2007年06月

2007年06月
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皇帝の愛したとろとろ壺入りスープ
皇壇子(huang2tan2zi)
P1040735.jpg

【データ】とき:6月1日/ところ:建国門外・那家小館/ねだん:120元

【那家小館】満州官府私家菜からの続きです。)


那家小館には名物料理がある。
素焼き風のつぼに入った、とろりとした煮込みスープ。

皇壇子だ。

壇子(tan2zi)は、つぼ、かめのこと。
皇(huang2)は、皇帝(huang2di4)だ。

なんでも皇帝が愛したスープだとかいう話で、
それで皇壇子という名前があるのだろう。

那家にはずっとこの皇壇子のレシピが受け継がれてきた。
もともとはフカヒレなどの高価な食材が使われていたが、
庶民にも手が届くようにと那家が改良した。

改良後の皇壇子の原料はサメの口、鳥や鹿の筋、筍など。
これを12時間以上とろ火で煮込んで作る。
とろりとした口当たりが特徴のスープだ。

コラーゲンや栄養が豊富で、
体質強化やカルシウム補給、美容効果などがあるという。

この皇壇子には、お店が勧める食べ方がある。
一吃、二吃、三吃の3ステップだ。

「一吃(yi4chi1)」

まずはテーブルに出されたアツアツのスープをそのままいただく。
オリジナルの味と香りを味わおう。

「二吃(er4chi1)」

二番目は、薬味を入れて。

P1040738.jpg


酢を入れるという話もあるが、
お店で用意してくれるのは香菜、腐乳、野山椒。

P1040734.jpg


自分の好みに合わせて薬味を投入。
オリジナルとはまた一味違った風味を楽しもう。

「三吃(san1chi1)」

三番目は、ご飯を入れて。

P1040728.jpg


皇壇子を頼むとすぐに出てくるこのちっちゃなご飯。
早合点しておかずと一緒に食べないこと!
スープの「三吃」用にとっておこう。

P1040741.jpg


食材のうま味が溶けだしたとろとろスープご飯。
「二吃」で入れた腐乳の味も一緒くたになって、
ご飯粒ひとつひとつにからみつく。
それが妙に後を引いて、ついつい取り皿の底が見えるまで食べてしまった。

とは言え、
皇帝が大のお気に入りというほど感動的なお味
という訳ではなかったかな。

この日はおまかせコースだったから
このスープがいったいいくらなのか不明だが、
1人前120元という話もある。

そこまでの価値があるかどうかと聞かれると・・・
うーん、それはちょっと難しいかな。

【那家小館】に関する記事
【那家小館】満州官府私家菜
【那家小館】皇壇子

■お店情報
那家小館
朝陽区建国門外永安里119中学西側
6567-3663


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法事の関係で、23日から一時帰国しています。

P1040969_1.jpg


中華な日々はしばらくお休み。

ブログの更新も、滞り気味になるかもしれません。

北京に戻ったら、またいつものペースで更新していきます。

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清朝官吏一族の伝統家庭料理
満州官府私家菜(man3zhou1guan1fu3si1jia1cai4)
P1040717.jpg

【データ】とき:6月1日/ところ:建国門外・那家小館/ねだん:?

特に何も説明されなくとも、
「那家小館」と聞けば、
中国人ならまず間違いなく満州族のやっているレストランだと分かる。

「那」は“那”姓のこと、中国人の名字だ。
「那家(na4jia1)」はつまり、「那家」、「那さんの家」という意味になる。

「那」姓を名乗る人は、例外なく満州族だと言う。
「那」は、葉赫那拉(イェホナラ)氏を漢族風に変えたものだ。
葉赫那拉(イェホナラ)氏と言えば、西太后と同じ由緒正しき名門氏族。
それで、那家の小館(xiao3guan3=小さな料理店)と言えば、満州族料理だと分かるのだ。

ちなみに満州族には八大姓というのがあって、
イ冬、関、馬、索、斉、富、那、郎だそうだ。
だからといって、この八つの姓の人がすべて満州族という訳ではないようだが。

満州族はもともと探求心旺盛かつ凝り性で、
食べ物に対しても原料にこだわったり、
細工に工夫をこらしたりするのが好きな民族だそうだ。

満州族の名門一族、那家に代々伝わってきた伝統の家庭料理も
そんなこだわりの満州族料理の系譜上にあると言われる。

ただ、よくあるようなキンキラキンで豪勢な清朝宮廷料理ではなく、
家庭料理らしいあたたかみも感じさせる。
まるで那家に遊びに来たかのようにくつろいでほしいとの
店主の心遣いによるものだそうだ。

*****

那家小館は、双子座ビルの裏手の小さな路地にひっそりと門を構えている。

P1040714.jpgP1040715.jpgP1040718.jpg
ひっそりとした中にも堅固さを感じさせる門構え/店内/テラスの灯籠

控えめな“那家”の門をくぐると、店内は外から想像するよりもかなり広い。
店内中央部は吹き抜けになっていて、意外に開放感がある。

二階のテラス部分に出ると、そこはビルの谷間の異空間だ。
(冒頭の写真がテラス部分)
オフィス街に居を構える那さんのお宅に遊びに来て
二階のテラスでホームパーティでもしているかのような気分になる。

*****

この日は、ある画家の個展オープニングセレモニーの打ち上げでこの店を訪れた。

美術関係者や家族、友人まで揃った総勢70名の大所帯で、
(中には私のようななんだか分からないメンバーまで紛れ込んでいた)
わいわいがやがやとコース料理をごちそうになった。

一つ一つコメントしていくと大変なことになるので、
ざざーっと紹介していくことにしよう。

まずは前菜。

P1040721.jpgP1040722.jpgP1040723.jpg
(左から)春菊とレバーのサラダ/川魚(鯉?)の塩漬け/山芋のオレンジジュース漬け

山芋が意外にヒット。
ジュースの甘みと山芋の食感がマッチ。

P1040724.jpgP1040725.jpgP1040726.jpg
(左から)臓物スライスのピリ辛和え/野菜サラダ/スペアリブの甘酢風味

スペアリブ、普通にうまし。

それにしても、隣に座った李女史、
料理が出るなりガンガン箸を伸ばしてくる。

写真撮影はその間隙を縫っての一瞬が勝負。
いきおい、手ぶれ写真が増えてしまう。

写真を撮るのは私の勝手だけど、
ちょっとくらい、待ってくれたって、ねえ?

ミス・リーとの戦いを尻目に、料理は続く。
熱菜(re4cai4=あったかい料理)へと突入だ。

P1040729.jpgP1040731.jpgP1040732.jpg
蝦のフライ、甘酢ソース/空豆とお肉の炒めもの/羊肉の炒めもの(豆皮包み)

蝦ちゃん、写真を撮ろうとカメラを構えるやいなや、
李女史が一個箸でさらっていった。
恐るべし。

ちょっと特徴のありそうなものだけアップで。

鹿肉と茸の炒めもの
P1040733.jpg


鹿のお肉、クセもなくやわらかで美味。

羊もも肉の丸焼き
P1040736.jpg


ドカンと一発、インパクトで勝負。
焼いたまんま丸ごとテーブル脇まで運び、そこで店員さんが切り分けてくれる。

甘辛酸っぱいソースにつけて食す。
東南アジア料理みたいなこのソースは、うーん、どうなんだろう?

料理はまだまだ続く。
このあたりまで来ると、李女史の箸の伸びも鈍ってきた。
ふふふ、スタミナのないヤツめ・・・。

P1040737.jpgP1040743.jpgP1040744.jpg
ほたて貝と春雨の豆チー風味/蒸し桂魚/苦瓜(らしき野菜)と茸の炒めもの

春雨と組み合わせるのは、中華におけるほたて調理法の定番らしい。
若干脂っこいけど、
殻つきで出てくるとなぜかはしゃいで嬉々として食べてしまう。

しかし、これだけ料理がわんさか出るとさすがにもうお腹いっぱいだ。
蒸し魚なんて、どーんと丸ごと出てきたにもかかわらず、
ほとんど誰も箸を伸ばさない。

ところが、
最後のスイーツが出たとたんに四方八方から箸が伸びてきた。

甘い物が別腹なのは中国の人も同じ。
もちろん李女史も例外ではない。

おかげで写真を撮るタイミングを逸した私。
数がだいぶ減ってさみしい写真になってしまった・・・。

P1040745.jpgP1040746.jpg
薩其馬(サチマ)/豌豆黄

薩其馬(sa4qi2ma3)は、沙其馬、薩騎馬とも書く。
満州族のおこし風お菓子で、
「卵や砂糖を入れた小麦粉をこね、細かく切って油で揚げたのち、
あめで固め、長方形に切ったもの」(講談社中日辞典より)

雷おこしのうんとうんとふんわり版を想像してもらうと、近い・・・かな?
非常にポピュラーなお菓子で、スーパーのお菓子コーナーでも普通に売っている。

ヌガー系のお菓子があまり得意でない私にとっては、あまり興味のないお菓子だ。
貧乏性だから食べたけど。

豌豆黄(wan1dou4huang2)は、エンドウ豆で出来た羊羹みたいなお菓子。
甘さ控えめで、これは私の好物だ。
おいしくいただいた。

ところで、実はコース料理はこれで全部ではない。
このレストランの名物料理をまだ紹介していないのである。

長くなったので、そのメニューはまた次のエントリーで。

「【那家小館】皇壇子」に続きます。)

