり羊肉スープ
[酉昔]澆羊肉(cu4jiao1yang2rou4)
P1050096.jpg

【データ】とき:7月7日/ところ:灯市口・晋陽双来飯庄/ねだん:39元

山西省は老陳[酉昔](lao3chen2cu4=長期貯蔵酢)の産地。
おいしい黒酢には事欠かない。

このスープは、その黒酢のおいしさをフルに活かした一品。
羊肉入りのスープに、黒酢をたっぷり「澆(jiao1)=注ぎ入れること」してある。

中国黒酢は、脂っこい味付けをさっぱりさせ、
単調な味に深みと変化をもたらす魔法の液体。

このスープにもそんな黒酢の良さがいかんなく発揮されている。
羊肉の旨味を殺さずに、さっぱりとした風味に仕上がっていた。

P1050097.jpg


「澆(jiao1)」と名のつくだけあって、黒酢も半端じゃない量が入っているようだ。
ベースの味付けが黒酢だといっても過言ではないかも。

黒酢大好きの私にはこの上もなく美味なスープだが、
黒酢と羊肉が苦手な人には拷問かもしれない。

P1050101.jpg



■お店情報
晋陽双来飯庄(灯市口店)
東城区灯市口西街36号芳園賓館2階
8511-1115


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五台山特産きのことナマコの炒めもの
苔蘑[火会]海参(tai2mo2hui4hai3shen1)
P1050094.jpg

【データ】とき:7月7日/ところ:灯市口・晋陽双来飯庄/ねだん:89元

山西省にある中国仏教の聖地、五台山。
苔蘑(tai2mo2)は、この五台山特産のきのこだ。

この料理は、その特産きのこと海参(hai3shen1=ナマコ)を炒め合わせたもの。

「参」は、中国語では普通「can1」と読むが、
もう一つ「shen1」という読み方もある。
生薬で言うところの朝鮮人参に使われ、「ren2can1」ではなく「ren2shen1」となる。
(ちなみにお野菜の人参は、「胡羅卜(hu2luo2bo)」、「紅羅卜(hong2luo2bo)」。)

ナマコは中国語で「海参」。
この場合も「hai3can1」とは読まずに「hai3shen1」と読む。
「人参(ren2shen1=朝鮮人参)」と同じ薬効があると言われていて、
それで「海の人参」という意味でこの名がついたのだそう。
だから読みも「shen1」なんだって!

以上、ayaziの食い意地から始まるワンポイント中国語講座でした。

*****

乾燥ナマコに特産きのこと来れば、
まずくなることはまずないだろうとの期待を裏切らず、
至極まっとうに美味しい。

海の幸と山の幸からいい出汁がしみ出して、旨味たっぷりだ。

そこはかとなく鰹だしの風味を感じるのは、
日本の味を恋しがる私の舌のいたずらだろうか。
それとも、ナマコは干されてもなお海の記憶を忘れないからだろうか。

炒め合わせた後でとろみをつけてあん仕立てにしてあり、
とろり、つるりと舌の上を滑っていく。

高価だけれど、それだけの満足は味わえる納得の一皿だ。


■お店情報
晋陽双来飯庄(灯市口店)
東城区灯市口西街36号芳園賓館2階
8511-1115


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「立秋に脂身食べて夏やせ対策」

8月8日は立秋。
北京では、立秋は脂身ののったお肉を食べる日だ。

立秋には貼秋[月票](tie1qiu1biao1)の習慣がある。
暑かった伏天(*伏天についてはこちらをどうぞ)も終わりに近づき、
夏から秋へと向かう立秋の日に、
暑気あたりや夏バテで落ちた体重を回復させるために、
しっかりと脂身ののったお肉を食べて精をつけるのだ。
つまりは、夏やせ対策。

[月票](biao1)は、肉の脂身のこと。
貼(tie1)にはもちろん「貼る」という意味もあるが、
この場合は「貼補(tie1bu3)=不足分を補う」という意味だ。

落ちた肉を、まさに肉で補うという直接的なところが、
またなんとも素直でいい。

いや、いろいろ蘊蓄はあるんだろうけど、
「肉を肉で補う」っていうのが直感的に分かりやすくていいではないか。

脂身を補うだけあって、この日に食べるお肉料理はこってりと油ののったものばかり。
醤肘子(jiang4zhou3zi=豚の皮付きもも肉の煮込み)がその代表で、
天福号という老舗のものが有名だ。


