葡萄酒(ワイン)

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【データ】とき:2月27日/ところ:前門23号・ZEN1903/ねだん:特別価格

Aさんのワイン会、
今回はいつもと趣向を変えて、
前門23号にある高級広東料理レストラン「ZEN1903」での開催。

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コース料理+ワイン持込で350元という驚きのお値段。
このお店で料理を食べてワインを楽しんだら大変な額になるところを、
Aさんがお店のD氏に交渉してこれだけの破格の値段でいただけることになったのだ。
感謝、感謝。

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今回のワイン持ち寄りコードは、「中華に合うワイン」。
事前にZEN1903のコース料理メニューを教えていただき、
各自が「これは中華に合う」と思うワインを持ち寄った。

これがまあ、難しかったこと。
中華料理は一皿ごとに素材も味付けも違うものを多数いただくスタイルなので、
一口にはくくれない。
しかもいろんな料理がいっぺんに出てくるので、
フランス料理のように一皿ごとにワインを合わせるのも至難の業だ。
一皿ごとにサーブされる形式のようなのでまだよかったけれど、
今回は大皿を取り分けるスタイルだった場合は本当に難しいと思う。

メニュー一覧とにらめっこしながら
ネットのワインショップをさまよい歩いても、
なかなかコレ!と思うワインが見つからず悩んでいた私だったが、
「春巻に合う」というフレーズを発見。
あるじゃないの、今回のメニューに、春巻!
渡りに船とばかり、このワインに決定。

Sophia Rose Napa Valley, USA -Francisco Coppella- 2008
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あのフランシス・コッポラのワイナリーのロゼワイン。
娘さんであるソフィアさんの結婚を記念して作ったワインで、
そのままズバリ、ソフィアという名前がついている。

まるでルビーみたいな深い赤。
ボトルの形もエチケットも女性らしくて可憐な感じだ。
さてこのワイン、説明通り春巻に合うかしら?

▼他の方が持ってこられたワインはAさんのブログでどうぞ。

まず始めに、
ゲヴェルツトラミネールやリースリングが中華に合いやすいという説明があった。
辛みや甘み、スパイスをきかせた味付けの料理が多いから、かな?
でもそれも非常に大きなくくりでの話で、
やっぱりお料理ごとに合うワインは違ってくるんだろうな。

さて、まずは
「何はともあれ、これを飲まねば!」
というワインから。

Meursault Blagny, France -Leroy- 2002
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2002年はグレート・ヴィンテージ。
バナナのような甘い果物の香り。
「ムルソーとモンラッシェのちょうど中間くらいの感じ」

では、お料理の内容へ。
この日のメニューは、
「蝶宴」(Zen’s signature menu)と題されたコース料理。

まずは前菜から。

前菜薈萃(qian2cai4 hui4cui4)
Selection of Appetizers
前菜の盛り合わせ

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(左から)
ゆで豚のキュウリ巻き・四川風味のソースで
煮凝りのスライス
生クルミのマンゴーピュレ添え

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ゆで豚は蒜泥白肉を上品にした版。

煮凝りはしっかりした風味でややスパイシー。
前菜だけど、これは赤で行きたいところ。
Cotes Du Rhone , France -E.Guigal- 2004がよく合った。

生クルミがナッツの旨みがギュギュッと凝縮されていてとても美味

ヤマイモのブルーベリーソースがけ
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ヤマイモとブルーベリーの組み合わせは最近の中華料理の流行りもの。
「えー?」と思わずに食べてみると、これが意外にいける。

特筆すべきは、クルミとこのワインのマリアージュ。

Chardonnay Napa Valley, USA -Rombauer- 2006
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(左のワイン)

クルミのぽくぽくほっくりとした旨みと、
樽をよくきかせたシャルドネの風味が実によく合った。
トースティーなので、春雨の皮とも好相性。

生拆蟹肉南瓜羹(shneg1zhe2 xie4rou4 nan2guageng1)
Pumpkin soup with live crab meat
蟹肉入りカボチャスープ

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カボチャのあつものと蟹?
日本人なら絶対に思いつかないこの組み合わせ。
でもまったくケンカせず、お碗の中で実に中むつまじくカップリングされていた。
そういえば、以前イカ団子とカボチャのポタージュスープを飲んだ時も
意外な相性のよさに驚いたことがあったっけ。

リースリング、ゲヴェルツトラミネールとの相性よしとのこと。

例えばこんなのとか、
Riesling Frankland River Western Australia -Alkoomi- 2006
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(一番右のボトル)

これとか。
Fleur de Lotus Alsace, France -Josmeyer- 2007
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(一番左のボトル)

脆皮炸子鶏配春巻(cui4pi2 zha2 zi3ji1 pei4 chun1juan3)
Crispy chicken and fried spring rolls
クリスピーチキン(春巻きを添えて)

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このクリスピーチキンが絶品!

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皮がパリッパリで実に香ばしい。
お肉自体も、旨みが肉の細胞一つ一つにまで満ちている感じで素晴らしかった。
これにキウイソースを合わせるところがまた心憎い。

チキンのグリルには、このワインがオススメとのこと。
Barbera Dalba, Italy -Pelissero- 2007

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そして、私がターゲットにしていた春巻。
Aさんは樽をきかせたシャルドネや
ゲヴェルツトラミネールとの相性がいいとおっしゃっていたけど、
実はソフィアとの相性もかなりよかったのだ。

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(左がソフィア。右はルロワのムルソー)

自分が持ってきたワインなので一応味見はしなきゃ、
とお料理が来る前からソフィアを飲んでいたのだが、
マスカットの香りがして、チャーミング!とは思ったけど
その時はかなり甘くてワインというよりはシロップのようなイメージだった。
それが、グラスに注いでからかなり時間がたったためか
この頃にはその甘さ(甘ったるさと言ってもいいくらいだった)が鳴りを潜め、
代わりにとても爽やかなスパイシーさが表に立ってきていた。
それが春巻ととてもよく合った。
ワインメーカーの解説はやはり正しかったのだ!