【那家小館】に関する記事
【那家小館】満州官府私家菜
【那家小館】皇壇子

■お店情報
那家小館
朝陽区建国門外永安里119中学西側
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梅菜入りお粥、塩漬け卵と細切り肉のお粥
西湖梅菜粥(xi1hu2mei2cai4zhou1)、咸蛋肉絲粥(xian2dan4rou4si1zhou1)
【データ】とき:5月31日/ところ:麦子店・百粥郷/ねだん:8元

ウチの近く(近くどころかかなり激近なのだが)に
百粥郷というお粥屋さんがある。

「あの赤い看板のお粥屋さん」
と言えばたいていの人が
「ああ、あの!」
と分かるくらいの有名店だし、
たかが粥屋のくせして車でわざわざ乗り付ける人がいるくらいの人気店だ。

そんなご近所&人気のお店なのだが、
私自身はあまりご縁がない。

近いだけあってデリバリーもしてくれるのだが、
出前の人に
「女のくせに粥の出前なんか取りやがって・・・」
だの
「こんなとこに住んでるわけね・・・」
だの思われるのが嫌で気が引けてしまうのだ。
完全な自意識過剰である。

この間、久しぶりに百粥郷のお粥を食べた。
ちょうどいい時間に、ちょうどいい腹具合で、
ちょうどよくご一緒してくれる人がいたのでね。

「百粥郷」と銘打つだけあって、
白粥から広東風中華粥、スイーツのような甘めのお粥まで、
お粥のバリエーションはさすがに豊富。
しかも基本的には10元以下で気軽に頼める。

今回、私が頼んだのはこれ。

西湖梅菜粥(xi1hu2mei2cai4zhou1):8元
P1040602.jpg


梅菜入りのお粥だ。
漬物の塩気がお粥にぴったり。
見た目はあまり麗しくないが、まず外さない味。

お連れさまが頼んだのはこれ。

咸蛋肉絲粥(xian2dan4rou4si1zhou1):8元
P1040603.jpg


アヒルの卵の塩漬けと細切り肉が入っている。
これもまた塩漬け卵の塩気がポイント。

あ!
ちなみに、「お粥を食べる」は中国語で「喝粥(he1zhou1)」。
「吃(chi1)=食べる」じゃないので気をつけて!

中華世界ではお粥は「食べるもの」ではなくて、「飲むもの」なのだ。
だから「喝(he1)=飲む」を使う。

食べておいしければ「好喝(hao3he1)」。
「好吃(hao3chi1)」はNG。

お粥だけだとちょっと寂しいので、こんなのも頼んでみた。

鍋貼(guo1tie):4元
P1040605.jpg


卵とトマトにしてみたけど、パリパリの皮とはあまり合わなかったかも。
やっぱり水餃子のツルツル、モチモチした食感のほうがマッチする。

ここのお粥、すばらしくおいしいという訳ではないし、
プラスチック食器が場末の香港レストランみたいで物悲しいけど、
ちょっと小腹満たしに、
飲んだ後の仕上げに、
ぱぱっと入ってぱぱっと食べるにはいいかもしれない。

●いこも近いことだしね、スナック好きの駐在員の皆さん!



■お店情報
百粥郷
朝陽区農展北路(長城飯店南側を入って東800メートル)
6507-9656


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マフィン
瑪芬(ma3fen1)
P1040580.jpg

【データ】とき:5月28日/ところ:新光天地・素美人/ねだん:6元

普段は甘いパンは食べないのだけれど、
マフィンだけは特別で、時々思い出したように食べたくなる。

以前は仕方がないから★巴克で買ったりしていたのだが、
最近は新光天地の地下まで出かけることが増えてきた。

お目当てのお店は素美人(Natural Beauty)。
シュークリームのビアードパパの系列店だそうだ。

見た目がかなり巨大でいかにも甘ったるそ~なので
しばらく敬遠していたのだが、
人から勧められて試しに買って食べてみたら、
これが意外と美味しくて、それ以来ごひいきにしている。

バナナマフィンは、
ぱっくり割るといきなりバナナがゴロンと入っていて驚き。

P1040581.jpg


生地に混ぜ込んであるものとばかり思っていたので、
かなりのインパクトだ。

ただし、それでもやっぱりかなりの甘さなのが難点。

その点、チョコチップ入りのマフィンだと、
チョコの苦みがあるせいか甘さがそれほど気にならない。

朝、血糖値をぐぐ~っと上げて
頭と体にエンジンをかけるのにはちょうどいいかもしれない。


■お店情報
素美人甜品工房(Natural Beauty)
北京市朝陽区建国路87号新光天地地下一階(B1063)
6530-7807
*それにしても、「Natural Beauty」が「素美人」かあ・・・。
 中国語って、こういうところがこう、
 趣きやニュアンスに欠けるっていうか、何て言うか。
 「素美人」・・・いや、確かにその通りなんだけどね。


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棗の砂糖漬け入りちまき
蜜棗粽子(mi4zao3zong4zi)
P1040842.jpg

【データ】とき:6月12日/ところ:オフィス/ねだん:いただきものでタダ

6月12日、先週の火曜日のこと。

「阿姨(a1yi2=おばちゃん)が粽を作ってきたのよ。まだあったかいわよ。」
出社するなり、同僚Yさんにこう言われた。

毎朝オフィスのお掃除に来てくれているHさんが
手作りのちまきを作ってきてくれたのだ。

「ああ、もうそんな季節か・・・今年の端午節、いつだっけ?」
「19日、来週の火曜日よ。」

そう、本日6月19日は旧暦五月五日、端午節である。
中国の端午の節句は、旧暦で祝う。

Hさんは毎年端午節が近づくと、山ほどちまきを作って
親戚や近所の人、そして勤め先にも配っている。

そういえば去年も、Hさん手作りのちまきをごちそうになった。

中華ちまきと言うと、
日本人はチャーシューや椎茸など具がたっぷり入った
甘くないちまきを思い浮かべるが、
あれは南方中国のもの。

北方中国では、ちまきは甘いものだ。

東北出身のHさんが作るちまきは、
蜜棗(mi4zao3=棗の砂糖漬け)の入ったほんのり甘い味付け。

P1040844.jpg


ちまきを食べながら、Yさんのちまき談義が始まる。

「昔はねえ、端午の節句の一日前になると
 どこの家庭でもちまきを手作りしたものよ。
 笹の葉も具もみんな天然のものでね、
 みんなで包んでから大鍋に入れて、
 おき火で一晩じっくりかけてゆでるのよ。
 夜中に一度火を足すのがコツ。
 そうすると朝にはしっかり火が通って、
 ほんのりあったかいちまきが出来上がってるのよ。」

笹をはがすと、Hさんのちまきはぎっしりと中味がつまっていて
どっしりした量感たっぷりだった。

「私が包むとこんなふうにたっぷりには出来ないの。
 スカスカしちゃうのよ。」

同僚Yさんが言う。

笹の色と香りが餅米に移って、なんともさわやか。
もちもちとした餅米の粘りと旨味、
そして棗の上品なやさしい甘さがとても懐かしい感じだ。

チャーシュー、椎茸、タケノコ・・・
具だくさんで旨味たっぷりの中華ちまきもいいけれど、
Hさんのほんのり甘い棗のちまきも大好き。

密かに楽しみにしている、初夏の味覚だ。


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ドイツビール
徳国[口卑]酒(de2guo2pi2jiu3)
P1040547.jpg

【データ】とき:5月27日/ところ:三里屯・辛徳勒碼頭餐廳/ねだん:またもやおごり

三里屯にあるドイツ風パブ、
Schindler's Anlegestelle(中国語名:辛徳勒碼頭餐廳)は、
日壇公園南門の近くにある
Schindlers Tankstelle(中国語名:辛徳勒加油站)の姉妹店。

“Tankstelle”はガソリンスタンドだったけど、
“Anlegestelle”のほうはドックステイション。
航海をテーマにしたインテリアのパブだ。

ドイツ大使館がほど近いこともあり、
お客さんはドイツ人を中心にした西洋人がほとんど。
北京にいることを忘れてしまいそうなほど、西洋度の高いスポットだ。

ドイツビールを飲みながらメニューと睨めっこして、いくつか料理をオーダー。

西洋料理って、中国語になると途端に訳が分からなくなってしまって
メニューを手にするといつも戸惑ってしまう。

緑葉沙拉配鮮mo[草冠+磨]龍蒿醋汁
ホワイトマッシュルーム入りグリーンサラダ(タラゴンドレッシング)
P1040550.jpg


沙拉(sha1la1)はサラダ、
配(pei4)は、添えるってこと、
鮮mo[草冠+磨](xian1mo2)は生のキノコで、
この場合はホワイトマッシュルーム、
龍蒿(long2hao1)はどうやらタラゴン、
醋汁(cu4zhi1)はお酢入りの汁で、つまりドレッシング。

長ネギが乗っかっているところが、中国ならでは?
ここはタマネギスライスあたりがよろしいかと・・・

でも、一緒に食べた中国人は
「え?別においしいじゃない?」
とバクバク食べていた。

香腸[手偏+并]盤
ソーセージ・ハムの盛り合わせ
P1040551.jpg


香腸(xiang1chang2)は、腸詰めのこと。
どうも私は香腸というとウィンナーソーセージのイメージが強くて、
毎回そっちを想像してオーダーし、
出てきたお皿を見て
「なんだハムじゃん」
と思う、ということを繰り返している。