P1030623.jpg

(↑これは天福号のものではなくて、春餅屋で食べたもの)

上がり続ける豚肉価格のあおりで天福号の肘子もすでに20%程度値上げしたが、
立秋を前に「当面は値上げしません」と宣言して、
「肉、補わなきゃ!」な市民を安心させたという。
それほど「貼秋[月票]」の習慣は、人々にとって大事なものなのだ。

他には、紅焼肉(hong2shao1rou4=肉の醤油煮込み)や、
香腸(xiang1chang2=腸詰め)など、
いかにも脂身ののったカロリーの高そうな食品ばかりが顔をそろえる。

P1040519.jpg

(↑これは梅菜扣肉。立秋に食べる肉料理、こんなイメージかな?)

P1050069.jpg

(↑茶馬古道の徐家渡香腸。)

立秋には肉の脂身。
さて、今日は私も[月票]を貼りにいくとしようか。

いや、夏やせしてないから補う必要ないって?


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香椿の苗とクルミの和えもの
香椿核仁
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【データ】とき:7月7日/ところ:灯市口・晋陽双来飯庄/ねだん:20元

香椿苗が好きだ。

香椿苗(xiang1chun1miao2)は、スプラウト系野菜で、
北京に春を告げる野菜、香椿の苗のこと。

香椿については、このエントリーでどうぞ。
▼【8610食庫】香椿炒鶏蛋

発芽野菜独特の生まれたてのやわらかさと、
ほのかに感じられる香椿独特のほろ苦い風味がこの野菜の特徴だ。

香椿核仁は、この香椿苗と核仁(he2ren2=クルミ)を黒酢ベースの調味料で和えた前菜。

老陳[酉昔](lao3chen2cu4=長期貯蔵酢)の本場、山西省のレストランのこと、
黒酢のおいしさは折り紙つきだ。

クルミはカリカリと固いと思いきや、むにゅっとやわらかい。
まだ乾燥させる前なのか、それとも水煮してあるのか。
ちょうど杏仁(xing4ren2=杏のさね)のような食感だ。

そのクルミのうにゅっとした歯ざわりと、
ふにゅふにゅ、ほにゃほにゃしたスプラウトの食感の取り合わせが面白い。

ところで、中国では「クルミを食べると頭が良くなる」と言われる。
なぜだか分かります?

クルミの形が脳みそと似ているからだそうで・・・

こういうとこ、単純で直接的。
でも好き。

香椿核仁いっぱい食べて、私のおつむも少しは良くなったかしら・・・?


■お店情報
晋陽双来飯庄(灯市口店)
東城区灯市口西街36号芳園賓館2階
8511-1115


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ダックの砂肝ピリ辛和え
香辣鴨珍(xiang1la4ya1zhen1)
P1050093.jpg

【データ】とき:7月7日/ところ:灯市口・晋陽双来飯庄/ねだん:18元

北京で食べられる本場の山西料理といえば、紀暁嵐故居の隣にある晋陽飯庄。
いや、紀暁嵐故居が晋陽飯庄の隣にあると言うべきか。

ところが、ここは大変な人気店で、お昼のご飯時に行こうものなら、
30分や一時間待ちは当たり前。
そのせいか、
「待っている間に紀暁嵐故居見てくれば?」
とチケットまでサービスしてくれたりする。

(紀暁嵐故居はどうやら晋陽飯庄が買い取っちゃったらしく、
経営母体が同じだからこういうことが出来るのね・・・)

かといって頼みの綱の山西省駐京弁も、酒徒さん情報によるとだめ。

北京でおいしい山西料理、特に手打ち麺を食べられるレストランはないものか・・・
と思っていたら、山西省は太原出身の友人がある日こう言った。

「見つけたんだよ。なかなか旨い麺を食わせる山西料理の店を。」

それが、この晋陽双来飯庄だ。

晋陽双来飯庄は、太原にチェーン展開する山西料理のお店。
友人も太原で何度も通ったという。

「まあまあ地道(di4dao4=本場の)だと言えると思うよ。」
その評価につられて、週末のお昼に出かけてみた。

*****

お店があるのは王府井の北、灯市口(世都百貨のある交差点)を
西へしばらく行ったところ。

どうも知る人ぞ知るレストランらしく、外観はぱっとしない。
でも、山西人が太鼓判を押すし、ネットでも「非常山西!」という書き込みまであるくらいだ。
一応期待して店に入る。