黒胡椒芦笋牛仔骨(hei1hu2jiao1 lu2sun3 niu2zai3rou4)
Sautéed diced beef short ribs, asparagus with fresh black pepper
牛ショートリブとアスパラガスの黒胡椒炒め

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こういう西洋料理の影響が感じられる中華料理は
もともとワインと合わせやすいと思う。

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黒胡椒がたっぷり使われていて、シラーにぴったり。
例えば、ペッパー香が強い
Shiraz Grenache Mourvedre BIN 138, Australia -Penfolds- 2006
メルローもバッチリだったそうな。

老干媽什菌炒帯子(lao3gan1ma1 shi2jun1 chao4 dai4zi)
Stir-fried scallop with assorted mushroom
ホタテ貝とキノコの炒めもの

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香草汁煎多宝魚(xiang1cao3zhi1jian1 duo1bao3yu2)
Pan-fried Turbot fish with herb sauce
ヒラメの揚げ物・ハーブソース

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実は中国語の多宝魚(duo1bao3yu2)を
ずーーーーっとカレイだと思い込んでいたのだが、
どうやらこれはヒラメのことらしい。
多宝魚(duo1bao3yu2)は英語のTurbotの音訳で、
(おー、なるほど!と、ここで腑に落ちた)
別名は大菱鮃(da4ling2ping2)。
大きな菱形をしたヒラメ。
日本と同様、高級魚だ。

一方カレイは、比目魚(bi3mu4yu2)もしくは偏口魚(pian1kou3yu2)。
辞書には「カレイ・ヒラメ科」の総称とあるが、
周りの中国人とネットで写真を見ながら話し合ってみた結果、
ヒラメのことを比目魚とは呼ばず、
もっぱらカレイのことを指すらしい。

ということで、これはおそらくヒラメ。
味のほうは、カレイにしろヒラメにしろ
こういう揚げ物は和食でかなり食べているので、
それと比べるとちょっと物足りない感じはするかも。
いや、もちろん十分おいしいのですが・・・

惠州甜梅菜蒸芥蘭(hui4zhou1 tian2mei2cai4 zheng1 jie4lan2)
Steamed kales with sweeten pickled vegetable
芥蘭菜の蒸し物・甜梅菜添え

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これはちょっと家庭料理っぽかったかな。
前門23号という非日常的空間にあるレストランの料理としては
もう一ひねりあってほしいというのが正直な感想だ。
なんて、格安でやっていただいたのにこんなことを言ったら
罰が当たるかもしれないけど。

揚州式炒飯(yang2zhou1shi4 chao3fan4)
Fish rice in “Yang Zhou” style
揚州チャーハン(五目チャーハン)

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北京ではほとんど出会わないパラリとした軽い炒め上がりのチャーハン。
日本人にとっての「おいしいチャーハン」のイメージ通り。

デザート盛り合わせ
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(左)
皇城貢梨酥(huang2cheng2 gong4li2su)
Pear made with glutinous rice
梨の形の揚げもち


(右)
香蕉豆沙球(xiang1jiao1 dou4sha1qiu2)
Deep-fried sticky rice ball with banana and bean paste
バナナと小豆餡入り揚げゴマ団子

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・・・実は、このあたりになると記憶があいまい・・・爆爆爆
写真でご勘弁を。

そして最後にフルーツが出て、コースは終了。
牛ショートリブの黒胡椒炒め以降はやや失速気味になった感じもするが、
全般的にとてもおいしかった。
広東ベースの中華料理もたまにはいいものだ。

いつもはお手ごろ価格の庶民派料理万歳!な私だが、
まあ、たまにはこういうのもいいかな、と。
高級中華には高級中華のおいしさがある。
同時に、庶民派中華には庶民派中華のおいしさがある。

さて、ワイン会の主役のワインだが、
料理の紹介のところに挟み込んだワインのほかに、
資料にメモが残っているのは以下のワイン。

Chablis, France -Charles Vienot- 2006

超ドライ。
後味に杏仁を感じた。
低温発酵で、マロラクティックマーメンテーション(二次発酵)しているとのこと。

Chassagne Montrachet 1er Cru Morgeot, France -Remoissenet Pere & Fils- 1995

まだ若いので、塩コショウだけで焼いた肉なんかに合いそうとのこと。

Spat Burgunder Trocken Baden -Bernhard Huber Weingut- 2006

赤なのに羽衣のような軽さ。

Don Martinho, Portugal -Quinta Do Carmo-2008

香りは綿菓子みたいに甘いのに、飲むと辛口。

・・・
うーん、ほとんど役に立ちそうもないコメントばかり。


あとは結局どのタイミングでどのワインを飲んだかはよく分からなくなってしまった。
残っている写真も何の脈絡もなくむやみに撮ったものばかり。
一応掲載。

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ちなみにAさんが写真でチェックされていたワインは以下の通り。
この日の注目ワインってことかな?
後学のためにメモ。

【白】
Chardonnay Napa Valley, USA -Rombauer- 2006
Meursault Blagny, France -Leroy- 2002
Fleur de Lotus Alsace, France -Josmeyer- 2007
Chassagne Montrachet 1er Cru Morgeot, France -Remoissenet Pere & Fils- 1995

【赤】
Barbera Dalba, Italy -Pelissero- 2007
Spat Burgunder Trocken Baden -Bernhard Huber Weingut- 2006
Morey-Saint-Denis 1er Cru Les Millandes, France -Serafin Pere et Fils- 1998
Shiraz Grenache Mourvedre BIN 138, Australia -Penfolds- 2006 

他にもタイやバリのワインもあったのだけれど、
テーブルが分かれていたので飲む機会がなかった。
というか、自分のテーブルの分を飲むだけで精一杯だった。

でも大丈夫。
今回はなんと、Aさんが夜なべして作ってくださった全ワインの資料が配られたのだ。
参加者が持参した全てのワインについて細かい解説つき。
すごい!
お宝資料として、大事にします。

ところで、この日は素晴らしいワインに浮かれてかぱかぱとグラスを空け、
そのままの勢いで二次会に突入。
カラオケで弾けて、途中から記憶喪失。
またやっちまったゼ。。。

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(これを全部飲んだわけではありませんので、念のため)

▼ワインについての詳しい解説はAさんのブログで!
北京情報 144 - 第27回 北京ワイン会 ZEN1903 -

▼Aさんのワイン会関連記事:
【A先生家】葡萄酒聚会
【A先生家】五大シャトーセカンドワイン試飲会
【A先生家】五大シャトーセカンドワイン試飲会(お料理篇)
【A先生家】ワイン会(ホワイトアスパラと人生最大最厚ホタテ)
【Pallete Vino(派楽坊)】胡同里的葡萄酒屋
【某日系公寓】戸外焼烤
【A先生家】ワイン会(シャルドネ&ピノ・ノワール)
【A先生家】イタリアワインの会
【A先生家】スペシャルワイン会(オーパスワン試飲会)
【A先生家】ワイン会(リースリングとゲヴェルツトラミネールに酔う)
【A先生家】ワイン会(秋風BBQ)
【A先生家】陽澄湖大閘蟹
【A先生家】ワイン会(テイスティング)
【A先生家】ワイン会(キノコスペシャル)
【A先生家】勝負ワインの会
【A先生家】オールドヴィンテージワイン
【A先生家】ピノ・ノワールとワイングラス
【A先生家】シャンボール・ミュジニー祭り

■お店情報■
ZEN1903 蝶
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北京市東城区前門大街23号
010-6553-9608
*旧アメリカ領事館とその敷地をリノベーションしたレストラン・ブティックエリア
「前門23号」の中にあります。
大門から入り、左手すぐの建物が「ZEN1903 蝶」です。
「前門23号」は、前門から東に向かって伸びる前門東大街をはさんで
北京都市計画展覧館の向かいです。

■ayaziの本■

「食」の中国語
shokunochugokugo.jpg
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)

「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
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北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
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出版社:東洋書店
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私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
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【データ】とき:2月6日/ところ:-/ねだん:-

以前オーパスワン、ムートンを大放出してくださったFさんご夫妻が、
今度はなんとシャンボール・ミュジニーを出してくださるという
すばらしいワイン会にお招きいただいた。

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こっそりネットで値段を確認したら、
この日飲ませていただけることになっていたワインは
どれも目の玉の飛び出るような高級ワイン。
こんなすごいワイン会にいったいどんなワインを持参したものか・・・

とても同じ価格帯のものを買うことはできないので、
悩んだ末に、
同じブルゴーニュの白で気軽な自然派ワインを二つ持っていくことにした。

ドメーヌ・シュブロのティユルという名前のアリゴテと、
ドメーヌ・シャソルネのビゴーというシャルドネ。

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(広東少女さん、持ち込みご協力感謝!)