この日もそうだった。

香腸は腸詰めソーセージで
塩漬けハムは火腿(huo3tui3)。

単語としては分かってるんだけどな。
ううむ。

P1040555.jpg


ビールは進む。
これは艾丁格(Erdinger)。

このパブは、種類ごとに違うグラスでビールを飲ませてくれる。
どんなグラスが出てくるのかも、楽しみの一つだ。

茄汁[火会]蔬菜[火考]芝士配土豆
野菜のトマトソース・チーズ焼き(ポテト添え)
P1040556.jpg


「茄」がついているからといって、茄子だと早合点してしまいそうだが、
「茄汁(qie2zhi1)」は「番茄汁(fan1qie2zhi1)」、トマトソースのことだ。
[火会](hui4)はとろみをつけてあんかけのようにして仕上げる調理法。
[火考](kao3)は、「あぶる、焼く」、
芝士(zhi1shi4)はチーズで、
土豆(tu3dou4)はじゃがいも。

ああもう疲れる!
字面から実際の料理を想像するのはなかなか難しい。

P1040558.jpg


出てきてみたら、ラタトゥユみたいな夏野菜の煮込みに
チーズをのせてオーブンで焼いた料理だった。
まあ、名前の通りと言えば、その通りなんだけど。

夏野菜がゴロゴロ入っていてなかなか美味。

P1040559.jpg


「バーバリアのビールはないの?」
連れの友人がなぜかこだわったバーバリア産のビール。
ちなみにバーバリアは、巴伐利亜(ba1fa2li4ya4)。

「ありますよ。」
と店員さんが頷いて持ってきてくれたのがこのワールドカップグラス。

フルーティだけどスパイシー、
甘みや酸味もあるけどちゃんと苦みも残る、
不思議な味わいが面白いビールだった。

このビール、名前はWeihenstephan(ヴァイエンシュテファン)と言うらしい。

▼ちょっと検索してヒットしたこのサイトによると、
なんと世界最古の伝統を持つ醸造所のビールだって!
でもこれによるとバイエルンのビールって書いてあるけど・・・

でもこのビール名、ドイツ語で長ったらしくて覚えられないし、
中国語名も不明。

じゃあオーダーはどうするかって?
大丈夫。

「あのワールドカップのやつ」
とか
「サッカーのグラスのやつ」
と言えば、店員さんは分かってくれるから。


■お店情報
辛徳勒碼頭餐廳(Schindler's Anlegestelle)
朝陽区三里屯北小街10号
6463-1108


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昔ながらの北京料理
老北京菜(lao3bei3jing1cai4)
【データ】とき:5月27日/ところ:東四十条・福家楼/ねだん:全部で181元

(「【福家楼】老北京菜之一」からの続きです。)

まだまだ続く「老北京菜」の数々。
さすがに8名もメンツが揃うと、いろいろ頼めてほくほくだ。

大人数で食事っていいな。
いっぱい頼めてうれしいな。

疙瘩湯(ge1datang1):中華風すいとんのスープ
P1040539.jpg


疙瘩(ge1da)は、「球状のもの、塊状のもの」。
疙瘩湯は、ちょうど日本のすいとんのようなものが入ったスープだ。

でも、疙瘩にはもう一つ意味がある。
「できもの、はれもの、にきび」がそれ。
「長疙瘩(zhang3ge1da)」と言うと、「できものが出来た」という意味になる。

「長(zhang3)」は、「生える、できる、生じる」ということ。
ちなみにこの時は「長い」の意味のように「chang2」とは読まない。

要は中華風すいとんなのだが、
このメニューと中国語を知っている日本人どうしでは別の呼び名で通る。

ズバリ、「おできスープ」。

P1040540.jpg

↑この日の「おできスープ」は青菜がたっぷり入ったトマトベースであっさり味。

送別会参加メンバーは、
北京生活はそれなりにベテランさんばかりだったけど、
このスープの存在自体を知らない方も多かった。

そんな「おできスープ初体験」組も、
「何これ~?知らな~い」
が、一口食べて
「おいし~!」
に変わる。
そして
「も一杯食べよ。」
とおかわり。

大人気だった。
このあたりが、ローカルフードを紹介する醍醐味ね。

初めてだった皆さま、次はお友だちに、
「おできスープっていうのがあってね・・・」
って、教えてあげてね。

香椿豆(xiang1chun1dou4):香椿と大豆の前菜
P1040542.jpg


ほろ苦い春の味覚、香椿。
香椿炒鶏蛋(香椿と卵の炒めもの)と並んで、
この香椿豆も香椿を使ったメニューの定番だ。

▼香椿と香椿炒鶏蛋についてはこちらをどうぞ。
【8610食庫】香椿炒鶏蛋

ここまでがおかず。
しばらくビールとおかずをモリモリ食べて、
送別会だということすら忘れるくらいわいわいしゃべって、
「さて、じゃあ何かご飯物でも頼みますか?」
となった。

くすくす。
この「最後に主食系を頼む」に何の違和感も感じないあたり、
北京生活もベテラン揃いですなあ。

醤油炒飯(jiang4you2chao3fan4):醤油チャーハン
P1040543.jpg


たまり醤油で味付けしたシンプルなチャーハン。
葱くらいしか入っていないように見えるのに、どっこいなかなか豊かな味わい。
濃い醤油色にめげずに頼んでみて!

実は意外にいけてない北京で食べるチャーハンの中では、
かなりオススメ度の高いアイテムだ。

鍋貼(guo1tie1):焼き餃子
P1040545.jpg


水餃子が主流のこちらにあっては、焼き餃子は「餃子」とすら呼ばれない。
こちらの焼き餃子は、食べきれなくて余った水餃子を
なんとか口に出来るように工夫した苦肉の策のメニュー。
鍋に貼り付けるようにして焼くので「鍋貼」。

日本の焼き餃子みたいに皮が薄くないので、
もったりしてそれほどおいしいものではない。
やっぱり水餃子のほうがいい。

炸醤面(zha2jiang4mian4):ジャージャン麺
P1040546.jpg


ご存知、ジャージャン麺。
老北京菜と言えばこれ!というくらダントツの知名度を誇る。

ゆでたうどんにお野菜の千切りや大豆の水煮などをのっけて、
肉みそをかけて混ぜ混ぜしていただく。

ただ、あまり期待してはいけない。

中国は麺の本場だと思われているが、
実は北京で食べる麺はそれほどおいしくない。

こちらの人は麺の腰をあまり重視しないのか、
ぼそぼそした雑な食感のものが多い。

刀削麺なんかはおいしいのにね。

肉みそも油たっぷりで塩気もたっぷり。
一度は食べてみたらいいけど、日常食にはならないなあ。

どっかに「これは!」と目がキラーンとするような
衝撃の炸醤麺ってないものだろうか。

*****

・・・とまあぶちぶち言ってはいるけれど、なんだかんだとよく食べた。

日頃あまり老北京菜になじみのない方々には物珍しく新鮮で、
普段からベタ系ローカル中華を愛する私(とさんじょさん)には懐かしく、
そしてお財布にも超級にやさしい普段着中華。

これだけ頼んで、ビールもたんまり飲んだというのに、
なんと全部で181元!

やめられません。


【福家楼】老北京菜
・「【福家楼】老北京菜之一
・「【福家楼】老北京菜之二


■お店情報
福家楼
東城区東四十条23号
8403-7831


■過去の老北京ローカルメニュー関連記事
【後海・北京小吃紀行フルラインナップ!】
後海・北京小吃紀行~炒肝
後海・北京小吃紀行~鹵煮火焼
後海・北京小吃紀行~爆肚
後海・北京小吃紀行~芥末白菜
後海・北京小吃紀行(番外)~杏仁豆腐
後海・北京小吃紀行~麻豆腐
後海・北京小吃紀行~豆汁
後海・北京小吃紀行~炸咯吱
後海・北京小吃紀行~冰糖葫蘆


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昔ながらの北京料理
老北京菜(lao3bei3jing1cai4)
【データ】とき:5月27日/ところ:東四十条・福家楼/ねだん:全部で181元

6月からのクロアチア赴任を前にして企画されたKさんの送別会。
幹事さんと
「どこにしましょうかねえ・・・」
と頭をひねっていたら、当のご本人からリクエストをいただいた。

「老北京菜が食べたい」
とのご要望だ。

それならば・・・と選んだのが、東四十条の交差点近くにある福家楼。
「老北京」を売りにしている家庭料理のレストランだ。

「老北京(lao3bei3jing1)」と言うのは、昔ながらの古き良き北京のこと。
「生粋の北京っ子」という意味もある。
こちらはちょうど「チャキチャキの江戸っ子」みたいなニュアンスかな。

送別会当日は、
二階の日差しの入る個室で女性ばかり総勢8名が食卓を囲んだ。

他の皆さんが「老北京菜にはなじみがない」のをいいことに、
この日のオーダーは私とさんじょさんですっかり仕切らせていただいた。

さんじょさんは、
私と同じく自称「食い意地系女子」の食友である。

メニューを広げて、
「これなんかどう?」
「あっ、いいね~。じゃあこれは?」
「オッケ~」
と目についた料理名を挙げていったら、たちまちオーダーが決まってしまった。