麺がお目当てではあるが、例によってまずは前菜から。
最初に頼んだのがこの香辣鴨珍だ。

鴨珍(ya1zhen1)はダックの砂肝(西日本なら砂ずり)。
同じ砂肝でも、鶏なら鶏珍(ji1zhen1)となる。

香菜や分葱など、香味野菜たっぷり。
辛みは唐辛子からのものだ。
それに加えて、砂肝自体、すでにピリ辛味で煮込まれている。

察しの通り、ビールの肴にぴったり。
下酒(xia4jiu3)な前菜をつまみながら昼間っから冷えたビール。
たまりません。


■お店情報
晋陽双来飯庄(灯市口店)
東城区灯市口西街36号芳園賓館2階
8511-1115


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中華風ミートパイ
肉餅(rou4bing3)
P1050173.jpg

【データ】とき:7月8日/ところ:東四十条・平安肉餅店/ねだん:6元

前菜をちょこちょことつまみ、
レバーをがつがつ食べ、
がぶがぶと燕京普[口卑]を飲んでいたら、
ようやくやって来ました、お目当ての肉餅。

「にくもち」なんていう何ともすごい字面だけれど、
言ってみれば中華風のミートパイだ。

すごい字面と言えば、
旧ブログの記事にコメントを寄せてくださったふぇいさんの情報によると、
川端康成訳の『小公女』には、「肉饅頭」という食べ物が出てくるらしい。
セーラが「肉饅頭」にかぶりつく図を想像するとちょっと引いてしまうが、
これは言うまでもなく、「ミートパイ」。

当時の日本では、ミートパイは一般的じゃなかったんだね。
今では、何の苦もなく「ミートパイ」って訳せるけど、
翻訳した川端さんはさぞかし頭を悩ませたんだろう。
時代が移ると、訳語も変わる。

本題に戻って、肉餅である。

旧ブログの肉餅の説明



小麦粉を練って丸く伸ばした“餅”に、豚挽肉と葱のみじん切りを混ぜた餡を包み、というかちょうどパイみたいに何層にも挟んで、表面にこんがり焼き色がつくくらいまで焼いたもの。断面を見ると、いくつかお肉の層ができているのが分かる。ちょっと油っこいけど、にんにくの風味も効いているし、黒酢をつけて食べるとさっぱりとして、箸が進む。

 あ、これって主食扱いなんですよ、一応。だから肉餅+おかず+スープ、なんていう組み合わせもあり得るわけですね。たぶん生地を練り込む時にも油が入れてあるし、餡もお肉たっぷりなので、かなり食べ応えあり。どちらかと言うと、男性に好まれているかも。お昼に職場のビル地下食堂に行くと、肉餅を4切れも5切れも積み上げて、次から次へと平らげる男性をよく見かける。私はなるべく我慢しているんだけど、時々肉餅のこってりがっつりボリューム感が恋しくなって、ついつい食べてしまう。




P1050175.jpg


この店の肉餅は、生地がしっかりと厚手。
たっぷりとしたジューシーな餡をがっちり包んでいる。

さらに、生地の表面がカリカリに焼いてあるのが香ばしい。
歯ごたえまで感じられるほどの存在感だ。

P1050171.jpg


肉餅はどちらかというと箸でつまむとベロンと折れ曲がるくらいの
やわらかい質感のものが多い。

そんな中にあって、この肉餅のガチッとした力強さは特筆に値する。

やわらかめがいいか、しっかりめがいいかは好みの分かれるところだが、
私はこの力強い感じが嫌いではなかった。

【おまけ】
お粥(これは粟)を合わせて頼んだりすると、より現地っぽいですよ。
P1050178.jpg



■お店情報
平安肉餅店
東城区東四十条街(軍区総医院近く)
6402-1739


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【お詫びと訂正】
2007年は閏二伏の年にあたっていて
二伏が20日間あるため、
本当に三伏に入るのは8月14日からでした。
ここにお詫びして訂正いたします。
▼【北京の食文化】今日から三伏!(お詫びと訂正)