すごいワインの合間に挟み込んで
ほっとできるような感じの自然派ワイン。

「いいセレクションです!」
とAさんからお褒めいただいた。
ほっ。

さて、すばらしいワインのためにAさんが準備したお料理は、
まずはこんな前菜からスタート。

前菜の盛り合わせ
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・キャビア(そば粉のブリエとサワークリーム)
・海老とパイナップルの串焼き
・新感覚バーニャカウダ

う、うつくしすぎるこの輝き!

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キャビアはシャンパンに合わせたメニュー。
海老とパイナップルはシャルドネに合わせたお料理だ。

そしてこのバーニャカウダが絶品。
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ニンジン、ズッキーニ、カリフラワーをペースト状にしてグラスに入れ、
一番上にアンチョビーのソースをあしらってある。
この発想力に脱帽だ。

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特にカリフラワーのペーストが自然な甘みが穏やかに口の中に満ちてきて、
絶品だった。

ワインのほうは、シャンパンでスタート。

Veuve Clicquot Ponsardin Brut
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詳しい解説はAさんのブログをご覧いただくとして、
こういういいシャンパンを飲むといつも思うのは、
泡がとてもきめ細かくて、
勢いはあっても暴力的な感じはまったくなく、
口あたりがやわらかくまろやかなこと。
おいしい!

シャンパンをもう1本。

Moet et Chandon, Grand Vintage 2000
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バニラや樽の香り。
シュワッと口の中ではじけるきめ細やかな泡。
なぜか、海苔の香りがした・・・

Tilleul Bourgogne Aligoté -Domaine Chevrot- 2007
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自然派ワインの作り手、ドメーヌ・シュヴロのアリゴテ。
アリゴテという聞きなれないワイン品種と、
エチケットのイラストに惹かれて購入した。
「ティユル」という名前は「菩提樹の花」という意味だそうで、
エチケットに描かれているイラストもこの花だろう。

アリゴテはあまりいいワインには使われていないということなのだが、
このワインは別格とのこと。
しっかりめの酸が特徴的。
最初はバターのような風味を感じたが、
徐々に青リンゴのような爽やかな香りになった。

キャビアの上にあしらわれたハーブ(ディルかな?)と一緒に口に含んだら、
ハーブの香味、爽やかさと実によく合った。
口の中に草原の風が吹き抜けていくかのようだった。

Aさんによると、カンパリはアリゴテで割るのが本式とのこと。
「そうなの?じゃあ今度からカンパリを注文するときは
『アリゴテで!』ってお願いするわ!」
とF夫人。

Bourgogne Blanc Bigotes -Domaine Chassorney- 2006
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ワイン通のCさんが見るなり、
「おっ!ビゴーじゃないですか!これはどなたが・・・?」
と声をあげた。
Aさんも大好きだというドメーヌ・シャソルネーのビゴー。

こんなに好反応をいただいたのだが、
実はこれ、完全なるジャケ買い。
いや、エチケットだからエチケ買いか。

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ゆっくり開くので、急いで飲まないほうがいいワイン。
最初にスーッとミントのような香りがしたと感じた。
Aさんの解説によると、
カリン、熟したリンゴ、蜂蜜、ユリのような白い花など、
時間の経過につれて香りの変化が楽しめたとのこと。

二皿目は、テリーヌ。

塩豚のテリーヌ
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豚バラ肉と豚耳、豚足を1週間塩漬けにし、それをテリーヌに。

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大好きな塩漬け豚。
いつもは豪快な料理になる塩漬け豚が、
この日はちょっと気取った感じの一皿に変身だ。

豚肉の塩気がいい具合。
コラーゲンもたっぷり。

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次の料理は、Aさん渾身の一品。
三源里で購入したというオマール海老だ!

オマールの身はバターをたっぷり使ってソテーし、
爪は軽く砕いてボイル。

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ゆでた爪の部分の身をはずしておく。
ソテーのほうも殻が真っ赤になって焼きあがったら身をほぐす。

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オマール海老のムニエル・アメリケーヌソース
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オマールとほうれん草にたっぷりかけられたソースは、アメリケーヌ。
前菜で使った海老の殻や、オマールの殻、足、頭などをバターとニンニクで炒め、
ブランデーとペルノー酒、鶏のスープ、トマトピュレでじっくり煮詰めたもの。

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濃厚で深みのあるソースが実に美味。
オマール海老自体は多少ザリガニっぽい風味がしてやや残念だったが、
(北京で調達なのでこれは仕方ない・・・)
それを補って余りあるソースのおいしさだった。
パンですくってお皿がピカピカになるくらいきれいにいただいた。
気の遠くなるくらい細かな作業をしてくださったAさんに敬意を払って、
なんてかたいことではなく、純粋においしかったのだ!!

このオマール海老と一緒に楽しんだワインがこれ。

Batard-Montrachet Grand Cru -Louis Jadot- 2001
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バタール・モンラッシェ。
閉じ気味とのことだったけど、いえいえどうして!
おいしゅうございました。

Kistler Chardonnay -Durell Vineyard- 2004
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カリフォルニアワインの最高峰。
ふくよかで豊かな味わいが口の中に広がる。
完熟したフルーツの香りが花開き、とてもあたたかい感じのするワイン。

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Tokara Red -Tokara- 2005
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南アフリカのワイン。
ケープタウンから車で北へ1時間行ったところにあるワイナリーのもので、
この日ご参加のK先生がワイナリーで直接購入されたそうだ。

ミルクキャンディのようなニュアンスは、乳酸発酵によるもの。
ステンレス樽を使ったモダンな作りだ。
鉛筆の芯、ローズマリー、生肉や干し肉のような香り。
私は葉唐辛子やピーマンのようなニュアンスを感じた。

キッチンではAさんがメイン料理の準備にとりかかる。
丸ごとのウズラは、頭や足をスープ用に。
身の中には、ニンニク、トリュフ、セップ茸、ポルチーニ茸のリゾットを詰め、
手足を縛ってロースト。

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フライパン3つにリゾットで丸々と太ったウズラがぎっしり!