やっぱり食事は食いしん坊さんと一緒が最高ね。

では、食い意地系女子二名によるこの日のオーダーをざっとご紹介しよう。
「老北京菜」がキーワードなので、かなりベタなチョイスになっている。

醋溜土豆絲(cu4liu1tu3dou4si1):千切りジャガイモのお酢炒め
P1040529.jpg


お酢の酸味とじゃがいものシャキシャキがキモ。

麻豆腐(ma2dou4fu):緑豆おからの羊油炒め
P1040530.jpg


これはKさんからリクエストあり。
北京小吃の代表的なメニューでもある。

▼麻豆腐についての過去記事はこちらから。
「後海・北京小吃紀行~麻豆腐」
旧ブログ「北京でおなかヘンテコリン」より「麻豆腐でポンポコリン」

羊油が苦手な人もいたかも。
頼めば「素油(su4you2)」=普通のサラダ油で作ってくれるところもある。

炸茄合(zha2qie2he2):茄子の挽肉はさみ揚げ
P1040533.jpg


パン粉をつけて揚げるフライタイプじゃなくて、フリッター。
日本の家庭料理のおかずにもありそうだけど、
山椒入りのお塩をつけるところが中華風。

でもこれはちょっと脂っこくてもたれた。
中華レストランは揚げものがいただけないことが多い。
きっと使い回して古くなってるんだろうな。

地三鮮(di4san1xian1):茄子、じゃがいも、ピーマンの炒めもの
P1040534.jpg


三種類の新鮮な陸の恵み。
乱切りしてさっと素揚げし、にんにくを利かせた醤油風味で炒めてある。

▼地三鮮についての過去記事はこちらから。
・旧ブログ「北京でおなかヘンテコリン」より「地三鮮でポンポコリン」

油をしっかり吸い込んで旨味の出た茄子と
ほっくりしたじゃがいも、
そしてさわやかなピーマンの苦みが三者三様に主張し合いつつ、
それぞれの持ち味を互いに引き立てている。

大好き。

清炒西葫蘆(qing1chao3xi1hu2lu):西葫蘆(ペポカボチャの一種)の炒めものP1040537.jpg


ズッキーニとヘチマと瓜を足して3で割ったような野菜、西葫蘆。
シャクシャクとポクポクの間のような、
何とも言えない独特の食感が好きでよく頼む。

餃子の餡にしてもおいしいし、
もちろん豚肉やハム、卵と炒め合わせても美味。

この日は清炒(qing1chao3)でシンプルに。
とろみのついた塩味で上品に仕上げてあった。

西芹炒香干(xi1qin2chao3xiang1gan1):セロリと薫製豆腐の炒めもの
P1040538.jpg


これも大定番の組み合わせ。

セロリはこちらに来てからものすごく摂取量が跳ね上がった野菜の一つ。
たぶん日本にいた間の3倍とか5倍とかの量を食べたんじゃないだろうか。

それほど中華料理とセロリは相性がいい。
日本人からするとちょっと意外だけどね。

さて、食い意地系女子2名がオーダーした料理はここまででまだ半分。
残りの半分はまた次のエントリーで。

(「【福家楼】老北京菜之二」に続きます。)


【福家楼】老北京菜
・「【福家楼】老北京菜之一
・「【福家楼】老北京菜之二


■お店情報
福家楼
東城区東四十条23号
8403-7831

■過去の老北京ローカルメニュー関連記事
【後海・北京小吃紀行フルラインナップ!】
後海・北京小吃紀行~炒肝
後海・北京小吃紀行~鹵煮火焼
後海・北京小吃紀行~爆肚
後海・北京小吃紀行~芥末白菜
後海・北京小吃紀行(番外)~杏仁豆腐
後海・北京小吃紀行~麻豆腐
後海・北京小吃紀行~豆汁
後海・北京小吃紀行~炸咯吱
後海・北京小吃紀行~冰糖葫蘆


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挽肉とインゲンの橄欖菜炒め
肉沫欖菜四季豆(rou4mo4lan3cai4si4ji4dou4)
P1040513.jpg

【データ】とき:5月25日/ところ:東大橋・蜀渝人家/ねだん:18元

肉沫(rou4mo4)は挽肉、
四季豆(si4ji4dou4)はインゲン豆のこと。

インゲン豆は他にも扁豆(bian3dou4)と呼ばれるけど、
一般的には幅広で文字通りひらべったい(=扁)もののことを言い、
ぷっくりとした断面が丸いものは四季豆と呼ばれる。

まあ、料理名の四季豆を扁豆と言っても
店員にはちゃんと通じるけどね。

ちなみに、ひょろひょろと細長いササゲは[豆工]豆(jiang1dou4)。
(未だにこの[豆工]の読み方をすぐ忘れてしまって、
よく「これ」と指さして注文したりする。恥ずかしや・・・)

他にも、インゲン関係の中国語でよく使う単語に豆角(dou4jiao3)がある。
辞書によるとサヤインゲンということだけど、
普通のインゲン豆ではなくて
ササゲにつかわれていることが多いように感じる。

欖菜(lan3cai4)は橄欖菜(gan3lan3cai4)のこと。
橄欖(gan3lan3=オリーブ)と
芥菜などの菜っ葉(一説によるとオリーブの葉)の塩漬けを
油と調味料で炒め煮したものらしい。

余談だが、ラグビー(ボール)のことを中国語で橄欖球(gan3lan3qiu2)という。
ラグビーボールの形がオリーブに似ていることからというが、
私は一度も似ていると思ったことはない。
中国人が見ると似ているように見えるんだろうか・・・。

(と、思っていたけど、14日の晩に改めて見てみたら、
 まあ似てないこともなかった。
 そう思って見たから?6月15付記)


橄欖菜はスーパーなどで瓶詰めにして売られているし、
中国の国内線飛行機に乗ったりすると
パック入りのものが機内食についてきたりもする。

「飯の友」としてご飯、麺、果てはマントウなどにつけて食べたり、
料理のアクセントとしても使われる。

この肉沫欖菜四季豆は橄欖菜を使った料理の代表格。

青々として豆の香りもみずみずしいインゲン豆のほくほくとした旨味を
橄欖菜のオリーブの脂っ気と塩気がよく引き立てている。

橄欖菜にも意外に油が入っているので、
実はかなりヘビーなはずなのだが、
適度な塩気と旨味でついついレンゲを差し入れてしまう。

間違いなく、ご飯が進む一品だ。


■お店情報
蜀渝人家(東大橋店)
朝外大街38号東大橋藍島大厦後ろ
8562-2729


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重慶風骨付き鶏唐揚げの唐辛子風味
重慶辣子鶏(chong2qing4la4ziji1)
P1040515.jpg

【データ】とき:5月25日/ところ:東大橋・蜀渝人家/ねだん:28元

辣子鶏は、四川料理の代表格。
骨付きの鶏肉を細かく切って下味を付けて揚げ、
それを唐辛子や花山椒、葱などと一緒に炒めた料理だ。

料理の説明はちょっとラクチンして、旧ブログから引用。
▼旧ブログ「北京でおなかヘンテコリン」の辣子鶏のエントリー



骨付き鶏肉を唐辛子と一緒に揚げたもの。(ayazi注:唐辛子と一緒に揚げているわけではなくて、揚げた鶏肉を唐辛子と一緒にさらに炒めたものでした。) 鶏肉の唐揚げと言いつつ、お皿の上には唐辛子がてんこ盛り。まさかこれを食べるのか?とギョッとする向きも多いのでは?どうぞご安心を。もちろん食べるのは鶏肉。唐辛子の山に埋もれた鶏肉を、さながら宝探しのごとく、箸で唐辛子をかき分け、かき分けしながら探す、お宝探しメニューなのだ。

p060407.jpg


言うまでもなく、激辛。ヒーッと口から火を噴き、顔から汗をしたたらせながらも、宝探しの箸はなおも止まらない。箸で唐辛子の山をかき分け、鶏肉発掘→パクッ→ヒーッ!→ビールをゴクリ→はーっ→鶏肉発掘→パクッ→ヒーッ!→ビールをゴクリ→はーっ(以下、繰り返し)。こうして唐辛子の山は箸でつつかれ、ひっくり返されて、お宝(鶏肉)はどんどん発掘され、口の中へと運ばれていく。お宝がそうそう簡単に見つけられなくなる頃には、舌の感覚もすっかり麻痺し、そんじょそこらの辛さにはビクともしなくなっているのだった。

辣子鶏の具と言えば、だいたい骨付き鶏肉と唐辛子+薬味というのが一般的だが、ここのお店の辣子鶏にはもう一つ、特別な具が入ってる。それは小さな麻花(マーフア:ma2hua1)。

P1040517.jpg


麻花とは、小麦粉を練って細かく切り、2~3本ねじって揚げた甘いお菓子。この辣子鶏に入っているのはその麻花のミニチュア版で、2~3㎝ほどしかなく、なんともかわいらしい。このほんのり甘い麻花と、ヒーッと辛い鶏肉とが、絶妙のハーモニーを醸し出している。そしてまた、「鶏肉発掘→パクッ→ヒーッ!→ビールをゴクリ→はーっ」のプロセスに、さらに「麻花をパクッ→ホッ」が加わって、新たな辣子鶏リズムが形成されるという仕組み。

鶏肉を食べ尽くし、皿の上に残った唐辛子の山は、お店の人に頼めば持ち帰ることもできる。こちらの人は、持ち帰った唐辛子を野菜炒めに入れてピリッとした風味を効かせるのに使ったりすると言う。さすがに私は、唐辛子のお持ち帰り経験まではないけれど。





引用ばかりでも気が引けるので、ちょっと辣子鶏にまつわるお話を。

いつだったか、中国人の友人と辣子鶏を食べに行った時のこと。

テーブルに出された辣子鶏に箸を伸ばそうとしたら、こんなことを言われた。

「扒拉扒拉[口巴]!」(ba1laba1la ba!)