今日から三伏。
北京の各家庭やレストランで、烙餅攤鶏蛋が食べられる日だ。

北京では夏の最も暑い時期にあたる三十日間を「伏天(fu2tian1)」と言う。
夏至から数えて3番目の庚[かのえ]の日以後の30日間のことを指し、
最初の10日が頭伏(tou2fu2)、
次の10日が二伏(er4fu2)、
最後の10日が三伏(san1fu2)。
この伏天が始まることを、「入伏(ru4fu2)」と言ったりもする。

さらに、食欲の減退するこの「伏天」の時期に食べるといいものが伝えられている。
それがタイトルの「頭伏餃子、二伏麺、三伏烙餅攤鶏蛋」。

P1050313.jpg

(↑ゆでたてのアツアツ餃子)

P1040830.jpg

(↑北京の麺と言えば、炸醤麺)

さすがに小麦粉食いの北京だけあって、
見事に麺食(mian4shi2=小麦粉を使った料理)ばかりだ。

餃子、麺は説明不要として、
烙餅攤鶏蛋(lao4bing3tan1ji1dan4)というのは、
厚手のトルティーヤのような烙餅(lao4bing3)の上に、
溶き卵を注いで一緒に焼き上げたもの。
攤(tan1)というのは、「糊状の材料を鍋に入れて薄く焼く」こと。
攤鶏蛋で、要は卵焼きだ。

通常は特に何も薬味を入れない烙餅だが、
烙餅攤鶏蛋の時は葱のみじん切りを入れた葱餅(cong1bing3)にすることが多いという。
卵の臭みを消すためだ。

餃子にしても、麺にしても、つるりと喉ごしがよくて食べやすい。
烙餅攤鶏蛋は、最後の10日間を乗り切ろうという意味で
少し精のつく食べ物になっているのだろうか。

日本でも盛夏にはさっぱりしたそうめんや冷や麦、おそばなどが好んで食べられ、
また土用の丑の日に鰻を食べて精力をつけたりする。
これとよく似た習慣だ。

実際には、それぞれの10日間の初日に食べるといいとされていて、
今年なら、頭伏に入った7月15日が餃子、
二伏に入った7月25日には麺、
(7月15日には市内のスーパーや小麦粉食品売り場で、
麺が飛ぶように売れたという。)
そして三伏の8月4日、つまり今日が烙餅攤鶏蛋を食べる日ということになる。

三伏に烙餅攤鶏蛋を食べるのは一応もっともらしい理由がある。

そろそろ一番暑い時期も峠を越え、
(北京の季節は日本より若干早めに移り変わっていきます・・・)
この時期に大汗をかきながら熱々の麺を食べたりすると
食後汗が引くときに身体を冷やしやすいから、
というのが一つ。

もう一つは、
この頃になると暑い盛りに卵を産むのを休んでいた雌鳥たちが卵を産むのを再開し、
栄養価値の高い卵が手に入るようになるという実際的な理由。

さらには盛夏がもうすぐ過ぎ去るのを喜ぶ人々の気持ちとが重なって、
この日に烙餅攤鶏蛋を食べる習慣になったのだそうだ。

さて、あーだこーだと書いているけれど、
実は私、烙餅攤鶏蛋を食べたことはない。
(だから写真もないんです・・・)

二伏には
「今日は麺を食べる日よッ!」と勇んで食堂に向かった同僚Yさんも、
烙餅攤鶏蛋となると、
「自分ではうまく出来ないの。
小学校の同級生のお母さんは上手でよく食べさせてもらったけど・・・」
となんとも心許ない。

どっかのレストランでメニューに載せてるかな。
それとも鶏蛋餅(ji1dan4bing3)で代用しようか・・・

p060514_1.jpg


*鶏蛋餅(写真手前)は、かき卵と葱のみじん切りをあらかじめ水溶き小麦粉と混ぜて焼いたもの。
烙餅攤鶏蛋の焼き上がり間際にかき卵を注いで焼き上げるのとは、
似て非なるもの。
写真奥は溶き卵なしの烙餅。
烙餅攤鶏蛋で使う烙餅はこれより小さめだそう。


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