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表面が焼けたら、オーブンヘ。
焼き上がりを待つ間に、
ワインはいよいよこの日の主役、シャンボール・ミュジニーへ。
一つ一つ感想を書いていきたいところなのだけれど、
なぜかろくなメモが残っていない。
シャンボール・ミュジニー祭りのあまりの盛大さにすっかり浮かれてしまったらしい。
例によって詳しいコメントはAさんのブログでどうぞ。

Chambolle-Musigny 1cru Charmes -Frederic Magnien- 2001
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シャルムは水はけのよい石灰質の強い土壌で、
ミネラル感の強いワインができる。
最初はタンニンが強めだが、それがやがてまろやかでやわらかく変化。

Chambolle-Musigny Les Herbues -Fillot de Lagravire- 1999
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99年はグレート・ヴィンテージ。
トリュフや紅茶、鰹節の香り。
熟成ピノ・ノワールらしいエロティックな香りが爆発。
今回はベストのタイミングで開けたとのこと。

Romanee-Saint-Vivant -Champy Pere&Cie-1998
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Aさんがワインにのめりこむきっかけになったワインだそうだ。
が、あまりいい状態ではなかったとのこと。
グラスに顔を近づけるなり、AさんとCさんの間で
「これはダメですね・・・」
というアイコンタクトがあったのだとか。

祭りに興じている間に、ウズラが焼きあがった。
そしてローズマリーとタイムで香りづけ。

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ウズラのロースト(トリュフ、セップ茸、ポルチーニ茸のリゾット詰め)
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オーブンでじっくり焼きあげたウズラには、
頭と足、鶏がらで取ったスープを煮詰めてトリュフを散らしたもの。

中には三大キノコが惜しげもなく使われたリゾットがたっぷり!

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ふと気づくと、隣の席にいらしたK先生がこんなにきれいにナイフを入れていた。

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私のがばっと無造作なやり方と比べて、なんと几帳面なこと!
さすがは医科学研究所で感染症研究をされている大学教授は違う・・・
ウズラの丸焼きの食べ方で、自分の凡人ぶりを再認識(笑)。

皮はパリパリ。
皮際の油が実においしいこと!

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パリッパリの皮に、ふっくらジューシーなお肉。
水分が飛んでしまいがちなウズラのローストだけど、
リゾットの汁気のおかげでしっとりふっくら焼きあがっている。
これは今までいただいたAさんのお料理の中で、最高においしかった!
あんまりおいしくて、骨までしっかりしゃぶってしまいました。

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そしてワインはさらに佳境へ。

Chambolle-Musigny 1er Cru Les Amoureuses -Poulet Pere&Fils 1990
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1級畑でありながら、特級の価値ある畑。
Les Amoureusesの畑は崖の縁で、下には泉があり、
Chambolle(古語で「噴水の地」)を実感するのだとか。

「Les Amoureuses=愛する乙女達」という名の通り、
やさしくエレガントな感じのやわらかいワイン。

Chambolle-Musigny 1er Cru Les Amoureuses -Louis Jadot- 1996
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同じLes Amoureusesでも、こちらはルイ・ジャドのもの。
Aさん、Cさん、絶賛。

大変な絶賛ぶりなので、これはAさんのコメントをそのまま引用してしまおう。

「いやぁ~、こちらは美味しい! 何と美しく優しいワインなんでしょう!
綺麗なルピー色、グラスの液ふちに若干のオレンジ&レンガ色。
まだまだ若いラズベリー、チェリーの赤い果実と
キノコや湿った土っぽい感じが入ってきており、まだまだ若い!
でも美味しい!
鶉も良かったですがやはりこの辺は、
ヤマシギや雷鳥のサミルソースあたりで食べたい衝動にかられました(笑)!
ルイジャドを見直しました!
凄いポテンシャルのあるワインでした!」

デザートはチーズの盛り合わせ。

チーズの盛り合わせ(シェーブルチーズ、ロックフォール、カマンベール)
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青かびチーズのロックフォールにはジャムをたらり。

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このジャム、ナイアガラという葡萄から作ったという珍しいもの。
これにジョスメイヤーのゲヴェルツトラミネールが最高によく合った。

Gewurztraminer Vendange Tardive -Josmeyer- 2006
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・・・お、おいしい!
身体がとろけてワインの雫になってしまいそうなくらい、もう手放しでおいしい。
ロックフォールチーズにかけた葡萄のジャムと一緒に口に含むと、
まさに桃源郷。
前にも書いたけど、
甘いワインがこんなに大好きになるなんて本当に思いもよらなかった。
あまりの陶酔感に、「どれが一番美味しかったですか?」という質問に
「そりゃあもう、ルイ・ジャドで決まりでしょう・・・」
というCさんの確信に満ちた言葉にもかかわらず、
このワインを選んでしまったくらいだ。

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締めくくりはグラッパで。

Grappa -Marchesi de Frescobaldi-
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クセのないまろやかなグラッパ。
「グラッパは白酒に似ている」なんて、
このグラッパの前ではとても口にすることはできない。
これまで飲んだグラッパの中では別格のおいしさ。

いやはや、すごい祭りだった。
シャンボール・ミュジニーだけで実に4本。
バタール・モンラッシェに、キスラー・・・
こんなにまとめてすばらしいワインを飲む機会はもうないだろうな。

P1210013.jpg


なんの知識も経験もない私が飲んでも
ワイン通の方には「豚に真珠、猫に小判」と言われてしまいそうだ。
もうほんとに、私には「口福」があるとしか言えない。
その口福に感謝。

そして何よりも、
すばらしいワインを大放出してくださったFさんご夫妻、
たくさんのおいしいワインを提供してくださったみなさん、
ワインに合わせて美味しい料理をご用意くださり、
自らの知識を惜しげもなく分け与えてくださるAさんに、
心からお礼を申し上げたいと思います。

ありがとうございました!

いやあ、それにしても、美味しかった~

▼ワインについての詳しい解説はAさんのブログで!
北京情報 136 -Special Wine Dinner Part 5 その1-
北京情報 137 -Special Wine Dinner Part5 その2-


▼Aさんのワイン会関連記事:
【A先生家】葡萄酒聚会
【A先生家】五大シャトーセカンドワイン試飲会
【A先生家】五大シャトーセカンドワイン試飲会(お料理篇)
【A先生家】ワイン会(ホワイトアスパラと人生最大最厚ホタテ)
【Pallete Vino(派楽坊)】胡同里的葡萄酒屋
【某日系公寓】戸外焼烤
【A先生家】ワイン会(シャルドネ&ピノ・ノワール)
【A先生家】イタリアワインの会
【A先生家】スペシャルワイン会(オーパスワン試飲会)
【A先生家】ワイン会(リースリングとゲヴェルツトラミネールに酔う)
【A先生家】ワイン会(秋風BBQ)
【A先生家】陽澄湖大閘蟹
【A先生家】ワイン会(テイスティング)
【A先生家】ワイン会(キノコスペシャル)
【A先生家】勝負ワインの会
【A先生家】オールドヴィンテージワイン
【A先生家】ピノ・ノワールとワイングラス