扒拉(ba1la)というのは、もともと「かき分ける、押しのける」という意味。
この場合なら、箸で唐辛子をかき分けて鶏肉を探す動作のことだ。

[口巴](ba)は「~しよう」だから、
「唐辛子をかき分けて辣子鶏を食べよう!」
ということ。

でもなんだか愉快だったのが、
炒めてカリンカリンになった唐辛子がたてる
パラパラ、カラカラという音が
「扒拉扒拉」(ba1laba1la)という発音とやけにマッチしていたこと。

それに、「balabala」という音がなんだか可愛らしくて、
思わずクスリとしてしまった。

辣子鶏をより分けながら、
テーブルを囲む人が口々に「balabala」、
箸の先では唐辛子がパラパラ。

辣子鶏を食べるのが楽しくなる魔法の呪文。


■お店情報
蜀渝人家(東大橋店)
朝外大街38号東大橋藍島大厦後ろ
8562-2729


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中華風焼きパン
焼餅(shao1bing3)
P1040501.jpg

【データ】とき:5月23日/ところ:棗営北里・福華肥牛城/ねだん:一個2元

【福華肥牛城】肥牛火鍋の続きです。)

日本で鍋の仕上げと言えば雑炊かうどん。

こちらで鍋の仕上げと言えば
手打ち麺(羊蠍子でも手延べ麺食べた)、
雑穀麺などの乾麺、
そしてこの焼餅が定番だ。

焼餅(shao1bing3)は、餅ではない。

中国語で餅(bing3)は、
「小麦粉をこねて薄く円盤状に伸ばし、
 平鍋で焼くか蒸すかした食べ物の総称」
(講談社中日辞典より)。

引用ついでに焼餅は
「小麦粉を発酵させて薄く伸ばし、
 油またはゴマ油のかすや塩などを塗り、
 ぐるぐる巻いてから適当な大きさにちぎり、
 円形に整えて天火で焼き上げた食品」
(同上)。

ちなみに「焼き餅を焼く」は、「吃醋(chi1cu4)」と言う。
「醋」はお酢のこと。
「醋心(cu4xin1)」に「胃酸過多」、「胸焼け」という意味があるから、
このへんが「焼き餅」=「お酢を飲む」の語源かなあ・・・?

以上、食べ物から始まるどーでもいいayazi的中国語講座でした。

さて、焼餅は日本では
「焼き餅、中華風お焼き、焼きパン」などと様々に呼ばれている。

どこをどう間違ったのか
「シャーピン」だと思っている人も多いみたいだが、
あえてムリムリ日本語読みするなら「シャオビン」だろう。

ちなみに中国語の分かる日本人どうしでは、
日本語で話している時もそのまま「shao1bing3」と呼ぶ。
適当な訳語がなくて面倒くさいので、そのまんまなのだ。

だいたいの作り方はこんな感じ
これはかなりパリッと焼き上がっているようだけど、
私がこちらでちょくちょく食べるのは
これよりも厚みがあってしっとりした質感。
食感的には、若干もさもさしている。

P1040504.jpg


見た目は生地が何層も重なっていて、パンと言うよりパイに近い感じだ。

表面にゴマがついていて、大変に香ばしい。
焼きたてならさらによろしい。

ちょっと五香粉みたいな香りがするものもあって、
不思議な味わいだ。

これをしゃぶしゃぶの仕上げに食べる。
しかも、残ったタレをスープで薄めたのと一緒に食べるのが、
北京っ子の定番だ。

羊肉しゃぶしゃぶのゴマだれにも合うし
もちろん今回の牛肉しゃぶしゃぶの海鮮ダレにもよく合う。

私のお気に入りは、
ちぎった焼餅をスープダレに浸して食べる方法だ。
ふかふかした焼餅にスープが染みこんでうまうま。

今度北京でしゃぶしゃぶを食べたら、
〆にはぜひ焼餅をお試しを。


■お店情報
福華肥牛城(麦子店店)
朝陽区棗営北里3号
6586-7195
*他にも市内各地に支店があります。


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牛肉しゃぶしゃぶ
肥牛火鍋(fei2niu2huo3guo1)
P1040493.jpg

【データ】とき:5月23日/ところ:棗営北里・福華肥牛城/ねだん:200元くらいかな?

何かさっぱりしたもので、しかも野菜がたっぷり食べたいなあ・・・
と思った時にかなりの確率で候補に挙がるお店がある。

それが福華肥牛城、
肥牛火鍋(牛肉しゃぶしゃぶ)のお店だ。

▼旧ブログ「北京でおなかヘンテコリン」の肥牛火鍋エントリーはこちらから

旧ブログを引用すると・・・



北京でしゃぶしゃぶと言えば、羊肉。(中略)でも、最近は牛肉しゃぶしゃぶも結構ポピュラー。ここ福華肥牛城は、牛肉しゃぶしゃぶの人気店だ。
 こちらでは油ののったお肉を肥肉(fei2rou4)、脂身の少ないお肉を痩肉(shou4rou4)と言う。肥牛火鍋とは、脂ののった牛肉をつかったしゃぶしゃぶだ。ここ福華肥牛城の牛肉は、福華肥牛チェーンが特約で飼育している牛肉で、安心できる品質でしかも美味しい牛肉として評価が高い。周りの中国人に聞いても、「あそこの牛肉はおいしくて安心」と口を揃える。





P1040506.jpg


店内にある巨大な牛のレリーフ。



ここのお鍋は銘々鍋方式。各自に一つずつミニ鍋が提供される。スープは白湯で、スライスしたトマトやらクコやら薬味が入っている。タレは胡麻ダレと海鮮ダレから選べる。羊肉しゃぶしゃぶなら断然胡麻ダレがオススメだけど、牛肉しゃぶしゃぶは海鮮ダレのほうが合うように思う。海鮮ダレのベースはお醤油。ちょっと甘みのあるこのタレに沙茶醤(sha1cha2jiang4)と呼ばれる海鮮のうまみが凝縮された味噌(んもう、大好きなのだ。この味噌!)を入れて味を調整し、香菜のみじん切りをドバッと投入して、鍋との格闘準備完了




P1040495.jpg




 今回は眼肉(yan3rou4)という種類の肉を注文。眼のお肉ではないので念のため。霜降り肉・・・カナ?ほんの少し鍋の中でしゃぶしゃぶとして、海鮮ダレにちょっとつけてペロリ。やわらかくて臭みもなくて、美味。そう、日本で食べるしゃぶしゃぶのように。




P1040500.jpg


旧ブログで書いたこの日は眼肉だけだったが、今回は上脳(shang4nao3)というのも頼んでみた。

P1040494.jpgP1040496.jpg

左が上脳で、右が眼肉。

これがどこの部位にあたるかと言うと・・・

P1040505.jpg


これを日本語の部位表に当てはめるとこうなる。
日本語の部位表

なんか微妙にブロック分けの仕方が違うけど・・・

お肉屋さんの一覧表によると、
上脳がクラシタ(肩ロース)、
眼肉がリブロースだそうだ。

お肉の旨味自体は眼肉に軍配。
上脳はこく不足。

この店、実はお肉を二皿頼むともう一皿サービスになるのだが、
さすがにお肉三皿はヘビーだ。

しぶっていたら、
「10元以内のものなら、お野菜でもいいですよ。」
と言うので、喜んで野菜に変えてもらった。
それがこれ。

P1040498.jpg


スプラウト系の野菜で、竹の葉のような葉っぱが特徴的。
スープでさっと湯がくと、フレッシュな野菜の甘みがみずみずしい。

この野菜、あまり量を仕入れないのか、頼んでも品切れなことが多い。
仮にあっても、足が速くて夜になると痛んでしまう。
この日はラッキーだった。

さて、牛肉しゃぶしゃぶのメイン(矛盾してる?)の野菜たち。

P1040497.jpg


マッシュルーム、春菊、大根、そして前出の竹葉苗。
大根は例によって生のまま丸かじりする。

お野菜だからたっぷり食べてもお腹にもたれない。
北京で疲れたお腹にやさしいものをと思ったら、
牛肉しゃぶしゃぶを検討するというのも一つの手だ。

さて、鍋物と言えば〆に食べる主食系。
乾麺もいいけれど、おすすめはコレ

続きます。)


■お店情報
福華肥牛城(麦子店店)
朝陽区棗営北里3号
6586-7195
*他にも市内各地に支店があります。


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楊梅

ヤマモモ
楊梅(yang2mei2)
P1040483.jpg

【データ】とき:5月21日/ところ:麦子店・京客隆/ねだん:252グラムで6.8元

楊梅って、ヤマモモなんだ~!