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●書  名:  北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
●発売元:  東洋書店
●形  式:  新書版 184P(内カラー8P)
●価  格:  ¥1100(+税)

おいしいものにありつける幸運――「口福(kou3fu2)」がいっぱい、
おいしいものを食べて「幸福」もいっぱいの
私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。

巻末には、超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリストもおつけしました。

キャッチフレーズは「ガイドブック+1冊」!
る●ぶ+満福、地●の歩き方+満福・・・いろんなガイドブックとペアでどうぞ。
小さくて薄い新書サイズです。
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【データ】とき:1月23日/ところ:-/ねだん:-

今回のワイン会の持ち寄り品種は、ピノ・ノワール。
ワイン会に参加する人はみーんなピノ・ノワールを持ってくるってことは、
つまり30数本のピノ・ノワールが集まるわけで、
さらに言えばピノ・ノワールばかりをずーっと飲むということだ。

これ、嬉しいような、つらいような。
ピノ・ノワールは嫌いではないけれど、
単一品種ばかりを延々飲むのはやっぱりちょっと気が重いかなあ。

さて、それはともかく、
ピノ・ノワールにあわせてAさんがご用意くださった料理は3品。

ポトフ
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バーベキューの時に作ってくださる塩漬け豚バラ肉。
1週間もの時間をかけてじっくり漬け込んであり、実に深い味わいがある。
私はこの塩漬け豚の大ファン。

▼以前BBQのときに食べたもの。
【某日系公寓】戸外焼烤
【A先生家】ワイン会(秋風BBQ)

今回はこのお肉をポトフにしてくださった。
豚バラ肉のほかにも、
鶏肉、ソーセージ、ニンジン、ブロッコリー、セロリ、タマネギ入り。
これをフレッシュなタイムと2日間も煮込んだものだという。
こんな贅沢で手間のかかったポトフ、食べたことない。

これは・・・!
絶品!

塩漬け豚の旨みと野菜の旨みが溶け合って、
お互いに旨みエキスをチャージ合って相乗効果で両者ともにパワーアップ。
塩漬け1週間、煮込み2日間の手間の結晶が
ひとかけらも余すところなくポトフの中に満ち満ちている。

3大キノコ(トリュフ/ポルチーニ茸/セップ茸)と中国キノコのタリアテッレ
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キノコを山ほど使ったパスタ。
生クリームもふんだんに入れたこくのあるソースもキノコの旨み爆発だけど、
最後にあしらったトリュフが止めを刺す。

このトリュフ、Aさんが北京の市場で調達したもの。
P1200688.jpg

どこで買えるかはこのAさんのブログを参考にして発見してください。
ちなみに私はどこか知りません。
「食べる」専門なもので・・・

さてこの贅沢にもトリュフをどっさりかけたタリアテッレを、
ぐるぐるんとかき混ぜて・・・

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いただきまーす。

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お皿の上のキノコ天国。
お口の中で森の恵み祭り。

メインはこれ。

牛肉の赤ワイン煮
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ポトフと同様、2日間煮込んだという牛肉。

ピノ・ノワールは土やキノコっぽい香りがするので、
キノコとゴボウのソテーを添えてある。

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ゴボウはソテーする前にスープで煮てあるそうだ。
ほんのりと甘さを感じたのだが、あの甘さは何に由来しているのだろう。

奥さん、奥さん!
ソテーする時にはこんなワインも使ってましたぜ。

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2日間も煮込んだだけあってほろほろ。
ソースまでパンですくってきれいにいただいた。

ところで、この日のもう一つのテーマ「ワイングラス」。
私はAさんに指名されてワイングラスの実験に参加した。

実験は、アイマスクをした状態で形の違うグラスで同じワインを飲み、
どれがおいしいと感じたかを答えるというもの。

P1200684.jpg

右から①、②、③という順で飲んだのだが、
果たして結果は・・・??

大多数の方がおいしいと感じたのが、③のリーデルのブルゴーニュグラス。
ピノ・ノワールはブルゴーニュを代表する葡萄品種だから、
これが「正解」と言っていいと思う。

ブルゴーニュグラスは、
ぽてっとしたバルーン型で、
ワインが空気に触れる表面積が大きいため、
香りと味がすばやく引き出される。
ぽってりと丸く膨らんでいるので
中に香りをためて複雑な香りを楽しむのにも適しているそうだ。

私の答えは、②だった。
②はボルドーグラスで、
割合すぼまった形のおかげで徐々に香りがたち、
長期熟成ワインをゆっくり楽しむのに向いているのだとか。

私がどうして③のグラスを選ばなかったかというと、
③に鼻を近づけた時にあまりに強烈に香りが迫ってきて、
その香りにあまり好感がもてなかったから。
圧倒的に香りが立って広がりが出たのはよく分かったのだが、
それが好ましく感じられなかったのだ。

でも、このときの実験に使っていたワインは
おいしいと定評のあるSileniのものだったから、
立ち上がってきた香りが好ましくないなんてことはないはずなんだけどね。
事実、大多数の方が③がおいしいと答えているということは、
単に私がこの香りと相性がよくないから、だろうか。

なーんて、言い訳がましくこちょこちょと書いているのは、
外してしまったことが実はかなりショックだったから。
味オンチにはいいグラスも小判で真珠。
・・・って、ダメじゃん、味オンチじゃ。
心の本職、危機。

おかげでその後はなんだか妙に酔っ払って
ただ単に写真を撮って終わってしまったのだった。
いや、最後にへべれけになるのはいつもと同じか・・・

ということで、自分のメモがわりに写真を並べてお茶を濁そう。

まずは自分が持参したもの。

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Aさんの評価もまずまず。
確か150元以下だったと思うので、
コストパフォーマンス的にはまずまずか。

後は写真で。

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これはアフターで飲んだもの。

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ふう、今回もよく食べ、よく飲んだ・・・
Aさん、ご馳走様でした!


▼ワインについての詳しい解説はAさんのブログで!
北京情報 134 - 第26回 北京ワイン会 -

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【データ】とき:1月16日/ところ:-/ねだん:-

北京ワイン会でご一緒するHさんご夫妻の
「モンラッシェ67年と
 ラトゥール64年を開けましょう。
合わせる料理はAさんの手料理で!」
という一言から始まったスペシャルワイン会にお招きいただいてAさん宅へ。

64年と67年だって!
しかもモンラッシェとラトゥールだって!
なんてすごいオールドヴィンテージワイン!

この食事のためにAさんが頭を悩ませて作ってくださったお料理を食べながら、
この素晴らしいワインを楽しむ機会に恵まれた。

生ハムとサラミ、クルミのルッコラサラダ
ブルーチーズのドレッシング マンゴーのピュレを添えて

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これだけでかなりおなかにたまりそうなボリューム満点のサラダ。
クルミ、ルッコラ、ブルーチーズ、マンゴーと、
複雑で豊かな風味が爆発したご馳走サラダだ。

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これに合わせたのは、この華やかにして爽やかなワイン。

Costamolino Vermentino di Sardegna -Argiolas- 2008
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フルーツの濃厚な香りの割りに、飲み口はすっきり。
後に残る苦味が、マンゴーのピュレとマッチ。

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サラダとサルデーニャワインで軽やかにスタートを切った後、
料理はいったんパスタへ。

厨房ではAさんがなにやら作業中。
覗いてみると・・・なんと!

ウニ!

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ウニ!!

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この大連産生ウニをたーっぷりの生クリームソースに惜しげもなく投入。

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そして出来上がったのがこのパスタ。

大連産生ウニのクリームパスタ 
ペコリーノチーズをたっぷりと!

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最後にあしらった生ウニは飾りの領域を軽く超え、
もはやてんこ盛りと言ってもいいくらいの大盤振る舞いだ。

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刺身や寿司もいいけれど、
生でも食べられるような立派なウニをパスタソースに使う贅沢。

Chardonnay Sicilia -Planeta- 2007
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Planetaのワインメーカーズディナーで、
一本ゆっくり飲んでみたい・・・と思って購入したもの。
念願かなって、適温でじっくり味わうことができた。

かなりしっかりした黄色で、暖かいイメージ。
パイナップルやバナナなどフルーツの香り豊か。
ウニとの相性もばっちり。

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そして次は魚料理。
しっかりと臭みを抜く下処理をしたスズキをたっぷりのバターでソテー。

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このソテーと緑鮮やかな野菜が彩りよく盛り付けられて、
見目も爽やかな一皿の出来上がり。

スズキのソテー ブールブランソース
野菜をたっぷり添えて

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香ばしく焼けた皮も、淡白な身も、どちらもおいしかった。
手前にあしらわれている縦半分に割られた野菜は、オクラ。
オクラよ、お前もこんなにおしゃれになれるのか。

ブールブランソースは、
エシャロットを刻んで酸味の強い白ワインか白ワインビネガーで煮詰め、
バターやクリームを加えて作るソース。
バターのこくと酸味のおかげで、
生臭くなりがちな魚料理がぐっとおいしくなるそうだ。

ブールブランソースのボリューム感と爽やかな酸味でいただくスズキのソテーと合わせたのは、
このワイン。

Auxey-Duresses -Morey Blanc- 2005
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すっきりとクールな印象で、ミネラル感あり。

そして、オールドヴィンテージワインの1本目が登場。

Montrachet -Domaine Fleurot-Larose- 1967
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「お酢になってないといいけど・・・」
とオーナーは心配顔だったけど、どうやら大丈夫だったみたい。

文豪デュマをして、「脱帽し、ひざまずいて飲むべし」と言わしめたのは
このモンラッシェだそうだ。
(聞きかじり)

飲み頃は過ぎてしまっていたとのことで、
それはまあ残念だったのだが、
それでも十分飲める範囲でとどまっているあたりがやはり逸品ワイン。
何しろ1967年のものだもの、
少しくらいピークを過ぎてしまうのも当たり前と仕方のない話か・・・
(と、わが身についても思いを馳せてみたりして。)

左からPlaneta、Auxey-Duresses、Montrachet。

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モンラッシェの色は、輝く琥珀色で美しかった。

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最初のオールドヴィンテージを堪能した後は、いよいよ肉料理に突入。
目を疑うほどの巨大な仔羊の肉塊が、
Aさんの手によって変貌を遂げていく。

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表面をカリカリに焼いた後は、
粒マスタードソースを塗りローズマリーをのせてグリル。

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仔羊の香草焼き・ラタトゥイユ添え
フォアグラのソテー・カシスソース マッシュポテト添え

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迫力の一品。
仔羊肉は臭みもなく、そしてやわらか!

逆サイドには、フォアグラのソテー。

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「どうだ!食えるもんなら食ってみろ!」
と仁王立ちで立ちふさがるような力強さに、
「おうよ!食べてやろうじゃないの!」
と俄然食いしん坊魂が燃え上がる。

ワインは当然赤へ。

Chateauneuf-Du-Pape La Bernardine -M.Chapoutier- 2006
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グルナッシュ100%。
カシスソースのかかったフォアグラと好相性。

そしてついに真打登場。

Ch.Latour 1964
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「ラトゥールは大丈夫ですかね?」
とよく分からないながらも質問すると、
「ラトゥールは強いから、大丈夫でしょ。」
とHさん。

長い年月を経てもそうそう容易に味を落としたりしない
名門シャトーならではの強さ、ということだろうか。

「色合いは、レンガ色でまさに年月を経た色合い。
香りは素晴らしく、トリュフ、腐葉土、すみれ、カシス、2Bの鉛筆など
艶かしい香りがプンプンしていて
やはり年月を経たラトゥールは素晴らしく魅力的だと思いました。」
とはAさんのブログからの引用。

これほど絶賛するのは、
Aさんが実は大のラトゥール好きだから。

なんてったって、
「子供の名前を“らとぅる”にしようとした」くらい。
しかし当然ながら、「らとぅる」案は却下。
良識ある(?)判断のおかげで、
Aさんのお子さんは「らとぅる」君になるのを免れた。

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素晴らしい料理とワインの締めくくりはチョコレートケーキ。
翌日のHさんのお誕生日をみんなでお祝いした。

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一緒に飲んだのは、グラッパ。

Grappa di Brunello Riserva -Sassetti Livio-
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実は私、グラッパは白酒に似ていると思っている。
ある時そのことに気づいてから、
白酒に対してそれほど拒否反応がなくなった。
グラッパだと思えば、意外とおいしく飲める。

そして最後にもう一本、
Planetaの飲み疲れしないバランスのいいワインを開けて、
本当に本当の締めくくり。

La Segreta Sicilia -Planeta-2008
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Aさんいわく、
「ayaziさんは本当にいいワインを開ける時に居合わせますよ。」
はい、私は「真有口福」(ほんとにおいしいものにありつく運に恵まれている)。
この福、大事にします。

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【おまけ】
子供たち用にAさんが用意していたハンバーグ。
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こっちもおいしそう!!
(さすがにこれは食べていない・・・)


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【データ】とき:12月26日/ところ:-/ねだん:-

Aさんのワイン会。
今回は着席方式で、勝負ワインを持参というスペシャルな会だった。

私はさんざん悩んだ末に、
ダール・エ・リボというワイナリーが作っている
エルミタージュという自然派ワインを持っていった。
と書くといかにも分かっていそうだけど、
実情を明かせば、
Aさんに銘柄を相談してよさそうなものを選んでもらったのだった。
「馬小屋系変態不思議香自然派ワイン」という勧め文句に惹かれて、
それをネットで購入。
たまたま当日日本からいらっしゃるIさん(この方もワイン会参加者)に
持ち込んでいただいた。
なんともはや、実に他力本願な方法で入手したワインでのエントリー。

今回のワインは、
たまたま面白い組み合わせのできそうなワインが揃ったということで、
二本ずつテイスティングをしていく「ワイン対決」という趣向でいただいた。

まずは泡から。

「気軽な泡対決!」
①Cremat de Loire -Monmousseau-, France 2009
②Green Point Brut Rose, Australia