日本では食べたことがなかったので、
楊梅は楊梅としか認識していなかったけど、
今回改めて辞書を引いてみたら「ヤマモモ」だそうだ。

山の木になる桃のような果実で「山桃」というのが通説のようだが、
こちらの木の情報検索ページによると、
楊梅(ヤンメイ)からヤーメイ→ヤーモウ→ヤマモモに変化したという説もあるそうだ。

▼ヤマモモについての詳細はこちらをどうぞ。(木材サイトだけど)
世界の木材(ヤマモモ)

徳島県の県木であると同時に、高知県の県花でもあり、
高知の人などはこれを洗わずに塩をかけて食べるという。

「宵越しのヤマモモは食べるな」と言われるほど痛みやすい果実なので、
日本でも口にしたことのない人が多いとか。

関東とは言え、もうすぐ東北に手が届きそうな栃木育ちの私が
食べたことがなかったのもうなずける。

赤が強く出てやわらかく熟れた実はすがすがしい甘酸っぱさで、
フランボワーズみたいな感じだ。

でも、色の薄い堅めのものは強烈な酸っぱさ。
思わず口をとんがらせてしまった。
デフォルメして描いたら、
たこの口に烏の足跡みたいな目元になっていたことだろう。

楊梅は、北京では5月あたりから出回り始め、6月に入った今も店頭に並んでいる。
ただ、走りの頃に比べると、
最近見かけるものは写真の物よりもっと大ぶりで紫がかっている。

時期的なものなのか、熟し具合によるものなのか。
今度は大きめのものを買って食べてみようと思っている。


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トマト卵麺
西紅柿鶏蛋面(xi1hong2shi4ji1dan4mian4)
P1040476.jpg

【データ】とき:5月20日/ところ:望京・譚州酒楼/ねだん:4元

あひるジャーキーやらなんちゃってアワビやら臭い豆腐やら食べて、
ビールもぐびぐび飲んでおなかはすっかりタポタポだと言うのに、
なんと驚いたことに向かいに座った友人が
「なんか麺でも食べる?」
と言う。

こう言われると断れないのが食いしん坊の性。
「う、うん。」
と思わず同意してしまうのだった。

頼んだのは西紅柿鶏蛋面。

P1040477.jpg


西紅柿(xi1hong2shi4)はトマトのこと。
トマトは他にも番茄(fan1qie2)という中国語があるが、
北京では番茄醤(fan1qie2jiang4)=ケチャップの時くらいしか使わないように思う。
南のほうではよく使うのかな。
もしかしたら広東語から来ているのかも。

鶏蛋(ji1dan4)は言うまでもなく卵で、面(mian4)は麺のことだ。

中国語で「面」というと麺の意味もあるということは
頭では十分分かっているのだが、
それでも時々店先に「面」とだけ書かれた看板がぶらさがっていたりすると、
「え?つら?お面売り?」
とその字面にぎょっとしてしまう。

簡体字になって識字率は上がったかもしれないけど、
日本人のトンチンカンな誤解は間違いなく増えたな。
え?関係ないですか。はいすみません。

それにしても、トマトと卵というのは何故にこうも相性がいいのだろう。
西紅柿炒鶏蛋しかり、(旧ブログより)
西紅柿鶏蛋餃しかり、
そしてこの麺しかり。

トマトの酸味と卵の旨味がいい具合に麺とからまって、
つるつるとお腹におさまっていく。

いや、もちろん全部は無理だったけど。


■お店情報
譚州酒楼
朝陽区花家地北里郵便局北20メートルくらい
6473-4418


■西紅柿鶏蛋もの関連エントリー
西紅柿炒鶏蛋(旧ブログ「おなかヘンテコリン」より)
【宝源餃子屋】水餃(西紅柿×鶏蛋)


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揚げ臭豆腐(しゅう豆腐)
油炸臭豆腐(you2zha2chou4dou4fu)
P1040463.jpg

【データ】とき:5月20日/ところ:望京・譚州酒楼/ねだん:10元

一度書いた臭豆腐だけど(前回のドブ色豆腐はこちら)
さらにドブ色度の高いのを食べたのでしつこくエントリー。

譚州酒楼の臭豆腐は岳麓山屋のものよりもぺしゃんこで、
油揚げみたいなクシュッとした食感が強い。
だからかもしれないが、
ほとんどおつまみみたいな感覚でむしゃむしゃ食べた。

P1040464.jpg


ドブ色度はかなりの高レベルだが、
臭い度はそれほどでもなく、割合食べやすいお味だと言えるだろう。
いや、そもそも臭豆腐がオッケーかによるが。

臭豆腐がオッケーかと言えば、先日もこんなことがあった。

クライアントを長城観光にお連れした日、
「割とさっぱりした、普通の中華っぽいものが食べたい」
というご要望があったのと、
長城から北京動物園へと向かう道すがらということで、
昼食に孔乙己酒店(後海店)にお連れした。

オーダーの時にちょっといたずら心をおこした私、
「臭豆腐がありますよ。チャレンジしてみます?」
と聞いてみた。
観光中に臭豆腐が話題に上っていたからだ。

臭い臭いと聞かされて顔をしかめていらっしゃったので、
きっと
「やめておく」
という言葉が返ってくるだろうと思っていたら、
意外なことに
「いってみましょうか。」
とおっしゃる。

それでは、とオーダーしてみると、
この日の臭豆腐はこれがまたいつにも増して匂い立つような揚げ上がり。
たちまち例のアンモニア臭がテーブルいっぱいに広がった。
しかも思わず目をしばたかせてしまうような盛大な匂いっぷりだ。

孔乙己酒店(老店)の臭豆腐はこちら

(こちらはドブ色じゃありません。)

クライアント氏の顔が見る見るゆがんでいく。
「これはNGだな。」
と踏んだら、案の定一口召し上がって、
「うわ!こりゃだめだ!」
と、さじならぬ箸を投げてしまわれた。

やっぱり・・・。
男性のほうが苦手な人が多いのよね。

「じゃあ、私の方に寄せておきますね。」
と臭豆腐をテーブルの端まで引き寄せ、
結局ほとんど私が引き受けることになった。
私は好物なのでほくほくだ。

後日クライアント氏から届いた挨拶メールには、
「楽しい一日だった」
との文面の後に、
「万里の長城と何とか豆腐はもう二度と経験しないような気がする」
と綴られていた。

万里の長城は急坂に音を上げて、
何とか豆腐は臭さに音を上げて、
ということらしかった。

そんなことおっしゃらずに、
どちらもまたチャレンジしてくださいね!


■お店情報
譚州酒楼
朝陽区花家地北里郵便局北20メートルくらい
6473-4418

■これまでの臭豆腐関連エントリー
【岳麓山屋】臭豆腐
【孔乙己酒店】老派江南紹興菜(臭豆腐)

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アワビタケの鍋煮込み
鍋仔杏鮑(guo1zai3xing4bao4gu1)
P1040469.jpg

【データ】とき:5月20日/ところ:望京・譚州酒楼/ねだん:25元

アワビじゃなくてアワビダケ。
悪しからず。

鍋仔(guo1zai3)はお鍋。
でっかい土鍋じゃなくて小さめの鉄鍋に使われることが多いように思う。
仔(zai3)が「子供、動物の子」だから、ミニ鍋くらいの感じだろうか。

杏鮑(xing4bao4gu1)はエリンギの仲間のきのこ。
食感、味ともに鮑とよく似ているので、この名があるらしい。

プロが鮑風を意識して料理すると、
かなりの食通でも分からないくらい似た仕上がりになるそうだ。

中華レストランで、
「鮑」がついているのにやけに安いなあ・・・と思ったら、
その料理はまず間違いなくアワビダケだと考えていいだろう。

かく言う私は食通じゃなくてただの食いしん坊なので、
おいしければそれでいい。
そいでもって安いんなら、なおのこといい。

この料理は、アワビダケと豚バラ肉を
かなり唐辛子を利かせたお醤油ダレで炒めあわせたもの。

豚バラ肉、私はベーコンだと思ったけど、
一緒に行った友人からは一口食べて「違う」と否定された。
でも今でも軽めに仕上げたベーコンだと思ってるけど。
(ぶちぶち)

鍋仔ものは、固形燃料つきのお鍋ごとテーブルにやってくる。
もう調理済みだからすぐに箸をつけてもいいのだけれど、
やっぱりグツグツのアツアツが気分。
点火してしばらくたち、
白く湯気がたって煮汁がグツグツと煮たったところをいただこう。

P1040471.jpg


さすがにコリッとまではいかないが、
アワビダケはムニュッ、ウニュッとした食感で確かに鮑を彷彿とさせる。

ちょっとツルリとしたヌメリがあって、
口の中をツーッと滑っていく。

P1040474.jpg


さて、肝心のアワビダケのお味がどれだけ鮑に近いかだが、
なにしろそれほど鮑を食べつけていないただの食いしん坊のこと。
そう言われれば似てるのかもしれないけど、
よくわかんない~というのが本音だ。

豚肉からは深みのあるいい味が出ていた。
こちらは食べつけているのでよく分かる。

しかしこの料理がまたかなりヘビー級に辛かった。
いくら湖南料理系のお店とは言え、
醤板鴨とこれを一緒に食べたのではたまらない。

ビールだけでは事足りず、
ヒリヒリする舌を手でぱたぱた扇ぎながら食べる羽目になってしまった。


■お店情報
譚州酒楼
朝陽区花家地北里郵便局北20メートルくらい
6473-4418


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細切りウオスンの和えもの
涼拌萵笋絲(liang2ban4wo1sun3si1)
P1040460.jpg

【データ】とき:5月20日/ところ:望京・譚州酒楼/ねだん:6元

涼拌(liang2ban4)は生の食材を和えること、
萵笋絲(wo1sun3si1)はウオスンの細切り。

じゃあ、萵笋=ウオスンとはいったい何か?

レタスの仲間で、和名は茎チシャ、チシャト、チシャトウなど。
日本ではほとんど流通しておらず、名前も固定していない。
茎レタスとかセルタス、ケルン、山クラゲなど、
いろんな名前で呼ばれているようだ。

そのうち、「チンゲンサイ」や「タアサイ」みたいに、
中国語と日本語がちゃんぽんになった不思議な名前で定着するかも。

▼ウオスンについてもっと知りたい方はこちらをどうぞ。
 ・中国食材屋さんの中国野菜ページ
 ・たね屋さんの中国野菜ページ

レタスの仲間らしいけれど、
葉っぱではなくて茎のところを食べることがほとんどだ。
(一度葉っぱをきのこ鍋に入れて食べたことがあるけど)
薄切りにして卵と炒めたり、千切りにして和えたり、
大きめの拍子木切りにして鍋物の具にしたりする。

味はあっさりと淡泊で美味。
だが、ウオスンの白眉はやはり食感だ。
シャキシャキ、シャクシャクした小気味の言い歯ごたえ。
シャキシャキ野菜好きの私にはたまらない。

このシャキシャキ感を最大限に活かせるのが、この千切りの和えものだ。
本当に目がないので、
前菜に何かさっぱりしたものを・・・と思ってメニューを繰っていてこれがあったら
まず間違いなく頼んでしまう。

オーダー率の高い前菜と言えば叩ききゅうりだが、

P1040462.jpg


この細切りウオスンの和えものも負けてはいない。

これは蜀渝人家という四川料理レストランで頼んだウオスンもの、
玻璃萵笋絲。

P1040511.jpg


玻璃(bo1li2)はガラスのこと。
限りなく透明に近いくらい薄く切ったウオスンをガラスに例えたという訳ね。

ここまで薄くなると、シャキシャキを通り越してハリハリ。
さっぱりした味付けとハリハリの食感が、箸休めに最適だ。

ああ、こうして書いていたらまたあのシャキシャキが恋しくなってきた・・・。


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ピリ辛アヒルジャーキー
醤板鴨(jiang4ban3ya1)
P1040455.jpg

【データ】とき:5月20日/ところ:望京・譚州酒楼/ねだん:45元

ある日曜の晩、久しぶりにこれが食べたくなって、
はるばる望京は花家地まで行ってきた。

醤板鴨(jiang4ban3ya1)。
ピリ辛アヒルジャーキーだ。

この料理、時々たまらず食べたくなる。
その証拠に、前ブログ「おなかヘンテコリン」でもこんな風に書いてある。



醤板鴨は、譚州酒楼の名物料理。このレストランは、花家地という四元橋近くの住宅街にある。新しくできたIKEA新店舗からもほど近い。湖南料理系のレストランで、何を頼んでも外れることがない。昔花家地に住んでいた頃、この醤板鴨が食べたくてよくこの店に通った。今はもう別のところに引っ越したが、やっぱり時々恋しくなる。今回久しぶりに訪ねたら、改装されてこぎれいになり、おまけに店舗面積も広くなっていた。近所の家族連れ、中央美術学院の学生たち、美術関係者と見受けられるアートな雰囲気の人たちなどなど、おおぜいのお客で賑わっている。でも、味は変わらず。お値段も変わらず。ああよかった。またアヒルちゃんと格闘しに来よ!



(あっ、前回ブログに書いた時には38元だったけど、今回は45元。
むー、値上げしたのね~?!)

P1040456.jpg

                         寄らなくてもいい?

アヒルちゃんがグェッっとなっていて、見かけはちょっとグロイけれど、
酒飲みにはたまらない酒の肴なのだ。

またまた前ブログから抜粋すると・・・



うま味と辛みが骨の髄までしみこんでいる。身は固く固くしまっていて、食べるのも一苦労。口をおっきく開け、歯をしっかりと立て、ガシガシ噛もう。すると、ぎゅっと凝縮されたアヒルの肉のうま味と、ピリリとした辛さがしみ出してくる。見かけによらない手強い辛さに、思わずハヒーッ!となって、そして思わずビールに手が伸びる。ごくごく、プハーッ!ガシガシ、ハヒーッ!ごくごく、プハーッ!



相変わらずよく飲むことで・・・我ながら感心。

さて、板とはまたよく言ったもので、アヒル一匹がみごとにぺっちゃんこ。
べちゃアヒル。

P1040459.jpg

               えっ?接写しなくてもいい?

そしてまた固いんだな、これが。
まさに板。
ほとんど犬用骨ガムの域に達しているとも思われる。

しかしこの固さがいいのだ。
ワシワシ、ガシガシ、カミカミと一生懸命食べないといけないところが、
なんかこう、制覇欲をくすぐる。

ももや胸の割合お肉がついているところももちろん美味いのだけれど、
おすすめは頸と水かき。
頸の周りのお肉は筋張っていてほとんどついていないに等しいが、
これをまた歯をガリリと立てて、むしりとって食べる。
水かきは、骨から皮をはがし取って食す。
他の部位とは違っていて、パリパリした食感だ。

あんまり夢中になってガシガシやったせいか、
翌日いっぱい奥歯の痛みが残ってしまった。

べちゃアヒルの復讐?


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譚州酒楼
朝陽区花家地北里郵便局北20メートルくらい
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緑豆ミルクシェーク
緑豆沙牛[女乃](lv4dou4sha1niu2nai3)
P1040437.jpg

【データ】とき:5月19日、26日/ところ:新光天地地下一階・緑豆苗/ねだん:16元

新光天地の偵察にでかけた日、
同行したNさんが店内でもらった飲食店ガイドを見て、
「これ、気になるわ~。」
としきりに行きたがったお店。
それがこの「緑豆苗」だ。

広い広い地下フードコートをあっちでもないこっちでもないとウロウロして、
インフォメーションカウンターのお姉さまから
「確か・・・あちらにございます。」
とこれ以上ないおおざっぱな案内をいただいた末に
ようやっと見つけたお店は、
はじっこもはじっこ、一番どん詰まりの目立たない場所にあった。

店構えはちょうど香港にあるような間口の狭いジューススタンド風。
あまりにこじんまりしたお店にとまどいながらも足を踏み入れると、
台湾なまりの中国語で年配の女性が話しかけてきた。

「カリフォルニアでチェーン展開しているバブルティーのお店の中国一号店なんです。
 カナダにも支店があるんですよ。」

バブルティー(またはタピオカパールティー)は中国語で珍珠[女乃]茶(zhen1zhu1nai3cha2)。
一時期日本でも流行ったけど、今はどうなんだろう。

なんてことを思っているうちに、
「うちの珍珠(zhen1zhu1=タピオカ)は他とは違うんですよ。
 天然のキャッサバから作った本物ですよ。
 モチモチして食感が違うんです。
 紅茶もアッサムを使ってます。
 試飲していって!」
とたたみかけられ、
気づけば手に試飲用のバブルミルクティーを握らされていた。

おばちゃんの口上通り、ミルクティーは本格的だし、
タピオカパールはモチモチ、
おまけにつるつる、にゅるにゅるとして
これまで食べたことのないおいしさ。

「美味しい!」
「このタピオカパール、初めての食感!」

私たちの反応に、おばちゃんも満足げだ。

美味しかっただけに、このまま試飲だけしてハイサヨオナラ!
というのが出来ないのが日本人。

「どうする?」
「何か飲んでく?」

メニューボードを眺めていて目についたのが、
緑豆と紅豆(hong2dou4=小豆)のシェークだ。

これがまたなんとも言えず自然な甘み。
ほっくりとしたお豆の味もそのまま活かされている。

なかなかのボリュームなので、ちょっと小腹の空いた時にもぴったり。
実際、次に新光天地に買い物に行った時にも
ふらふらっとこの店に立ち寄って飲んでしまった。

一人で緑豆シェークを飲んでいたら、
「この間食べなかったでしょ?」
と、おばちゃんがマンゴープリンを持ってきてくれた。

前回初めて来た時にサービスすると言われたのだけれど、
あまりにお腹いっぱいになってしまったので辞退したマンゴープリン。
それを覚えていてくれたのだ。

残念ながらマンゴープリンのほうは「一般(yi4ban1=どうってことない)」お味だったが、
緑豆シェークはやっぱり美味だった。

歩き回った疲れも空腹も一気に吹っ飛び、
「さて、もう少し歩こうか・・・」
と元気に席を立った私だった。


■お店情報
緑豆苗北京新光天地店
朝陽区建国路87号B1020
6530-5423

*新光天地B1Fフードコートの奥の奥、ビアードパパのお隣にあります。
デリバリーもしてくれるようです。
フレッシュジュースなど他のドリンクやスイーツもあって、
お買い物の疲れもいやせておまけにヘルシー。
オススメです。


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桜桃

さくらんぼ
桜桃(ying1tao2)
P1040588.jpg

【データ】とき:5月18日/ところ:大望路・屋台/ねだん:8元(500g)

さくらんぼが旬だ。

野菜市場、スーパーの食品売り場、果物屋さん、街角の果物売りの荷台・・・
いたるところに光り輝くルビー色の粒が並んでいる。

こちらのさくらんぼは、とても素朴な味がする。
青臭さの残る、自然な甘酸っぱさだ。

P1040596.jpg


日本のブランドさくらんぼは確かに格別な美味しさだが、
お値段もまた格別で、思う存分食べられない。
それどころか、食卓に上ることすらまれだ。

アメリカンチェリーやダークチェリーも嫌いではないが、
どうも大味で繊細さに欠ける。

それに比べてこちらのさくらんぼは、
日本の宝石さくらんぼの成熟した甘みにはもちろんかなわないけれど、
甘酸っぱさの中にかすかな苦みの残る若々しい味わいに親しみがわく。

草むらをかけてきた乙女のうなじのような、
青く匂い立つよう若々しさを感じる。
オヤジか私は・・・

そして何より、お値段が庶民的なのが最高だ。
500グラムで8~15元。
両手いっぱいのさくらんぼをわしゃわしゃと山ほど頬張って食べても、
たったの120円ほどなんて。

日本のブランドさくらんぼが宝石なら、
こちらは半貴石くらいのもんだろうか。

私は半貴石で十分。


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桑椹

桑の実
桑椹(sang1sen4)
P1040270.jpg

【データ】とき:5月10日/ところ:京客隆/ねだん:23.6グラムで11.7元

桑の実、食べたことある?

私の答えは「NO」。
これが正真正銘の人生初物だ。

なんでだろ?
家のまわりや通学路に桑の木がなかったからかな?