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①は、さわやかですっきり。
発泡もしっかり。

②のほうは、シャルドネとピノ。
安いけれども品質が高くておいしいとのこと。
ロゼで華やかな色合い、バラ、チェリー、イチゴの香り。

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▼ワインについての詳しい解説はAさんのブログで!
北京情報 129 -第25回 北京ワイン会Special Wine Dinner Part 3 -

お料理は、まずは前菜から。

前菜の盛り合わせ
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ロシア産キャビア・ブリエを添えて
小さな本マグロ中トロ寿司
グージェール(アンチョビ風味のシュー)

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輝く黒い宝石!
あまりに神々しくてちびりちびりと少しずつ味わう。
舌と上あごでゆっくりとつぶすと、
宝石の中から旨みがちゅっと飛び出して口いっぱいに広がる。
そしてシャンパンを一口。
なんて幸せな食事のスタートだろう。

自家製フォカッチャ
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ローズマリーがふおんと香る。
これが自家製、ですか?
グージェールといい、このフォカッチャといい、
お店が開けるくらいの完成度だ。

続いてのワイン対決は、ヴィンテージシャンパーニュどうし。
普通シャンパンにはヴィンテージはつかないのだけれど、
出来のよい年はヴィンテージものになるのだそうだ。

「ヴィンテージシャンパーニュ対決!」
③Taittinger Comtes de Champagne Rose Brut, France 2003
④Dom Perignon Vintage Champagne, France 1996

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③は、フランスのNO.1ロゼシャンパン。
ピンクで赤みがかかった色が美しい。
フランスが暑かった年のものなので、完熟していてアルコール度が高い。

④はドンペリ。
葡萄品種はピノとシャルドネ。
1995、1996、2005年がよい年だそう。
今回の1996年は華やかでよく開いていたとのこと。
気品があって、きりりとして、香りと旨みが攻めてくる感じ。

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ほお~っと夢見心地になったところで、スープが出た。

松茸・干貝柱・鶏肉のスープ
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松茸の香りが襲ってくる。
さっぱりしているけど、旨みの凝縮感があって厭きさせない。

ここでワイン対決はいったん赤へ。
松茸スープが出たので、
その芳醇な香りとよりマリアージュする「変態ワイン」対決となった。

「変態ワイン対決!」
⑤Hermitage -Dart et Ribot-, France 2001
⑥Nude Aglianico d'Irpinia Campania -Catina Giardino-,Italy 2004

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⑤は、私が持参したワイン。
「馬小屋系変態不思議香自然派ワイン」。
Aさんもブログで書いていらっしゃるが、
開けた瞬間はブショネかと思ってヒヤッとしたものの、還元香だったとのこと。
ほっ。

すごく変わった香り。
私には初めての不思議な香りだった。
薬っぽいというのが第一印象で、次がぬか床。
ミントみたいな印象も。
茎っぽい香りがするのは、自然派ワインの特徴だそうだ。
キジ、ヤマシギなどのジビエや、鉄っぽいサミルソースと合うとのこと。

⑥のNudeは、カンパーニャのワイン。
濃いワインで、変態ぶり炸裂。
華やいでいて、果実の凝縮感たっぷり。

自然派のワインに対する私の印象は、「漬物の汁」。
ちょっと饐えたような感じ。
これ、決してけなしているわけではなく、臭いけど旨いという意味だ。
これがつまり、「馬小屋系」、「変態系」ってことだろうか。
Aさん曰く、
「飲んで楽しくならないさみしいワイン。
男同士でジビエをつつきながら『どう、最近?』という感じ。」
「臭得傷心」・・・哀しくなるほど臭い。
繰り返すけど、決してけなしているわけではない。
臭いは旨い、のである。

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さあ、料理はお魚料理へと進む。

ここで恒例のキッチン潜入。
そこには、肉厚帆立とぶりぶりエビが待っていた。

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ソテーの隠し味はゆず香。

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そして添えられたのは、アフリカ産のほくほくお豆。

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帆立貝とエビのソテー
色々な野菜とトマト風味のアフリカ豆添え

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ホタテとエビのおいしさもさることながら、
添えられたアフリカのお豆のおいしいこと!
各種野菜とお豆を煮込んだものはAさんが得意とするところだけど、
このアフリカの豆が加わるとまた一層豊かな味になった。

ホタテとエビに合わせたのはブルゴーニュの白ワイン。

「ブルゴーニュ白対決!」
⑦Puligny-Montrachet Rub Rousseau -Philippe Chavy-, France 2006
⑧Meursault 1er. Cru Les Boucheres -Faiveley-, France 2007

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⑦のピュリニーモンラッシェは、日本では入手困難な一本。
ミネラルが強めで、貝やエビとよく合う。
すっきりとした味わい。

⑧のムルソーは、ナッティでバニラやパイナップルのような香り。
豊かな味わいで、時間をかけてゆっくり飲むワイン。

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隣に座られたWさんが、
「やっぱりブルゴーニュですよ!」
と一言。
自然派ワインの時にしきりに首をひねっていらしたのと対照的だった。

そして再び赤ワインへ。
ここからは怒涛の赤ワイン対決三本勝負。

「ニューワールド ピノノアール対決!」
⑨Sokol Blosser Pinot Noir Oregon, USA 2004
⑩Morton Estate Pinot Noir Hawkes Bay, New Zealand 2005

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⑨のオレゴンのピノは残念ながらブショネ。
でもオレゴンはとてもいいワイン産地。
温暖化でワイン産地は北上していて、
オレゴン、ワシントンあたりからいいワインが出ているそうだ。
カナダも、リースリングやシャルドネがいいとのこと。

⑩のMortonは、ニュージーランドのマルボロー地区のもの。
フレッシュで果実感爆発。
典型的なニュージーランドのピノ。

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ピノノアールは、新世界は力強く、
旧世界はバランスがよくて上品。

新世界のピノを味わった後は、旧世界の赤へ。

「ブルゴーニュ赤対決!」
⑪Gevrey Chambertin "Cuvee de l'Abeille"-Domaine Ponsot-, France 2005
⑫Echezeaux -Mongeard-Mugneret-, France 2006 

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⑪のジュブレーシャンベルタンは、ポンソのビオワイン。
2005年はボルドー、ブルゴーニュともにいい年で、
中国人が先物で買って値上がりしてしまったそうだ。
色は濃い目で、チェリーのような甘めの香り。
ちょっと樽の渋みがあって、タンニンが残り、まだこなれていない感じ。

⑫のエシュゾーは、スーパーワイン。
豊かで果実実があり、これぞピノ、これぞブルゴーニュという一本。
斜め前に座られていたOさん曰く、
「すべてがクリアーでないヴェールのかかった感じ。」
はっきり言わずぼかすことの大人さ、成熟した霞を感じさせる。

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色は薄めで、かつおぶし、ダージリン、梅干のような香り。
いわゆる「薄うまピノノアール」。
苦味もあり、キノコ、トリュフのような香りがアフターで長く残る。