木イチゴは学校帰りによく摘んで食べた。
歩いて50分の長い長い通学途中のいいおやつだったなあ。

ソメイヨシノのさくらんぼも、実は食べてみたことがある。
苦くて食べられたものではなかったっけ。
結局、土紫色の果汁で道路に落書きして終わったのであった。

お初で食べた桑の実は、砂糖水のような素朴な甘みがした。
もっともっと強烈に甘いとか、
甘酸っぱいとか、
またはほろ苦いのかと思っていたのだが、
なんだか拍子抜けしてしまった。

「ふーん」と思いながらポチ、ポチと食べるうちに、
指先と舌が黒く染まってしまってちょっと腰が引け、
つまむのをやめてしまった。

残った分を会社に持って行くと、
「あら!桑の実なんて久しぶり!
小さい頃はよくつまんでおやつ代わりに食べたわよ。」
と、同僚Yさんがとても喜んで食べてくれた。

今の中国の子供たちは、木の実なんか見向きもしないのかな。
「天然のおやつ」を食べなくたって、
ジャンクフードがいっぱいあるからなあ。

いや、かく言う私も食べたことなかったけどね。


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マーラータン
麻辣tang(ma2la4tang4)
P1040570.jpg

【データ】とき:5月28日/ところ:大望橋・新光天地地下一階フードコート/ねだん:16元

謎の鉄鍋が出来上がるのを待つ間に、お隣のブースに移動。

P1040566.jpg


こちらは麻辣tang、マーラータンのお店。

一部で「中国版串おでん」と呼ばれている麻辣tangは、
いろんな具を串にさして麻辣(ma2la4=びりびりして辛い)真っ赤なスープでさっと煮た料理。
[湯の下に火](tang4)は、やけどしそうに熱いこと。ちりちりに熱いこと。

道ばたでいい匂いをさせている麻辣tangの屋台はかなり誘惑度が高いのだけれど、
さすがに黄砂ブレンドだと思うと手が出ない。

「スープを濾したら砂が出てきたりしてね。」
なんて、体験隊メンバーで笑い合ったけど、案外冗談にならないかもしれない。

でも、フードコート内なら少なくともお砂は入っていないだろう。
1串1元とお高いけれど(屋台なら1串0.5元)、それは衛生管理料ということで納得。

P1040569.jpg


鉄鍋とだぶらないように気をつけながら、
備え付けのお盆にあれやこれやと具材を乗っけていく。

・豆泡(dou4pao4=サイコロ状の厚揚げ)、
・魚丸(yu2wan2=フィッシュボール)、
・[奄鶏]鶉蛋(an1chun2dan4=うずら卵)、
・菜花(cai4hua1=カリフラワー)、
・塌菜(ta1cai4=タアサイ、たぶん)・・・あと何食べたっけー。

締めて16元なり。

会計を済ませてお盆を厨房に託すと、
ここでもやっぱりマイ麻辣tang番号をくれるのでしばし待つべし。

こちらは5分ほどで出来上がった。
備え付けのソースをお好みでかければ、マイ麻辣tangの出来上がりだ。

屋台の麻辣tangを見るとその強烈な真っ赤なスープに二の足を踏むかもしれないが、
実はそんなに辛くない。
ピリ辛のしゃぶしゃぶぐらいに思えばいいかな。

お味はまあ合格点。
清潔さを考えると、このフードコート麻辣tangはポイント高いかも。
食べたいんだけど、屋台だから怖くて・・・という人には、
新光天地フードコートがオススメ!


■お店情報
新光天地・地下一階フードコート
朝陽区建国路87号華貿中心
6530-5888


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激辛鉄鍋
麻辣香鍋(ma2la4xiang1guo1)
P1040575.jpg

【データ】とき:5月28日/ところ:大望橋・新光天地地下一階フードコート/ねだん:46.6元

4月にオープンした台湾系のデパート、新光天地。
三越と提携する台湾新光グループが出店していることもあり、
北京では最も「日本のデパート」に近い百貨店。

一階のエントランスを抜けて
立ち並ぶ化粧品カウンターの林に迷い込むと、
白く飛んだような店内照明を浴びて
ああここは日本?
も、もしかして私、めくるめく日本のデパートワールドに?
という錯覚に襲われる。
冷めるとかなりカナシイ。

ここ、どれもこれもお高くてほとんど親密なおつきあいは無理。
そんな中にあって、唯一仲良しになれそうなのが地下一階のフードコートだ。
つくづくカナシイのう。

このフードコートでやたらとみんなが食べている巨大な鉄鍋料理がある。
気になる・・・

その鉄鍋の出所をたどっていくと、行き着くのはここ。

P1040565.jpg


「麻辣香鍋」と書かれたこのブースには、いつ行っても人だかり。

あの鉄鍋が食べたい!
「麻辣香鍋」とはいかなる料理なのか?

こうしてある日、新光天地「鉄鍋体験隊」が組織されたのだった。

体験隊を組織するのも久しぶり。
ザリガニ体験隊以来?
そう言えば、もうザリガニがおいしい季節だなあ。
(近いうちに行こ!)

体験隊メンバーは食い意地系女子3名。
保冷剤入りのクーラーバッグに入れた燕京ビール持参で、いざ出発!なのだ。

とは言え、謎の鉄鍋、オーダーの仕方も不明。
とりあえずはブースに行って「どうやって頼むの?」と聞いてみる。
さらには他の人のオーダーの仕方を観察。
なんだか讃岐うどんスタンドみたいな展開になってきたぞ。

どうやら、具材にはお値段ランクがあって、
そのランクごとに好きなものを選んで計量してもらい、
最終的な鍋の値段をはじき出すということらしい。

ほー、なるほど。

以下、体験隊の実践&観察による鉄鍋の頼み方!

(1)一番安っちい具のなかから欲しいものを選ぶ→計量
   (レンコン、ヒラタケ、幅広春雨などがこのランク)

(2)ちょぴっとお高い具のなかから欲しいものを選ぶ→計量
   (湯葉、えのき、昆布などがこのランク)

(3)一番お高い具のなかから欲しいものを選ぶ→計量
   (ホルモン、肉団子などお肉系がこのランク)

(4)レジにてお会計。マイ鉄鍋番号取得。

P1040568.jpg

↑奥にあるのが我ら体験隊の鉄鍋

(5)マイ鉄鍋が出来上がるのをひたすら待つ。
   (この間約20分。もちろん混み具合によって異なる。)

(6)マイ鉄鍋番号が連呼されたら受け取りに行く。
   (ちなみに一応電光掲示もあり。)

野菜の名前が分からないからどうやって頼んだらいいか分からない?
いやいや、大丈夫。
「これ」「あれ」作戦か、指さし作戦で十分。
量は店員が適当にわしっとつかんで鍋に放り入れるのを
「もっと入れて」とか「そんないらないし」とか言っていればよろしい。

どれがお安い具でどれがお高い具か分からなくても、
店員が安い方から順に「これはどうすんのよ?」と聞いてくるので、
それにうなずいたり首をふったりしていればそれでよろしい。

(1)の段階でうっかり(2)のランクの具を頼もうとしても、
店員が「それは高いやつ」ときっぱり切り捨ててくれるので安心だ。
なにが安心なんだか。

それぞれの分量は店員の手加減次第。
だいたいどれもひとつかみ分だ。

この日の体験隊鉄鍋は、ベジタリアン鉄鍋。

・藕片(ou3pian4=レンコン)、
・平(ping2gu1=ヒラタケ)、
・寛粉(kuan1fen3=幅広春雨)、
・青笋(qing1sun3=セルタス、別名ケルン、別名山くらげ)、
・金針(jin1zhen1gu1=エノキ)、
・豆皮(dou4pi2=湯葉)・・・
 (あと何入れたっけ?)

お肉系のお高いランクを全く頼まない外人女に、店員さんは不満げだった。
ごめんね~。

締めて46.6元。
3人でつつくなら、そこそこのお値段ではないでしょうか?

マイ鉄鍋は、待つこと20分ほどでこんなんなって帰ってきた。

P1040571.jpg


うひょ~、辛そー!美味そー!

しかし、こうしてみるとやっぱりでかい。

P1040574.jpg


携帯電話とのツーショットなら、この大きさが分かる?

念願の巨大鉄鍋に、嬉々として箸をのばす体験隊3名。

「これこれ!私これ行っちゃっていい?」
「もちろん!どうぞどうぞ!」

食べ物を前にすると、どうして人はこうもいい顔になるのだろう。
いや、食い意地系女子だからなだけか。

これ、四川火鍋とは違って汁のない干鍋。
蒸し炒めとでも言えばいいかな。
唐辛子の辛さが具にしっかり移り、具材のすみずみまでさわやかに辛い。

どの具材も美味だったのだが、
今回頼んだ中でお気に入りだったのはレンコンと幅広春雨。

特にレンコンが秀逸。
シャクッとした心地いい歯ごたえ、
そして素材そのもののほのかな甘みと
唐辛子のすっきりとした辛さが絶妙にマッチしていて
ことのほか美味だった。
次に食べるときは、もっともっとレンコンを入れてもらおう。

持ち込みした冷え冷えビール片手に、同じ鍋のメシをつつく体験隊女子3名。
「やーこれは良かったねー。」
「また来ようねー。」
などと言いつつ、閉店間際までどっかりと腰をおろしてぺちゃくちゃとおしゃべり。

お腹いっぱい鉄鍋を食べたその足で、
しっかりスイーツ店にも立ち寄って仲良くマフィンをお買い上げして帰った。

食い意地は友を結びつける。
体験隊の皆さま、末永くおつきあいのほどを!

さて、次は何の体験隊?

(鉄鍋体験隊、実は他にも食べてました・・・


■お店情報
新光天地・地下一階フードコート
朝陽区建国路87号華貿中心
6530-5888


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