そしていよいよ、ボルドーへ。

「ボルドー対決」
⑬Chateau Lagrange Saint-Julien, France 2006
⑭Chateau Duhart-Milon Pauilac, France 2006

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⑬のラグランジュは、83年がすばらしい出来。
サントリーが買収してからよくなったのだそうだ。
凝縮感あり。

⑭のデュラールミノンは、フランが入っていて若干草っぽい青い感じ。

どちらも典型的なボルドーの2006年、
まだ開くには時間がかかりそうとのことだった。

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そして、なんと偶然にも同じワインのヴィンテージ違いがエントリーされたので、
垂直対決も実現した。

「カロンセギュール垂直対決!」
⑮Chateau Calon-Segur Saint-Estephe, France 2006
⑯Chateau Calon-Segur Saint-Estephe, France 1996

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ハートのエチケットから、「プロポーズワイン」の異名をとるカロンセギュールは、
実はとても固いワインで、6時間前には開けておいたほうがいいという。
開きにくくて身持ちが固いので、「淑女のワイン」とも言うそうだ。
ふーん。

⑮の2006年は栓を開けてから3時間くらいと短めだったこともあって、
まだまだ閉じ気味。
一方の⑯の1996年は、5時間前には開けてあったこともあり、
華やいだ香りがすばらしかった。
お隣のWさんから、思わず「あ~~~」という声が漏れた。

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ところが、私にはピーマンの香りがするように思えて、
どうにもその香りが強烈に鼻にしみついてしまって他の香りまでセンサーが働かない。
私、やっぱり鼻がおかしいのかな。

「レアアイテム」
⑰Turriga Isola dei Nuraghi Sardinia, Italy 2004

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Aさんお気に入りのスーパーサルディニアワイン。
タンニンが強めで口の中に渋さが残る感じ。
Aさん曰く、
「1ヶ月前くらいに立てておいたほうが良かったかなぁ~と言う感じ」だそうで、
今回はちょっと暴れん坊だったようだ。
カシスワインソースと組み合わせると、
タンニンの渋みが口の中で中和される感じでいいそうだ。

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そしてここで、いよいよメイン料理が登場。

牛肉・豚・フォアグラ・トリュフ・キノコのパイ包み
クレームドカシス・赤ワイン・トリュフ・ブルーベリーのソース

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牛と豚のひき肉に、フォアグラやトリュフ、キノコを混ぜ込んで、
ドーム型のパイ包みにして焼き上げるというなんとも手間のかかった一品。

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濃厚なソースが奥行きのある味わいで実に力強く、すばらしかった。
お肉もフォアグラ入りで味わい豊か。

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でもこのソースとのバランスでいくと、
パイ生地の中身が少しだけ、ほんの少しだけ弱かったように思った。
ジビエだとすごくバランスがよかったなんてことを言ったら、
贅沢すぎて罰が当たってしまうかな。

そして、満を持してのボルドーのオールドヴィンテージ対決。

「ボルドー頂上決戦」
⑱Ch Cos d'Estoournel Saint-Estephe, France 1996
⑲Ch. Mouton Rothchild Pauilac, France 1974

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⑱のサンテステフのコス。
まだ若い感じ、あと10年くらいいけそう。
でもとてもよく香ったし、おいしかった。
だんだん朦朧としてきたのか、私のメモにはほとんど何も書いていないので、
またもやAさんの解説を拝すると、
「トリュフ、ローズマリー、ミント、コーヒー、カシス、イチジクなどの香り。
優しいがまだはっきりとしたタンニンや、酸もバランスが良く、
食事と一緒に楽しむに最適なワイン」

⑲のムートンはなんと1974年のもの。
液ふちがレンガ色で、なめし皮、湿った土、きのこ、トリュフの香り。
ということだったのだが、私は正直なところおいしさがよく分からなかった。
飲んだ瞬間に酸っぱいと感じたのと、
麦芽糖水のような薄まった甘い味がすると思ったくらいで、
おいしさのアンテナがそれ以上働かず。
やっぱりオールドヴィンテージを味わうには、
まだ修行が足りないってことだろうか。

なんてことを思えるのも、
実際にオールドヴィンテージを飲む機会に恵まれてこそ。
こんなすごいワイン会に参加できることに、ひたすら感謝である。

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最後のデザートは、チーズの盛り合わせ。

エポアス・レクタン・デンマークブルーチーズ
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ブルーチーズ、くさうま。
これも自家製だという干しブドウ入りのパンに感激。

そして最後に、デザートワインで締めくくった。

「極上リースリング」
⑳Grand Cru Hengst Samain -Josmeyer-Alsace, France 2000

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これがすばらしくおいしかった!
甘いワインのおいしさに開眼。
お隣Wさんからも、何度目かの「あ~~~」。
エレガントで、やさしい甘さ。
ライチやユリ、重油香のする極上リースリングだ。

リースリングの重油香というのを一度かいでみたいと思っていたのだが、
今回このワインでそれが叶った。
「あ、これが重油なんだ!」
とはっきり分かるほどの香りなのだが、
重油の匂いだと分かるのにそれが嫌な感じがしない。

Aさんに教えられて、
ジョスメイヤーのワインを何種類か飲んでいるけれど、
どれもとてもおいしい。
ジョスメイヤーは葡萄本来の姿に戻ろうとしているとてもいいワイナリーで、
このリースリングはそのジョスメイヤーの最高峰でもあるとか。
納得。

今回のスペシャルワイン会、本当にすばらしかった。
さまざまな地域のさまざまな作り手、種類、製法のワインを味わえて、
実にバラエティ豊かで勉強になった。

「一番おいしかったワインは?」
という質問に、私はエシュゾーと答えたのだけれど、
実は最後のジョスメイヤーのリースリングも忘れがたいおいしさだった。
ワイン会に参加するようになるまで、
自分が甘いデザートワインが好きだなんて、思ってもみなかった。
実はずっと、白はすっきりしたのがいいと思い込んでいて、
ライチやバラの香りのするゲヴェルツトラミネールがお気に入り、とか、
華やかなジョスメイヤーのロータスみたいなのをおいしいと思うなんて、
まるで想定外。
華やかで甘い香りなんて自分のパーソナリティとはちっとも合わないけど、
味の好みと自分の個性とはまた別のものなんだなあ。

そんな感慨とともに、恒例の居残り二次会。

『Musckat Bailey-A Pulus 18 de Hosaka -ダイヤモンド酒造- 2007』
『Cheverny -Clos du Tue-Boeuf- 2008』

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さらにワインを開けていただいた上に、
なんと深夜3時頃までお邪魔してしまった。
Aさん、すばらしいワイン会をありがとうございました!


▼ワインについての詳しい解説はAさんのブログで!
北京情報 129 -第25回 北京ワイン会Special Wine Dinner Part 3 -

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【A先生家】陽澄湖大閘蟹
【A先生家】ワイン会(テイスティング)
【A先生家】ワイン会(キノコスペシャル)

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cover_manpuku.jpg
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